「沖縄で送る年賀状の書き方は?」
「沖縄で年賀状の書き方に失礼な言葉はある?」
「沖縄で年賀状を送るマナーは?」
新年のご挨拶として沖縄で送る年賀状、基本的な書き方マナーを理解して、失礼のないものを送りたいですよね。
日ごろからお付き合いのある人ばかりではないため、失礼な年賀状の書き方で相手を不快にさせてしまうこともあります。
本記事を読むことで、失礼のない年賀状の書き方マナーを理解し安心して年賀状を送ることができます。
後半では最初の挨拶文や、ひと言添える添え書きに適した、相手によって違う例文もご紹介していますので、どうぞ最後までお読みください。
沖縄で送る年賀状の書き方
◇沖縄で送る年賀状は、5つの構成に分かれています
…絵や文章を書く面「裏面」は、5つの構成で進めましょう。
年賀状の正しい書き方は「5つの構成」を理解すると分かりやすいです。
冒頭に「賀詞(がし)」と呼ばれる、お祝いの言葉を大きく書いて、その下に旧年中のお礼「謝辞」を小さい文字で書きます。
①新年のお祝い(賀詞)
新年のお祝いは一般的に「明けましておめでとうございます」ですよね。年賀状で最初に書くお祝いの言葉を「賀詞」と言います。
「明けましておめでとうございます」は万人に仕える賀詞なのですが、「賀正」「寿」「迎春」といった1文字~2文字からなる賀詞は略語にあたり、カジュアルな言葉です。
部下・同僚に「迎春」などを用いても良いですが、上司や目上の方へ送る年賀状であれば「謹賀新年」「恭賀新春」など4文字の賀詞を利用しましょう。
もしくは「謹んで新春のお慶びを申し上げます」など、「謹んで」などの謙譲語や「恭しく」などの尊敬語を用いたご挨拶を欠きます。
②謝辞
賀詞に続いて旧年中のご厚意への感謝と謝辞を書き添えます。一般的には「旧年中はお世話になりました」などがありますね。
より感謝の気持ちを伝えたい時には「いつもお気遣いくださり、感謝の気持ちでいっぱいです」「いつも温かなお心遣いに感謝しています」などでも良いでしょう。
相手との関係性により「おかげさまで、家族みな元気に過ごしています」などの近況報告を添えても良いです。「〇〇様のお心遣いが励みになっています」などと感謝の言葉で締めても、気が利いた年賀状になります。
③相手の幸を願う
感謝の言葉や近況報告をひと言添えたら、相手の一年の幸を祈る一文を入れましょう。「皆さまのご多幸をお祈り申し上げます」などと添える年賀状が多いですよね。
「すばらしい一年になりますように」「充実した一年になりますように」などの例文が多いですが、より具体的に「〇〇様の一年にたくさんの果報が訪れますように」「〇〇様の一年が、たくさんの笑顔で囲まれますように」などもアレンジも心が伝わります。
④今後の願い文
最後に今後も御縁が繋がり、ご指導や変わらぬお付き合いをいただけるよう願い文を添えましょう。
「本年もどうぞよろしくお願いいたします」が一般的ですね。目上の方なら「本年も変わらぬおつきあいをどうぞよろしくお願いします」「本年もご指導のほど よろしくお願いいたします」などの言葉もあります。
同僚・友人なら「今年も切磋琢磨してがんばりましょう」部下ならば「共に飛躍の年にしましょう」などでも良いですね。
⑤日付
最後に元旦の日付です。2025年は「令和7年元旦」になります。
年賀状の書き方として、日付けの左部分には送り主と住所を配置しても良いですが、裏面に送り主・住所を書いても、マナー違反にはなりません。
そこで御縁を繋ぎたい相手への年賀状の書き方では、日付けの横に個別のメッセージをひと言添えると、より好感を持たれるでしょう。
沖縄で年賀状の宛名の書き方
宛名や差出人情報を記載する「表面」はバランスが大切です。住所は2行に収め、バランスを重視しましょう。
年賀状の宛先を書く「表面」は、宛先の住所と氏名、送り主情報を記載します。文字は大きすぎず、宛先の住所は2行で収めてバランスを取る年賀状の書き方がポイントです。
①住所の書き方
住所は2行にまとめるため中文字ほどが適切です。都道府県名から記載し、ビル名などは2行目から書きます。
ビル名など省略する方もいますが、丁寧になるため基本的にはできるだけ省略しません。住所の2行目は1行目から下げます。
②数字の書き方
住所の数字は縦書きならば漢数字が基本です。
年賀状は基本的に縦書きで住所や宛名を書きますが、カジュアルな相手には横書きの年賀状を送ることもあるでしょう。もともと送る相手が友人など気の置けない相手であることが多いため、横書きならばアラビア文字でも構いません。
現代では宛先は縦書き・横書きどちらでも気にする方は少ない傾向ですが、横書きはカジュアルな印象も与えかねません。仕事関係者や目上の人へ送る年賀状は、縦書きを選ぶと尚良いです。縦書き・横書きによって数字の書き方を変えると、見た目にも整います。
③宛名の書き方
年賀状の宛名は中央に大きく書きます。文字の大きさは大文字、宛先(個人名)が中央になるように記載しましょう。敬称は必ず記載します。
肩書きを添える場合には個人名の上が適切です。夫婦・ご家族など連名の宛先であれば左隣りに書きましょう。
④送り主情報
送り主情報は小さくまとめ、左下に切手枠があれば切手枠の幅に納めます。送り主に変化があればひと言添えても良いでしょう。特に赤ちゃんが産まれたなど家族構成の変化、引っ越しなども報告したい変化ですね。
さらに初めて記載する子どもの名前など、必要があればふりがなを添えることも大切です。
⑤年賀状は「朱書き」
郵便局で購入する「年賀ハガキ」であればそのままで良いのですが、市販の官製はがきを年賀状として送る場合には、切手の下に朱書きで「年賀」と書き添えるのもマナーです。
私製ハガキを年賀状にする場合、お年玉付き年賀切手を貼ることができます。もちろん、通常の切手を貼り「年賀」の朱書きをしても構いません。
沖縄で年賀状の書き方の注意点
年賀状の宛先は、肩書きや敬称の書き方に注意をします。「部長・専務」などの肩書きのすぐ下に敬称は書きません。個人名の頭に肩書きを書き、個人名の下に敬称を記載すると良いでしょう。
①敬称
敬称には・様・殿・御中などがありますよね。「様」は目下・目上に限らず全般で使用できますが、「殿」は目下の人への敬称ですので注意をしてください。「御中」は団体、会社、部署などへの敬称です。
例えば取引先への年賀状で「○○株式会社沖縄花子御中」や「〇〇部長沖縄太郎殿」では失礼にあたるNG例です。お名前は「沖縄花子様」、会社名は「○○株式会社○○部御中」となります。
②肩書きに敬称を付けない
肩書きに敬称を付けないよう注意をしましょう。
年賀状では宛名の上に肩書き、宛名の下に敬称を置きます。OK例では「部長沖縄花子様」「○○株式会社○○部 部長沖縄太郎様」などです。
NG例を挙げると「○○株式会社 沖縄太郎部長様」「○○株式会社 沖縄花子」などですね。部長のすぐ後に敬称が付いていたり、敬称の省略は避けましょう。
③「御中」の後に敬称を付けない
「御中」の後に個人名を記載せず、個人への敬称のみで構いません。
御中を付けるのであれば「○○株式会社○○部 御中」となりますが、個人名が続くならば「○○株式会社○○部 部長沖縄太郎様」となります。
反対に「○○株式会社御中 沖縄花子様」と2つの敬称は必要ありません。「○○株式会社御中 ○○部御中」と社名と部名それぞれに付ける必要もないでしょう。一方で部名などに「○○株式会社 ○○部様」と故人への敬称も控えましょう。
沖縄の年賀状の宛名が連名
後ほど詳しく解説しますが、お祝い事である年賀状には、区切り・切れる意味がある句読点を避けなければなりません。そのため句読点を避け、左隣りに家族の氏名を記載しましょう。
①ご夫婦に送る
ご夫婦への宛名で送る場合は、中央が上座になるので世帯主のご氏名を記載します。その左隣が下座です。ご家族のご氏名を記載しましょう。
「沖縄 太郎・花子様」と一列に宛名を記載する方法は避け、「沖縄 太郎様(左隣りに)花子様」となるのが正解です。
基本的に主な宛名が年賀状ハガキの中央に記載し、家族など、連名で記載する人々の氏名は、その左隣りに並べて記載すると良いでしょう。
②ご家族に送る
複数の氏名を並べる場合、向かって右手が上座→左に向かって下座となります。家族の場合は、主な宛名である世帯主の隣りから、左側に配偶者、その左隣りに子ども達…と続けましょう。
③差出人が連名
差出人であっても上座・下座は同じです。左側に家族の名前を記載し、必要があればルビも振ります。
年賀状の書き方で忌まれることは?
年賀状はお祝いであるとともに「一年の計は元旦にあり」とあるように一年の縁起を示す日でもあります。正月三が日の印象や行いが一年を司るともされるため、失礼のない年賀状を送りたいところです。
日頃お世話になっている人々に感謝の気持ちを送り、新しい年も変わらぬお付き合いをお願いする御挨拶文ですので、マナーを意識した年賀状を送りましょう。
①句読点を使わない
おめでたい年賀状では句読点を避けます。お祝い事である年賀状の書き方のタブーは、冠婚葬祭と同じです。「、」「・」「。」などの句読点は「切れる」意味があるため縁起が悪いと考えられています。
②忌み言葉を避ける
冠婚葬祭で避けられる「忌み言葉」は、お祝い事の年賀状でも同じく避けましょう。「去る」も忌み言葉のひとつなので、ついつい使いがちですが「去年」も忌み言葉です。
年賀状では健康伺いの目的もありますよね。けれども「病」「倒れる」なども忌み言葉のひとつなので避けましょう。健康伺いであれば「その後、お変わりはありませんか」「いかがお過ごしでしょうか」などの言葉が適切です。
この他、近況報告の目的もありますが「別れる」「離れる」「倒れる」「残念」なども忌み言葉に入ります。年賀状においてはポジティブな近況報告が良いでしょう。
年賀状では「ますます」などの重ね言葉も忌み言葉にあたります。この他忌み言葉について、詳しい一覧は下記コラムをご参照ください。
③重複表現を避ける
年賀状で間違えやすい表現が重複です。年賀状の文面は日頃書きなれない人も多いので、何気なく書いた文章が重複表現になっているケースも多いでしょう。
・令和六年一月一日元旦
・新年明けましておめでとうございます
・謹賀新年 謹んでお祝い申し上げます
「令和六年一月一日元旦」は「一月一日」と「元旦」が重複しています。「新年あけまして」は「新年」と「明けまして」の重複ですよね。「謹賀新年 謹んでお祝い申し上げます」は、意味が重複するタブーとなります。
年賀状でタブーの書き方は?
年賀状で間違えがあり、修正ペンや修正インクを使用することは失礼にあたります。書き損じハガキの返金はできませんが、郵便局では1枚5円の手数料で新しい年賀状ハガキとの交換ができるでしょう。
現金にはできないものの、年賀状ハガキの交換は何年経っても可能です。年数が経った古い書き損じハガキは、通常の官製ハガキや切手に交換できます。
①修正ペンの使用
何十人と準備をするなかで書き損じが起こりやすいですが、修正ペンの使用は失礼にあたります。書き損じがあれば、新しく書き直しましょう。
書き損じをした年賀状ハガキは、郵便局で交換できます。手数料が1枚につき5円かかりますが、それでも交換した方がお得です。現金交換はできませんが、ハガキ・切手などへ交換できます。
年賀状はお年玉が付いているので、お年玉の当選番号が出てから交換するか否か、決めておくと良いでしょう。
②ボールペンを避ける
冠婚葬祭マナーでボールペンは、カジュアルな筆記用具として避けますよね。年賀状でもボールペンの扱いは同じです。鉛筆・シャープペンも避けましょう。
年賀状で最も丁寧な筆記用具は毛筆です。近年では筆ペンの使用が一般的ではないでしょうか。この他、インクペンも年賀状に使うことができます。
③葬祭を連想する形式を避ける
おめでたい年賀状は薄墨を使用したグレー文字は避けましょう。グレー文字はお通夜の席で香典の表書きに使う色です。本来は黒墨ですが「涙で薄くなった」ことを表します。
そのため薄墨を表現するグレー文字は縁起が悪く忌まれるでしょう。同じく葬儀を表す黒い枠も避けるべきです。
年賀状で間違えやすい言葉は?
年賀状で近年間違えやすい言葉は「コロナ禍」「去年」です。コロナが襲来した翌年の2021年には、年賀状にも「コロナ禍」が記載されることが多くありました。ただコロナも第5類になった2024年度の年賀状では、コロナの話題もぐんと少なくなったでしょう。
①「A Happy New Year」
文章の中で使用する英語文では「A」を先頭に用います。けれども年賀状で賀詞として英語を使う場合、挨拶文として「A」は必要ありません。複雑ですが注意をすると丁寧です。それでは、賀詞として英文の例文をいくつかご紹介します。
「May the new year be filled with happiness(今年もあなたに幸多くありますように)」「New Year’s Greetings(新年のご挨拶)」
「A Happy New Year」を訳すと「良い新年を(お過ごしください)」で、文章内では利用する文言です。
「Happy New Year!」になると「新年おめでとう!」となります。「Merry Christmas!(メリークリスマス!)」 「Happy Halloween!(ハッピーハロウィン!)」と同じ挨拶文です。
②コロナ禍
コロナ禍の「禍」が忌み言葉です。「病」も忌み言葉になるので、基本的にインフルエンザなど流行り病に触れる言葉は避けます。もしも寒いなか相手の健康を気遣う文章を添えたいならば下記のような文例が適切です。
「今年こそ元気な姿でお会いできますように」
「新しい一年は穏やかな一年となりますように」
「人々が心から笑顔になる日々が戻りますように」
またタブーではありませんが、コロナが不幸や忌まわしい状況を連想させてしまうため避けると良いでしょう。
③去年
前年のご厚意へのお礼として「去年はお世話になりました」などの文言を使うことがありますが、「去年」の「去」が忌み言葉です。
「去る」は別れを意味してしまうので、「旧年中はお世話になりました」「昨年は何かとお世話になりまして 誠にありがとうございました」などと言い換えましょう。
年賀状の書き方:挨拶の例文
年賀状で挨拶の書き方は、相手との関係性で異なります。年賀状の挨拶の書き方は、「迎春」や「謹賀新年」などのお祝いの言葉「賀詞」でのご挨拶が一般的です。
また知人友人・家族など、カジュアルな年賀状の書き方でも良い相手には、英語文「Happy New Year!」などもあるでしょう。
①部下など(目下)
部下・目下の相手へ送る年賀状では、シンプルな賀詞でも構いません。1文字であれば「寿(意味:お祝い)」「春(意味:新年)」「賀(意味:喜び事)」などがありますよね。
また2文字の賀詞も多いでしょう。例えば「賀正(意味:お正月のお祝い)」「迎春(意味:春を迎える)」「慶賀(意味:お正月を喜ぶ)」などが一般的です。
②上司など(目上)
上司など目上の相手へ送る年賀状では、新年のご挨拶で敬意を表す・謹みを表す言葉遣いがポイントです。敬意や慎みを表す年賀状の文字には「謹」「敬」「恭」などがあります。
また省略を避けるため上司や目上へ送る年賀状の賀詞は4文字以上、もしくは丁寧な文章で表現すると丁寧です。
例えば「謹賀新年(意味:謹んで新年をお祝いする)」「恭賀新春(意味:うやうやしく新年をお祝いする)」が適切でしょう。
文章で新年のご挨拶をする場合は、「謹んで新春のお慶びを申し上げます」「謹んで年頭のご祝詞を申し上げます」などが一般的です。
③親戚、友人知人
親しい親戚・気の置けない友人知人であれば、カジュアルなお祝いでも構いません。新春に相手の幸せを祈る気持ちで年賀状を送ると良いでしょう。
(明けましておめでとうございます)
・新年おめでとうございます
・Happy New Year!
ただし気の置けない相手であっても、ビジネス関係の相手には目上・目下への言葉遣いを理解して相手に敬意を払い、慎むご挨拶を選ぶとメリハリがついて丁寧です。
添え書きの例文
添え書きは、相手との関係性や立場で変わります。添え書きの内容は、相手の健康や幸せな一年を祈る言葉の他、近況報告や今年の目標、共通の話題を添えると良いでしょう。
できるだけ手書きで、相手のお顔を思い出しながら敬意を持って書きます。
①親戚、知人友人、恩師
どのような相手にも利用できる新年のご挨拶は「昨年はお世話になりありがとうございました」が一般的ですよね。
遠い親戚や恩師など、プライベートな関係性ながらも畏まったご挨拶をする間柄であれば「旧年中に賜りましたご厚情には深く感謝しています」などのご挨拶があります。
相手にご家族がいれば「皆さまのご多幸をお祈り申し上げます」も良いですね。最後に相手の健康と幸福を願い「本年もお互いにとって善き一年となりますように」と締めると良いでしょう。
②会社関係者
年賀状で会社関係者は最も目上・目下に配慮する相手です。上司や目上の相手へ送る年賀状であれば丁寧な文言で感謝を伝えます。
「旧年中の経験を生かし精進してまいります」
一方、比較的関係性が深い同僚であれば一緒に切磋琢磨する関係性として「今年も一緒に進んでいきましょう」の文言も良いですね。年齢が上の同僚には「昨年は公使ともに良い時間をいただきありがとうございました」なども適切です。
部下や目下の相手へ送る年賀状であっても、礼儀ある文章を添える必要はあります。基本的には「今年もよろしくお願いします」です。
一年間で活躍した部下がいれば「旧年中は○○さんのご活躍を嬉しく思っています」と労う言葉も喜ばれます。
③ビジネス(取引先)
取引先などビジネス上の関係者へ送る年賀状は、担当者とどんなに近しい関係性にあっても添え文には配慮が必要です。
基本的には「年頭に際し貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」「昨年は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます」などの文例を用います。
[番外編]近況報告
また昨年の年賀状から、結婚や就職、子どもの入学など、人生の節目を迎えていた人々は、親戚や友人知人への年賀状で近況報告を兼ねると良いでしょう。
本年も親子ともども宜しくお願いいたします」
などです。
また自身の近況報告だけではなく、相手の近況を尋ねる文面や、相手家族の人生の節目や記念事があれば、お祝いの言葉を添えても良いでしょう。
一年の始まりを祝う年賀状に添える言葉は、明るく前向きに相手の心が元気になる・ホッとするひと言を添えるようにします。
[番外編]添え書きのタブ
年賀状の正しい書き方は「賀詞」と呼ばれる年始を祝う言葉の後、旧年中のお礼や相手の一年の幸を願う言葉を添え、最後に日付けを付ける流れです。
日ごろの手紙とは違い「一年の計は元旦にあり」と言うように、年賀状に添える添え書きには、あまり繊細な事柄は控えます。
・病気や怪我
・旧年中の不幸
・結婚や出産のお伺い
現代の事象についても暗い内容は避けましょう。
もしも相手が病気などで気遣いのひと言を添えたいならば、その事象に直接触れることなく、手書きで相手がホッとする・元気になる、前向きな表現をえらびます。
まとめ:年賀状の書き方は5つの構成でまとめます
年賀状は一年間お世話になった人々へ感謝を伝えて、新しい年にも変わらぬお付き合いを賜るようご挨拶をするものです。
基本的なマナーですが、喪中の家では年賀状を送る時期前に喪中ハガキが届きます。喪中のお祝い事は避けられますから、喪中ハガキが届いたら年賀状の送付は控えましょう。
喪中ハガキで初めて故人の訃報に触れた場合には、お線香などの供物を贈りお悔やみの気持ちを伝えることもあります。故人との関係性により判断をしてください。
近年では家族葬も多いですから、葬儀後の喪中ハガキで知る人も多いでしょう。香典や供物の辞退を記載している喪中ハガキもあるので、よく確認をして決めると安心です。
・喪中ハガキが届いたら贈答用お線香を送るのは良い?家族葬では?送るマナーやメッセージ