【沖縄ペット供養】四十九日までにペットの魂を感じた3つの体験談

2021.11.27
【沖縄ペット供養】四十九日までにペットの魂を感じた3つの体験談

沖縄ではペット供養でも四十九日までは魂がこの世に残るとされてきました。そのためか四十九日までには、不思議な体験も多く聞かれますよね。このような話を聞くと体が目の前にないだけで、魂は存在していると思えて悲しい時間の糧にもなります。そこで今回は、沖縄でペット供養を通して悲しみを乗り越えた家族による、四十九日までに魂を感じた体験談をお伝えします。

沖縄ではペット供養を執り行う家庭が大半を占めていますよね。多くは病院で沖縄のペット供養施設を紹介され、流れのままに火葬を行いご遺骨を引き取る流れです。

ご遺骨を引き取った後は、自宅の庭にお墓を建てたり、沖縄ではお仏壇に祀りペット供養を行う家庭が多いですが、四十九日まではただただ、愛犬の遺骨を前にして立ち止まる方もいらっしゃるかもしれません。

沖縄ではペット供養でも四十九日までは魂がこの世に残る、もしくは自由にあの世とこの世を行き来できる時期です。そのためか、四十九日までに不思議な体験も多く聞かれます。

このような話を聞くと、魂はやはり存在するのだと、温かな気持ちになりますよね。体が目の前にないだけで魂は存在していると思えば、少し悲しい時間の糧にもなります。

そこで今回は、沖縄でペット供養を通して悲しみを乗り越える家族による、四十九日までの不思議な体験をお伝えします。どうぞペットロスを乗り越える一助としてください。

父を迎えに来た、亡き愛犬

父を迎えに来た、亡き愛犬
Oさんの愛犬ビット(以下仮名)はある日突然血を吐き、連れて行った病院で「明日まで持たない」と告げられてしまいます。

けれどもビットは頑張りました。Oさんの必死の看病もあり、病院と自宅を行ったり来たりしながら、ビットはOさんにそれから二週間の時間をくれました。

そしてビット亡き後、Oさんは沖縄のペット供養施設で火葬を行い、納骨堂(棚)へ安置することに決めます。

これは突然のことで愛犬ビットの死を受け入れることができず、24時間遺骨と共に悲しむ日々から解放されたいOさんの想い、そして少し悲しみから離れる大切さに気付いてのことでした。

Oさんに起きた不思議な体験は、近所の納骨堂にビットの遺骨を納め、日々手を合わせに通っていた、愛犬ビットの四十九日の日です。

【 沖縄のペット供養。父と並んで歩くビット 】

● 愛犬ビットの四十九日の日、Oさんのお父様が亡くなります。Oさんのお父様と愛犬ビットは一日中遊ぶと並んで寝ている…、そんな二人でした。

Oさんは「あ、ビットがお父さんを迎えに来てくれた。ビットはお父さんが安心してあの世へ行けるよう、隣に寄り添い連れて行ってくれたんだ。」

そんな風に、ピンと来たのです。

「Oちゃん、今日はビットの四十九日でもあるでしょう?気分転換に手を合わせに行って来たら?」お姉さんにそう言われたOさんは、姪っ子・甥っ子とともにビットの納骨堂を訪れました。

お通夜の悲しみのなか、まだビットへの哀しみも癒えていないはずなのに、不思議とビットの遺骨へ手を合わせると心が安らぎ、助けられている自分に気付きます。

あの日、Oさんは心の深い部分から「ビットがお父さんを迎えに来てくれたんだ。安心してって寄り添っている。」そう確信しました。不思議です。

純粋に家族を愛するビットの魂は、身体を失って魂になっても尚、家族を見守り癒し寄り添ってくれている…。

動物ってすごいな…。」

あの日を思い出す度に、Oさんはしみじみ思います。

お父さんと一緒に旅立ったゴン

旦那様と共に逝く愛犬ゴン
子ども達はみな独立し、夫婦二人暮らしだったYさん夫婦。旦那様の大腸がんが見つかったのは5年前のことでした。

高齢のため癒着を起こし、手術をしても癌は残されたまま…。自宅治療を行いながら、少しでも進行を止めることになります。

夫婦の愛犬はゴン(以下仮名)。若い頃から何度も睾丸手術を行う体の弱い子でしたが、もう18歳、長く生きてくれました。

旦那様は闘病中も毎日ゴンを胸に抱えて散歩をし、ゴンも静かに入っています。夜は必ず、旦那様の足元に寄り添って眠っていました。

そして旦那様や奥様も、弱ってオムツに粗相をすると、抱きしめながらお風呂で夫婦でゴンを洗い、「ちゃんと出たね、良かったね。」と抱きしめる日々です。

けれども、旦那様の最期は突然訪れました。

【 沖縄のペット供養。旦那様とともに 】

● 前日まで息子とお刺身を食べていた旦那様が、突然誤飲により病院へ運ばれ、その翌朝、息を引き取ります

奥様は、お医者様に「今晩は大丈夫ですから、少し眠られては。」と促され、息子と交代して自宅へ、緊急帰宅した娘とともに自宅へ帰り、眠っていました。「朝5時には出るから、起こして。」と娘に言っていて、仮眠と取る程度です。

翌朝5時、少し眠り込んでしまった奥様がピーンと言う音を感じて目覚めると、足元でゴンが動かなくなっていました。

奥様はゴンを腕に抱いて何かを感じます

暫くゴンを抱きしめて娘にゴンを託し病院へ行くと、病院では旦那様が亡くなっていたのです。

「あぁ、ゴンはお父さんを待っていてくれたんだ。一緒に行ってくれたんだ。」、奥様はそう思います。

旦那様と愛犬ゴン、一緒に暮らしていた家族を一度に失う哀しみは計り知れません。けれども「ゴンが旦那様を待ってくれていた」と感じると、不思議と哀しみは二倍なるのではなく、少しの哀しみをゴンが持って行ってくれたような気がしたそうです。

沖縄でペット供養施設を利用してゴンの火葬を行い、今、ご自宅には旦那様のお仏壇の横に旦那様とゴンと、ふたつの遺骨が並んでいます。

まだ旦那様の遺骨もゴンの遺骨も納骨は考えられませんが、いつか旦那様の納骨とともに、ゴンの手元供養を検討していることを伝えてくれました。

いつもの散歩道

いつもの散歩道
いつもと変わらない日常、まだ独身のUさんは実家からお母様に見送られ、作ってもらったお弁当を持参して会社へ行きました。

何事もなく一日が終わりホッと一息、「今日のお弁当はチーズの入った焼きおにぎり!美味しかった~、明日も頼もう…。」と思っていたそうです。

チーズの入った焼きおにぎりは、高校時代からUさんが好きなお弁当のおかずでしたが、「朝から時間が掛かる!」と言って、お母様はなかなか作ってくれないメニューでした。

けれどもたまたまその日は「何か早く起きちゃって…。」と、さつま芋の煮物やコロッケに焼きおにぎりと、Uさんの好物ばかりです。

【 沖縄のペット供養。ロンはもう… 】

● 「さてっと!」

車で自宅近くの駐車場まで帰り徒歩で歩いていると、目の前の通りからお母様と愛犬ロン(以下仮名)が散歩で通り過ぎました

「お母さーん!」

Uさんが言うと、お母さんとロンはUさんの方を向き、笑顔で手を振って通り過ぎます。もちろんUさんも元気に手を振り返しました。

そして通り過ぎた時、「あれ?」とUさんは気付いたのです。

ロンって…、二週間前に亡くなったよね…。」

急いで帰宅すると、Uさんのお母様は突然の出来事で病院へ運ばれており、間もなく息を引き取りました。

Uさんのご家族もお母さんの葬儀の後、沖縄のペット供養施設でロンを火葬して、今は手元供養として4つのキーホルダーに分け、家族ひとりひとりがロンの遺骨を分けています。

Uさんも不思議と「お母さんはロンと幸せな気持ちであの世へ向かったんだな。」と実感したそうで、悲しみが少し癒された体験だと伝えてくれました。

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で増えるペット供養について、愛するペットが旅立ってから四十九日までに体験した、不思議ながらも温かなお話をお伝えしました。

不思議とどの体験談も愛するペットが大切な家族が旅立つ時、迎えに来てくれていることが印象深いのではないでしょうか。

ただ沖縄で行われるペット供養は、ワンちゃんばかりではありません。今回は全てワンちゃんとの不思議な体験をお伝えしていますが、猫ちゃんなどとの体験談もあります。

また、後ほどお伝えしていきますので、どうぞお待ちください。

まとめ

ペットとの四十九日までの不思議な体験談

・四十九日にお父様に寄り添ったビット
・旦那様とともに旅立ったゴン
・お母様を迎えに来たロン


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