沖縄で初めての手元供養。想いで分ける5つの選択

2021.09.17
沖縄で初めての手元供養。想いで分ける5つの選択

今、沖縄では手元供養を選ぶ方々が急激に増えていますが、それぞれの場面で選択肢がさまざまにあります。どのように手元供養を進めれば良いのか…、迷ったままの方も多いですよね。今回は、それぞれの目的や思いで選ぶ5つの選択シーンと種類をお伝えします。

今、沖縄では手元供養を選ぶ方々が急激に増えていますが、ひと口に手元供養と言っても、それぞれの場面で選択肢がさまざまにあります。どのように沖縄で手元供養を進めれば良いのか…、迷ったままの方も多いですよね。

沖縄で人気が高い手元供養の種類では、常に一緒に過ごすことができるペンダントタイプの他、小さな祭壇(骨壺)などがあります。

また、沖縄ではこのような手元供養の種類の他、分骨にするか粉骨にするか…、なかには遺骨のないお仏壇まで、選択肢はさまざまです。

今回は、今沖縄でニーズの高い手元供養について、それぞれの目的や思いで選ぶ5つの選択シーンと種類をお伝えします。

粉骨と分骨の選択

粉骨と分骨の選択
現代沖縄で手元供養を選ぶ人々の多くは、ご遺骨を自宅に残す方法が多いですよね。

納骨できないまま、沖縄で結果的に手元供養になってしまった事例では、大きな骨壺がそのままお仏壇に安置している状態もありますが、今、敢えて沖縄で手元供養を選ぶ人々の多くは、粉骨若しくは分骨をして、小さな骨壺で手元に残しています。

小さな骨壺で安置するので遺骨を粉砕するか、分骨をしてその一部を家に置くからです。

【 沖縄で初めての手元供養☆分骨 】

(1) 分骨 … 火葬の後、遺骨の一部を持ち帰る方法です。残りはお墓に納骨されたり、自然葬にする事例も多くあります。

→ 火葬をした時に兄弟がそれぞれに残されたご遺骨の一部をもらい、それぞれに供養をする方法など多いです。

※ 分骨の場合、残された遺族それぞれがなかなか集まることができない遠方同士、バラバラで暮らしている場合などで見受けられます。

沖縄で最近、手元供養を選ぶパターンでは、それぞれが分骨をして小さなお仏壇を迎えて供養しながら、一年忌や清明祭(シーミー)、旧盆などの供養行事になると、お互いにインターネットで繋ぎ、「リモート供養」を行う流れも出てきました。

ちなみに沖縄で分骨による手元供養を選ぶ時には、大日如来様が座を組んでいる姿に似ているとして、喉仏を選ぶ方が多いです。

一方、最近になって沖縄で増えてきた手元供養の方法が、粉骨です。粉骨を選ぶことで、例えばネックレスなど、ごく小さなものでも入ります。

【 沖縄で初めての手元供養☆粉骨 】

(2) 粉骨 … 遺骨を粉にする方法で、海葬や自然葬などで粉骨した場合に、その一部を手元に残す事例も多いです。

→ 自分で粉骨もできるものの、一般的には粉骨業者に依頼します。料金は平均的に1万円~3万円ほど、2万円台が平均値ではないでしょうか。

※ 沖縄の手元供養では、粉骨の立会いができる業者、遺骨を遠隔で郵送によるやり取りができる業者など、サービスはさまざまです。

粉骨専門ばかりではなく、供養や納骨に関わる霊園・お仏壇販売店(特に手元供養の仏壇や仏具を扱っているお店)などで、粉骨や供養まで請け負ってくれる、相談に乗ってくれる業者もあります。

沖縄でも手元供養の仏壇・仏具を扱うお店永代供養を受け付けてくれる霊園で相談をしてみてはいかがでしょうか。

 

イフェー(位牌)なき手元供養

イフェー(位牌)なき手元供養
沖縄ではトートーメー(位牌=イフェー)問題が深刻化していますが、そもそもイフェー(位牌)に固有名詞を掘らない選択をする家が見られるようになりました。

今までの継承すべきトートーメー(位牌=イフェー)を永代供養し、近しい家族のみを供養する方法として、沖縄では手元供養を選ぶ人々が増えています。

なかには海葬や自然葬により、「遺骨のない沖縄の手元供養」の選択も登場しました。

【 沖縄で遺骨を残さない手元供養 】

★ そこで新たにイフェー(位牌)を仕立てる方々もいるが、子や孫に再び継承問題が起きることを懸念して、そもそもイフェー(位牌)に名前を彫らない選択も増えています。

→ 沖縄には先祖崇拝の信仰もあるため(だからこそトートーメーの継承問題がある側面もあるものの)、イフェー(位牌)をひとつのヤー(家族)を守る神様のような、祈りの対象として捉え、後々、子や孫が継承で困らないように、名前を載せないと言う選択です。

沖縄では、名前なき神様としてのトートーメー(先祖崇拝としてのイフェー=位牌の存在)や、イフェー(位牌)なきお仏壇は、難を唱える親族もいるかもしれません。

そのなかでも敢えて沖縄でこのような手元供養を選ぶ背景には、現代の若い世代において、門中やヤー(家)、昔ながらのしきたりよりも、より故人へ向けた供養、自分の気持ちを重視する人々が増えていると言えます。

 

小さなお仏壇を迎え入れる

小さなお仏壇を迎え入れる
また、沖縄ではお仏壇を迎えた手元供養も多いですよね。沖縄に今も色濃く残る先祖崇拝信仰も影響しています。

トートーメー(先祖代々などの沖縄位牌)を永代供養して、近しい故人を沖縄で手元供養した事例では、残った骨壺ではなく、近しい家族(両親、パートナーなど)の魂を入れた単独の唐位牌や、祈りの象徴としての名のなきイフェー(位牌)を据える事例が多いです。

【 沖縄で初めての手元供養☆小さなお仏壇 】

★ 本州では檀家から独立し、無宗教として手元供養を選ぶ家が多い一方、沖縄ではそもそも檀家制度がありません(その縛りが門中のしきたりとも言えます)。

→ そのため最初に沖縄で手元供養を選択してしまえば、後は遺族の想いをより自由に反映している傾向です。

※ 先祖崇拝としての沖縄のお仏壇は、「ヤー(家)を守る神様」としての存在です。そのため故人のみを偲ぶ小さなお仏壇よりは、中くらいの棚上仏壇などのモダン仏壇が多い傾向にあります。

一方で沖縄の手元供養を、より純粋に故人を偲び弔いたい想いから選んだ方々の場合、イフェー(位牌)もない、小さな骨壺と故人の写真、香炉などのシンプルで小さなミニ仏壇で祀ることが多いです。

 

ペンダントで故人と共に生きる

ペンダントで故人と共に生きる
沖縄では、特に子どもの手元供養が多いですよね。

その背景には「子ども(3歳・7歳など、年齢はさまざま)のうちに亡くなった魂は、門中墓に入ることができない」とするしきたりを、時代が変わった今も残す門中も多いからです。

子どもが門中墓に入れない場合、多くの門中で墓地内に小さな祠を設けて納骨します。けれども「祠にひとりでは可哀想」との感想や、そもそもお墓に入れないことに違和感を抱く親も、現代では多いです。

このような我が子を弔う沖縄の手元供養では、ペンダントを選ぶ傾向にあります。

【 沖縄で初めての手元供養☆ペンダント 】

★ このような子どもを弔う事例の他、沖縄でパートナーの手元供養を選んだ場合にも、その後の人生の喜怒哀楽を共に過ごす象徴として、ペンダントタイプは人気です。

→ なかには共に火葬ができる木のペンダントなども見受けられます。

※ ただこれから生きる身としては、これからどれだけの年月を生きるか変わらない時間のなか、後生大事に持ち歩きたいものとして、丈夫なシルバーやプラチナは選びやすいのではないでしょうか。

沖縄でペンダントによる手元供養を選んだ場合、粉骨して遺骨をごくごくコンパクトに収納するため、粉骨費用は別途掛かることもあります。

【 沖縄で初めての手元供養☆ペンダント供養の料金目安 】

★ 粉骨費用(1万円~3万円目安) + ペンダント2万円~7万円 = 3万円~10万円

…以上が目安ですが、この場合ただ粉骨してペンダントの収納しているだけですので、お供養を希望する方は、お供養代金が別途掛かる可能性もあります。

 

沖縄で手元供養により残した遺骨をどうするか

沖縄で手元供養により残した遺骨をどうするか
沖縄で手元供養を選ぶ時に、注意をしたい事柄が、残したご遺骨の行く先です。パートナーや子どもなど、ごく近しい家族であれば愛着を感じるご遺骨ですが、直接知らない身としては抵抗を持つ方々が多いのも事実ではないでしょうか。

そんななか沖縄で手元供養を選ぶとなれば、自分亡き後に供養をしていた故人のご遺骨が残ってしまうことになるので、その後の処遇を最初に決めなければなりません。

【 沖縄で選ぶ手元供養☆その後の処遇 】

(1) 海葬や自然葬で遺骨を撒いてもらう

→ ご遺骨は自然へ返されますので、その後、子どもや子孫が継承をすることはありません

(2) 門中墓(先祖代々墓)に自分と共に納骨してもらう

→ 故人への想いが強く納骨ができなかった人に多い選択で、自分が亡くなるまではパートナーと共に過ごし(手元供養)、亡き後は従来のしきたり通りに先祖代々墓や門中墓に一緒に納骨してもらいます。

(3) 自分と共に永代供養をしてもらう

→ 自分亡き後に霊園などの永代供養をお願いして、永代供養墓(合祀墓)に入る選択です。

※ 10年・50年など一定年数はお墓に入り、その後は更新しなければ自動的に合祀される、コンパクトな個人墓に一緒に入る選択もあります。

…などなどがあります。

沖縄で手元供養をした後、主に供養をしていた家族が亡くなった時の選択は上記のようにさまざまありますが、それぞれにメリットもあればデメリットもあることは否めません。

詳しくは別記事「沖縄で手元供養を選んだ後、残された遺骨5つの選択」でお伝えする予定です。楽しみにお待ちください。(後ほどアップします。)

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で初めて手元供養を選ぶ時、粉骨か分骨かなど、5つの選択肢それぞれのシーンでの種類をお伝えしました。

沖縄では手元供養を選択することにより、門中のしきたりから独立することができます。そのお陰で自由に故人を弔う選択肢が再び与えられるため、よりそれぞれが近しい故人を純粋に偲び弔い、供養したい想いが反映されるとして、現代沖縄でニーズが高まりました。

またトートーメー(先祖代々の沖縄位牌)はヤー(家)から出してはいけないとされる沖縄で、手元供養を選ぶことで、後々の引っ越しにも対応できるとして選ぶ事例も見受けられます。

より近しい故人の魂に焦点を当てた、沖縄で注目される手元供養です。一度、検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

沖縄で手元供養を選ぶ時の選択肢と種類

・粉骨か分骨か
・新しい位牌を作らない、位牌に名前を彫らない選択
・小さな仏壇を迎え入れる
・ペンダントなどで共に過ごす
・残した遺骨を後々どうするかも選んでおく

 


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