冬至とは?2023年の冬至はいつどのように行う?柚子湯やカボチャ料理はなぜ食べる?

2023.11.09
冬至とは?2023年の冬至はいつどのように行う?柚子湯やカボチャ料理はなぜ食べる?

2023年の冬至は12月22日(金)、二十四節気の冬至の入り日で、1年で最も寒い日です。冬の流行り病を祓い、家族の無病息災を祈願します。本記事では冬至とは?2023年の日程や柚子湯やカボチャ料理を食べる意味、簡単美味しいレシピが分かります。

・そもそも「冬至」とは?
・2023年の冬至はいつ?
・冬至の柚子湯やカボチャ料理を食べるのはなぜ?

2023年の冬至は12月22日(金)、二十四節気の冬至に入る最初の日です。
二十四節気は西暦と少しずれるため、毎年確認をすると良いでしょう。

本記事を読むことで、「冬至(とうじ)」とはそもそも何か?2023年の冬至や行う事柄、柚子湯やカボチャ料理を食べる意味や、美味しいカボチャ料理・小豆料理レシピが分かります。
 

2023年の冬至はいつ?

2023年12月:沖縄の旧暦11月カレンダーとは?
◇2023年の冬至は12月22日(金)です

地球の回転軸の傾きにより、一年を通して最も夜が短くなる(昼が長くなる)夏至(げし)、そして最も夜が長くなる(昼が短くなる)冬至(とうじ)があります。

そのため冬至は2023年こそ12月22日(金)ですが、必ず冬至が12月22日である訳ではありません。
天文学的な見地から毎年決まり、12月20日~22日前後が多いです。
 

<2023年冬至:日の出・日の入り>
[地域] [日の出] [日の入り] [昼の時間]
●札幌 ・AM7:03 ・PM16:03 ・約9時間
●東京 ・AM6:47 ・PM16:32 ・約9時間45分
●名古屋 ・AM6:57 ・PM16:44 ・約9時間47分
●大阪 ・AM7:01 ・PM16:51 ・約9時間50分
●沖縄(那覇) ・AM7:13 ・PM17:43 ・約10時間30分

 
高温多湿の南国沖縄でも日の入り時刻はPM17:43、日照時間は約10時間30分ですが、最も昼が短くなるだけあって、早く暗くなりそうですね。

家族で集まり、温かなカボチャ料理や小豆料理をいただきながら、家族で食卓を囲む一日にしてみてはいかがでしょうか。
 

 

2023年の冬至:行事食は何を食べる?

2023年の冬至:行事食は何を食べる?
◇冬至の行事食は、カボチャ料理や小豆料理です

沖縄の冬至「トゥンジー(冬至)」の行事食は「トゥンジージューシー(冬至雑炊)」、特徴としてターンム(田芋)やチンヌク(里芋)などの芋類を焚き込む点があります。

ただ現代は、「ジューシーの素」なども活用するようになり、準備が楽になってきたことから、トゥンジージューシー(冬至雑炊)とともに、全国的な冬至の行事食を楽しむ家庭が増えました。
 

<2023年冬至:行事食>
[行事食] [意味] [具体例]
(1)冬の七草
(冬至七草)
・子孫繁栄
・精力を付ける
カボチャの煮もの
・うどん
(2)小豆料理 ・厄祓い 小豆粥
(3)柚子湯 ・禊(みそぎ)
・体を清める
・苦労が実る
・丸ごと
・半分に切る
網に入れる

 
また一部地域では、冬至にこんにゃくをいただく「砂おろし」の風習もあります。
古くからこんにゃくは腸を掃除する食材とされたため、体内の汚れ「砂」を体の外に出す役割があるのでしょう。
 

 

2023年冬至:冬の七草

2023年冬至:冬の七草
◇2023年の冬至にいただく「冬の七草」は「ん」の付く食べ物です

「運が付く」の縁起物として「ん」の付く食べ物を冬至にいただきます

また、いろは歌、あいうえおなどの最後の言葉が「ん」ですよね。
そのため「ん」は極まれて、再び運が訪れる「一陽来復(いちようらいふく)」の運を運ぶとされてきました。
 

<2023年冬至:冬の七草>
[冬の七草] [読み方]
①南瓜 ・なんきん
(カボチャ)
②饂飩 ・うんどん
(うどん)
③金柑 ・きんかん
④蓮根 ・レンコン
⑤銀杏 ・ぎんなん
⑥人参 ・にんじん
⑦寒天 ・かんてん

 
カボチャ(南瓜)や人参(にんじん)など、「ん」が2つ付く食材もありますよね。
これらは「2倍の運が付く」「子孫が繁栄する(連なるため)」などとされてきました。
ただカボチャは夏野菜なので、かつて長期保存をして冬至に備えていました。

2023年に沖縄のトゥンジー(冬至)に取り入れるならば、トゥンジージューシー(冬至雑炊)に人参を入れて炊いても良いでしょう。

カボチャと小豆のいとこ煮」は、本州では冬至の定番です。
(レシピは後ほど解説します。)
 

 

2023年冬至:小豆料理

2023年冬至:小豆料理
◇小豆(あずき)の「赤」が、邪を祓います

沖縄でも「赤」は邪を祓う食材です。
旧正月などでしばしば、ヒヌカン(火の神)やブチダン(仏壇)へ「赤ウブク(赤ご飯)」を供えることもあるでしょう。

全国的にも小豆の「赤」は厄祓い行事でいただきます。
 

<2023年冬至:小豆料理>
・小豆粥
・カボチャと小豆のいとこ煮

 
沖縄でも小豆は厄祓いの食材ですが、小豆の他にも「古代米」の赤を厄祓いとしていただくことがあります。

沖縄の古代米は白米と一緒に焚き上げるお米です。
白米3合に大さじ2~3杯ほどの古代米を入れて炊き上げると、紫に近い赤色になります。
 

2023年冬至:柚子湯

2023年冬至:柚子湯
◇全国的な冬至では、柚子を浮かべたお風呂に入り健康祈願をします

日が短く最も寒いとされるトゥンジー(冬至)の日、よく温まり風邪を引かないとされる、柑橘系の柚子湯に入る習慣がありました。

所説ありますが一説では江戸時代の銭湯で、冬至の日に柚子を入れたことが2023年の現代まで残っています。
また冬至に柚子湯に入る由来には、語呂合わせの縁起担ぎも多いです。
 

<2023年冬至:柚子湯>
[アイテム] [意味]
・柚子(ゆず)
…融通(ゆうずう)が利く
・柚子は長い年月を掛けて実る
…長い間の苦労が報われる
・冬至(とうじ)
…湯治(とうじ)
※お湯で体を治すこと
風邪を引かない
…体を温める

 
本州では体の不調を感じると、薬湯などのお湯に入り体を癒し治療しました。
この治療を「湯治(とうじ)」と言います。
柚子はそのままお湯に入れれば良いですが、下記のような入り方も良いでしょう。
 

<柚子湯の入り方>
[入れ方] [バリエーション]
①丸ごと入れる ・複数個所に切り込みを入れる
皮を数か所、少し削ぐ
②切って入れる ・半分に切って入れる
・輪切りにして入れる
・切った後、熱湯に蒸らして入れる
③網に入れる ・半分に切って網に入れる
・輪切りにして網に入れる
④一部を入れる ・皮のみ入れる
・絞り汁のみ入れる

 
柚子は柑橘系なので肌が弱い人はかぶれてしまうこともあります。
この場合は網や袋に入れたり、一部を入れるなどの方法で柚子湯に入る方法が良いでしょう。

網に入れると柚子の果肉や種がまとまっていて、掃除がしやすくおすすめです。

柑橘系の柚子は、お湯に入れて入ることで体を温め風邪を引かない、寒さによる乾燥で冬に悩みやすいあかぎれなどにも効果的です。
 

全国的な冬至の行事食

全国的な冬至の行事食
◇カボチャのいとこ煮なら、カボチャと小豆を一度にいただけます

全国的な冬至では、定番のカボチャと小豆を一緒に楽しめる、カボチャと小豆を煮付ける料理「カボチャのいとこ煮」が定番です。

小豆から作ると時間も手間も掛かりますが、小豆缶を使うと簡単にできます。
小豆は粒あんを使用すると良いでしょう。
 

<カボチャのいとこ煮:材料>
①小豆缶(粒あん) …2缶
②カボチャ …1/3~半分
③水 …適量

 
お砂糖で調理している小豆缶を選ぶと、調理でお砂糖を加えずに済み、ちょうど良い甘さになるので、おすすめです。

もしも小豆を戻して調理する場合、一晩水に漬けて柔らかくしてから、翌日に水を流して、再びタプタプの水に入れて煮詰め、お砂糖などで味を調整しながら作ると良いでしょう。
 

「カボチャのいとこ煮」レシピ

◇カボチャは一口大に切った後、簡単にふかすには電子レンジも便利です

鍋に入れて煮るカボチャを煮るならば、皮を下向きにして並べます。
少量の醤油やみりん、お水でカボチャを浸した後、アルミホイルの落し蓋をして煮ることで、少ない水分で煮ることができるでしょう。

ただ、ここではカボチャを電子レンジなどでふかして、小豆缶と併せる簡単レシピをご紹介します。
 

<カボチャのいとこ煮の作り方>
①カボチャを切る ・大きめ
・四角く切る
②電子レンジでふかす ・底に水を入れる
・ラップを掛ける
レンジに7分~10分
・竹串が通るまで
③小豆缶を煮る 小豆缶を鍋に入れる
・適量の水を入れる
・温める
④カボチャを入れる
③の鍋に②のカボチャを投入
・合わせて温める
・塩や醤油で味を調える

 
味を調えながら少し煮たら出来上がりです。
粒あんの茹で小豆缶がすでに甘いので、あまり味を加えなくても美味しく仕上がりますが、調整したい場合はお塩や醤油を垂らして整えます。
 

まとめ:2023年の冬至は12月22日(金)です

まとめ:2023年の冬至は12月22日(金)です
2023年の冬至は12月22日(金)、二十四節気の冬至の入り日が「冬至」なので、沖縄のトゥンジー(冬至)も、全国的な冬至も日程は同じです。

全国的な冬至の行事食は小豆とカボチャなので、カボチャのいとこ煮が定番ですが、胃腸を労わる「小豆粥」をいただくのも良いでしょう。

カボチャのいとこ煮のレシピと同じく、小豆の水煮缶を使い残ったご飯に合わせ、塩や出汁で味を調えながら煮詰めると簡単にできます。
小豆粥は正月明けに胃腸が疲れた二十日正月などでもいただく習慣がありました。
 

 

まとめ

2023年:全国的な冬至の行い方
2023年12月22日(金)
・昼が最も短くなる日
・家族の健康祈願をする

●全国的な冬至の進め方
・柚子湯
・小豆をいただく
・カボチャなど「ん」をいただく

●おすすめの行事食
・カボチャのいとこ煮
(カボチャと小豆)
・小豆粥
・茹で小豆を利用すると便利

 


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