お雛様はいつから飾ればいい?2026年のひな祭りの準備と並べ方

お雛様はいつから飾ればいい?2026年のひな祭りの準備と並べ方

2026.01.22

2026年のお雛様はいつ飾るのが良いのでしょうか。 2026年2月19日からはじまる「雨水の時期」を目安にした飾り始めの考え方や、関東・関西の並べ方の違い、沖縄の旧暦3月3日「ハマウイ」とひな祭りの祝い方まで、分かりやすくまとめました。

本記事では、2026年のお雛様を飾り始めるおすすめ時期をはじめ、関東・関西で異なる並べ方の基本、沖縄ならではのひな祭り事情までを分かりやすく解説します。

また、旧暦3月3日に行われる沖縄の年中行事「ハマウイ(浜降り)」についても触れ、
新暦のひな祭りとの違いや、2026年の過ごし方のヒントも紹介します。

2026年のひな祭りを、迷わず・気持ちよく迎えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

◇一般的には立春を過ぎた2月中旬から2月末にかけてがよいとされています。
ただし、お雛様を飾る時期は、地域や家庭の伝統によって多少の違いはあるでしょう。
立春は暦の上で春の始まりを意味し、ひな祭りの準備を始めるのにふさわしい節目と考えられています。

この時期に飾ることで、厄を払い、新たな春を迎える準備が整うといわれています。

雛人形には、厄除けや子どもの健やかな成長を願う意味が込められています。
そのため、ひな祭り直前に慌てて飾るよりも、少し余裕をもって準備することが望ましいとされています。

 古くからは、
 ● 飾る時期を逸すると、願いが十分に届かない


といった言い伝えもあり、できるだけ早めに飾り付けを行うことが大切とされてきました。

現代では、2月の最初の週末を利用して、家族そろって飾り付けを行う家庭も増えています。

 ●週末にまとめて行うことで、無理なく準備ができるだけでなく、ひな祭りを迎える意識を家族全員で共有することができます。

子どもにとっても、雛人形を一緒に飾る時間は、日本の伝統文化に触れる貴重な機会となるでしょう。

◇一方で、あまり早く飾りすぎると、埃や湿気の影響を受けやすくなります。
特に日本は湿度が高いため、飾った後の管理にも注意が必要です。

 ● こまめに埃を払う
 ● 湿気がこもらないよう換気をする
 ● 直射日光を避ける

こうした点に気を配ることで、大切な雛人形を長く美しく保つことができます。

このように、雛人形を飾る時期には「いつ飾るか」だけでなく、準備をする過程そのものにも意味があります。
家族で季節の行事を迎える時間として、無理のない形で大切にしていきたいですね。

お雛様は、女の子の初節句を祝うために祖父母が購入することが多いとされています。
なかでも母方の祖父母が贈るという習慣は、全国的によく知られています。

ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、必ずしも決まりごとではありません。
近年では、家族の考え方や住環境に合わせて、さまざまな選び方がされています。

近年はライフスタイルの変化により、次のようなケースも増えています。

 ● 両親が相談して購入する
 ● 祖父母と両親で費用を分担する
 ● 飾る場所や住宅事情を考慮して両親が選ぶ

お雛様は、女の子の健やかな成長と幸せを願う象徴です。
そのため、形式にこだわるよりも、家族が無理なく納得できる形を選ぶことが重視されるようになっています。

雛人形の贈り方や購入時期には、地域差がある点にも注意が必要です。

 ● 関東:初節句の前までに贈るのが一般的
 ● 関西:初節句当日に贈ることが多い

こうした違いを知らずに進めると、行き違いが生じることもあります。
だからこそ、誰が・いつ・どのように用意するのかを事前に話し合っておくことが大切です。

最終的には、家族全員の気持ちが反映された形でお雛様を迎えることが、初節句にふさわしい在り方と言えるでしょう。

◇2026年のひな祭りは、例年通り3月3日(火)に行われます。
ひな祭りは、日本の伝統的な年中行事のひとつで、女の子の健やかな成長と幸せを願う大切な日です。

桃の節句」とも呼ばれ、春の訪れを祝う意味も持ち、この日には家庭で雛人形を飾り、特別な食事を囲んでお祝いするのが一般的です。
ひなあられやちらし寿司、はまぐりのお吸い物など、季節を感じる料理を用意する家庭も多いでしょう。

◇ひな祭りの起源は平安時代にさかのぼります。
当時は「雛遊び」と呼ばれる、紙の人形を使った遊びが行われており、これが時代とともに変化し、現在の雛人形を飾る風習へと受け継がれてきました。

 ●雛人形は、平安時代の貴族の装束を身にまとった人形で、内裏雛(天皇・皇后)を中心に、三人官女や五人囃子などが段飾りで並べられるのが一般的です。
 …その姿には、子どもを災いから守り、健やかな成長を願う意味が込められています。

また、ひな祭りの前後には、地域によって関連する展示や催しが行われることもあります。
神社や寺院で雛人形が公開されるなど、地域ごとの風習に触れられる機会となる場合もあるでしょう。

ひな祭りは五節句・雑節のひとつ

◇ひな祭りは、古くから日本の伝統行事として親しまれており、毎年3月3日に行われる行事です。
女の子の健やかな成長を願い、雛人形を飾る風習が広く根付いています。

ひな祭りは、日本の年中行事の中でも「五節句」のひとつに数えられる日です。
五節句とは、季節の節目を意識し、無病息災や豊作を願うために定められた重要な日を指します。

この考え方は、古代中国の暦や風習の影響を受けながら、日本の暮らしの中に取り入れられてきました。

節句の名前日付
人日の節句1月7日
上巳の節句3月3日
端午の節句5月5日
七夕の節句7月7日
重陽の節句9月9日

上巳の節句にあたるひな祭りは、特に女の子の健康と幸せを祈願する日として、古くから日本の家庭で大切にされています。この日は、厄払いの意味を込めて、雛人形を飾り、白酒や菱餅を供える風習が続いています。

◇ひな祭りは、五節句のひとつであると同時に、雑節(ざっせつ)としても意識されてきました。
…雑節とは、二十四節気を補うかたちで設けられた、暮らしの目安となる日を指します。

農作業や日々の生活の節目として活用されてきた雑節の考え方の中で、ひな祭りは春の訪れを告げる行事のひとつとして位置づけられてきました。

◇2026年のひな祭りに向けて、お雛様を飾る時期としてよく挙げられるのが「雨水(うすい)」です。
雨水は二十四節気のひとつで、雪が雨へと変わり、春の気配が本格的に感じられ始める時期を指します。

お雛様は、この雨水の頃に飾ると縁起が良いとされ、ひな祭りの準備を始める目安として親しまれてきました。

◇雨水にお雛様を飾ると良いとされる理由は、水と厄払いの考え方にあります。
ひな祭りの原型である「流し雛」は、人形に厄を託して水に流す行事であり、雛人形は古くから水と深い関わりを持つ存在でした。

雨水はその名の通り「水」を象徴する節気であり、この時期に雛人形を飾ることで、
災いを遠ざけ、健やかな成長や良縁を願う意味が込められてきたと考えられています。

また、気候的にも極端な湿気や寒さが少なく、人形を飾り始める時期として無理がない点も理由のひとつです。

◇2026年の雨水は、2月19日(木)から始まります。
この日以降を目安にお雛様を飾れば、無理なく、縁起も意識した準備ができるでしょう。

節気期間意味
初候・2月18日~22日・土脉潤起
(つちのしょううるおいおこる)
(土が潤いを増す時期)
中候・2月23日~27日・霞始靆
(かすみはじめてたなびく)
(遠くに霞がかかる様子)
末候・2月28日~3月4日・草木萠動
(そうもくめばえいずる)
(草木が芽吹き始めること)

この時期にお雛様を飾ることは、春の訪れを感じさせると同時に、健やかな成長と発展を願う意味が込められています。

雨水にお雛様を飾ることは、女の子の健やかな成長や幸せを願う象徴的な行為であり、古くから受け継がれてきた日本の伝統文化を大切にする心を育むことにも繋がります。

お雛様の飾り方には、古くから受け継がれてきた伝統的な並べ方と、住環境に合わせた現代的なアレンジがあります。
まずは基本となる配置を知り、そのうえで無理のない形を選ぶことが大切です。

◇伝統的な雛人形は、段飾りで並べるのが一般的です。
これは平安時代の宮廷生活を表したもので、それぞれの段に役割を持つ人形が配置されています。

最上段には、天皇と皇后を表す内裏雛(男雛・女雛)を中央に配置し、その下に三人官女、五人囃子と続きます。
さらに段が増える場合は、随身や仕丁などの従者が並び、雛人形の世界観を整えます。

人物役割
最上段・お内裏様
・お雛様
・天皇と皇后を表す
二段目・三人官女・天皇と皇后を支える
三段目・五人囃子・宴を盛り上げる
四段目以降・随身や仕丁・雛人形の世界を豊かに演出

この配置は単なる飾りではなく、子どもの健やかな成長や家族の安泰を願う意味が込められています。

◇近年は、住環境に合わせてコンパクトに飾るスタイルも増えています。
アクリルケース入りの雛人形や、ミニサイズの段飾りなどは、省スペースでも飾りやすい点が特徴です。

また、色合いや素材にこだわり、インテリアと調和させる工夫をする家庭も見られます。
ただし、アレンジを加える場合でも、内裏雛の位置関係など、基本的な配置の意味は崩さないようにしましょう。

 加えて、飾る場所にも注意が必要です。
 ● 直射日光が当たらない
 ● 湿気の少ない場所を選ぶ

こうした点を意識することで、雛人形を良い状態で長く保つことができます。

お雛様の飾り方に、絶対的な正解はありません。
基本を押さえたうえで、家庭の事情や住環境に合った形を選ぶことが大切です。

伝統を尊重しながら、無理のないスタイルで雛人形を飾り、ひな祭りを迎えましょう。

ひな祭りのお雛様は、関東と関西で内裏雛(男雛・女雛)の並び方が異なることで知られています。
これは地域ごとの歴史や文化の違いによるもので、どちらが正しいというものではありません。

◇関東では、向かって左に男雛、右に女雛を配置する並べ方が一般的です。
この配置は、明治以降に広まった考え方で、現代の結婚式における新郎新婦の立ち位置とも共通しています。

段飾りの場合は、最上段に内裏雛、その下に三人官女、五人囃子と続く構成が主流で、華やかさや左右対称の美しさが重視される傾向があります。

◇関西では、向かって右に男雛、左に女雛を配置するのが一般的です。
これは「左上位(さじょうい)」という、平安時代の宮中儀礼に基づいた考え方に由来しています。

特に京都を中心とした地域では、この伝統的な並べ方が現在も大切にされており、段飾りにおいても、古式に則った配置や道具立てが重視される傾向があります。

◇関東・関西いずれの並べ方も、それぞれの文化や歴史に基づいたものです。
住んでいる地域の風習や、購入した雛人形の説明書に従って飾れば問題ありません。

大切なのは、家族が納得した形で雛人形を飾り、ひな祭りを迎えること。地域差を知ったうえで、自分たちに合った並べ方を選びましょう。

◇お雛様をしまう時期は、ひな祭りが終わった3月3日以降、3月中旬までが目安とされています。
「早く片付けないと娘の婚期が遅れる」という言い伝えが知られていますが、必ずしも翌日にしまわなければならないという決まりはありません。

実際には、天気の良い日を選んで片付けることが大切です。湿気の少ない晴れた日に収納することで、人形を傷めにくくなります。

◇縁起の面では、3月3日を過ぎてから、あまり日を空けずにしまうのがよいとされています。
これは、「物事をきちんと区切る」という考え方に基づくもので、婚期の話もその象徴として語られてきました。

ただし、地域や家庭によって考え方はさまざまです。
無理に急ぐよりも、家族の都合や天候を優先する方が現実的でしょう。

片付けの際は、雛人形に一年間の感謝を込め、丁寧に扱うことが大切とされています。

お雛様を美しい状態で保つためには、収納前のひと手間が欠かせません。
片付ける前に、人形や小物についた埃を落とし、状態を整えてから収納しましょう。

 ● 埃を取り除く
 ・人形や小物を丁寧に拭く
 ・顔や手は柔らかい布を使用する

 ● 布や紙に包む
 ・人形・小物を個別に包む
 ・擦れや衝撃を防ぐ

 ● 湿気対策
 ・乾燥剤を入れて湿度を管理
 ・直射日光の当たらない場所で保管

 ● 収納箱の選び方
 ・通気性のある木製箱が理想
 ・プラスチック製の場合は通気に配慮

 ● 定期的な確認
 ・年に一度は箱から出して陰干し
 ・湿気を飛ばし、カビを防ぐ

収納後も、状態をときどき確認し、必要に応じて風通しを行うことで、カビや変色を防ぐことができます。
こうした基本的なケアを続けることで、翌年も安心して雛人形を飾ることができるでしょう。

ひな祭りは、女の子の健やかな成長を願う日本の伝統行事です。
この特別な日には、見た目も華やかな料理で食卓を彩りたいもの。
ここでは、2026年のひな祭りにも取り入れやすい定番&人気レシピをご紹介します。

ひな祭りの定番として欠かせないのが、華やかなちらし寿司
桜でんぶを使った桃色の酢飯は、ひな祭りらしい彩りを演出できます。

 作り方(簡単ステップ)
 ● 酢飯に桜でんぶを混ぜ、ほんのり桃色にする
 ● 錦糸卵・茹でエビ・きゅうり・酢漬け生姜を用意
 ● 具材をバランスよく盛り付ける
 ● 刻んだ大葉を添えて完成

見た目が華やかで、準備も手軽。
忙しい家庭でも取り入れやすい、定番のひな祭り料理です。

手毬寿司は、小さく丸く仕上げる寿司で、子どもにも食べやすい一品。
ひな祭りの食卓はもちろん、お弁当にも向いています。

 作り方(簡単ステップ)
 ● 酢飯を小さめに丸める
 ● スモークサーモン・エビ・薄焼き卵・野菜を用意
 ● ラップに酢飯と具材をのせ、包んで丸める
 ● ラップを外し、盛り付ける

具材を変えるだけでアレンジしやすく、彩り次第で華やかさも調整できます。

和食だけでなく、洋風メニューを取り入れたいときにおすすめなのが春野菜のキッシュ。市販のパイシートを使えば、手軽に作れます。

 作り方(簡単ステップ)
 ● パイシートを型に敷き、180℃のオーブンで準備
 ● 春野菜(アスパラ・菜の花など)を下ゆで
 ● 玉ねぎ・きのこを炒め、野菜を合わせる
 ● 卵+生クリーム+チーズを混ぜる
 ● 型に流し込み、30〜35分焼く

春野菜の彩りと、クリーミーな味わいで、ひな祭りの食卓に程よい華やかさを添えてくれます。

2024年:ハマウイ(浜降り):潮干狩りスポット

◇沖縄では、旧暦3月3日に「ハマウイ(浜降り)」と呼ばれる伝統行事が行われます。
ハマウイは、浜辺に降りて海の神々に感謝を捧げ、無病息災や家族の健康、豊漁を祈る行事です。

新暦3月3日のひな祭りと時期が近いものの、行事の内容や意味合いは異なり、沖縄独自の文化として受け継がれてきました。

 [沖縄のハマウイ(浜降り)]
 ・2026年沖縄のハマウイ(浜降り)はいつ?拝み方や拝み処、潮干狩りスポットも紹介!

◇ハマウイ(浜降り)は沖縄で、もともと女性の穢れを祓う行事とされてきました。
…家の女性たちが海辺へ出かけ、潮水に触れて身を清めながら一日を過ごします。

かつては女性だけの行事でしたが、現代では家族で海へ出かけ、潮干狩りや浜遊びを楽しむ光景も多く見られます。

ハマウイは旧暦3月3日に行われるため、新暦の日付は毎年異なります。

2026年の旧暦3月3日は、新暦4月19日(日)[大安]にあたります。

ハマウイの日には、「サングァチウジュウ(三月御重)」と呼ばれる重箱料理を持参する風習があります。

 重箱には、
 ・三月菓子
 ・あんこ入りのヨモギ餅
 ・色とりどりのおかずや菓子

などが詰められ、
日頃忙しい女性たちが、海辺でゆっくり食事を楽しむ時間でもあります。

2026年の沖縄では、新暦3月3日(火)に全国と同様のひな祭りを祝う家庭が一般的です。雛人形を飾り、ちらし寿司などでお祝いする点は本土と変わりません。

 ●一方で、旧暦3月3日(4月19日)にはハマウイとして海へ出かける家庭も多く、両方を無理なく楽しめるのが沖縄ならではの特徴です。

ひな祭りとハマウイは、どちらも女性や子どもの健やかさを願う行事でありながら、異なる文化として共存しています。

オススメ モダン仏壇

◇2026年にお雛様を飾る時期は、「雨水」がおすすめとされています。
雨水は、雪が雨に変わり、春の気配が本格的に感じられ始める節目の時期です。

2026年の雨水は2月19日から3月5日
この期間にお雛様を飾ることで、無理なく準備ができ、縁起も意識したひな祭りを迎えられるでしょう。

伝統と季節の流れを大切にしながら、家庭に合ったタイミングで、気持ちよくお雛様を飾ってください。

オススメ モダン仏壇
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