【沖縄旧盆】2026年8月29日(金)沖縄のタナバタ(七夕)!お供え物や拝み方とは

【沖縄旧盆】2026年旧暦タナバタは8月19日(水)|お供え物・拝み方・ソーローウンケーを解説

2026.05.18

沖縄の旧暦タナバタ(七夕)2026年は8月19日(水)です。全国の七夕とは異なり、旧盆6日前にご先祖様へご案内をする「ソーローウンケー」の日。お墓参りの進め方・お供え物・グイス(拝み言葉)・ヒーナシタナバタの活用法まで詳しく解説します。

全国の「願いごとをするロマンチックな七夕」とは全く異なり、沖縄のタナバタは旧盆6日前にご先祖様へ「もうすぐウンケーですよ」とご案内をする、家族水入らずのお墓参りの日です。

また「ヒーナシタナバタ(日無し七夕)」として、お墓事やお仏壇事をしやすい日としても知られています。

本記事では、ソーローウンケー(精霊お迎え)の進め方・お供え物・グイス(拝み言葉)まで詳しく解説します。


◇2026年8月19日(水)が沖縄のタナバタ(七夕)、旧暦7月7日にあたります

笹の葉に願い事を書いた短冊を飾る新暦7月7日は「七夕」、沖縄の旧暦7月7日のタナバタ(七夕)とは別物です。
そのため2026年現代の沖縄では、新暦の七夕も楽しみながら、旧暦7月7日が来ると、沖縄の旧暦行事としてタナバタ(七夕)を執り行います。

<七夕とタナバタの違い>
[行事][暦]
①七夕・新暦7月7日
②タナバタ・旧暦7月7日
※2026年8月19日(水)

主に沖縄のタナバタ(七夕)は、6日後に訪れる旧盆に向けて、ご先祖様へご案内をする日です。
ちなみに沖縄の旧盆は旧暦7月13日~15日、2026年8月25日(火)~8月27日(木)となります。
(一部の沖縄では4日間で行う地域もあり、この場合は2026年8月28日(金)が最終日です。)

改葬・墓じまい・墓地引取り
沖縄のシーミー(清明祭)での拝み先は?

全国的には「願いごとをするロマンチックな日」というイメージがありますが、沖縄では祖先へのご挨拶し、旧盆のご案内をする「旧盆のご案内日」としての役割を持つ、非常に大切な日とされてきました。

ここでは、全国の七夕と沖縄のタナバタの違いや、行事の持つ意味についてご紹介します。

比較項目全国の七夕沖縄のタナバタ
日付新暦7月7日旧暦7月7日(2026年は8月19日・水)
行事の目的織姫と彦星の再会、願いごとご先祖様へ旧盆の案内と墓参り
主な行事短冊飾り・笹飾り・星祭り墓参り・仏壇供養・グイス(祝詞)
家族の動き個人的な祈り・家庭内行事本家を中心に親族が集まり、ご先祖様に報告

このように、沖縄の七夕は先祖供養に根ざした厳かな日であり、
いわゆる「ロマンチックな星祭り」とは全く異なる行事です。

…地域によっては「ソーローウンケー(精霊お迎え)」と呼ばれ、ご先祖様に向けて祝詞(グイス)を唱えたり、お墓や仏壇を掃除して清めたりするのが一般的です。

この日は「ようこそお戻りください」と祈る心の準備の日でもあり、
家族や親族が一体となって祖先とのつながりを意識する大切な機会とされています。

沖縄ではヒーナシタナバタがお仏壇事に便利です

◇沖縄のタナバタは、家族で行くお墓参り行事です

沖縄のタナバタ(七夕)では、お墓参りに行きます。
ただシーミー(清明祭)のように門中総出で賑やかにお墓参りをするのではなく、お墓掃除やご案内の拝みが中心です。

そのため沖縄の旧暦タナバタ(七夕)は、先祖代々位牌であるトートーメーを祀る本家「ムートゥーヤ(宗家)」の家族のみでお墓参りをすることが多いでしょう。

<沖縄旧盆のご案内、タナバタの流れ>
(1)ヒヌカン(火の神様)へご報告
(2)ヒジャイヌガミ(左神)へご報告
(3)お墓掃除
(4)墓前でご案内(ソーローウンケー)
(5)帰宅後、仏壇でご報告

ただし2026年現代の沖縄では、タナバタ(七夕)はお墓のメンテナンスの日と捉える人も多いです。

沖縄では墓主が高齢のことも多く、本州のような霊園ではなく、個人墓地に建つお墓もあるため、門中や親族の若い人々がお墓参りに行く、手伝うケースも増えました。多い人数でも問題はありません。

旧盆のご案内、タナバタ(七夕)

◇沖縄ではお墓参りは頻繁に行きません

沖縄では決まった暦のみ、お墓参りに行くとされるため、沖縄のタナバタ(七夕)は貴重なお墓参りの機会です。

独自の風習を持つ沖縄では、お墓参りは決まった暦のみ行くもので、むやみにお墓参りをしないものだとされてきました。そのため沖縄でお墓参りの機会を逃すと、メンテナンスが行き届かずに草木でぼうぼうになってしまいがちです。

<2026年沖縄のタナバタ(七夕):お墓参りの機会>
・ジュールクニチー(十六日)
・シーミー(清明祭)
・タナバタ(七夕)

沖縄の一部地域では、この他にも本州の風習のように、旧盆やお彼岸のお墓参りを行う門中や集落もあります。

ただ一般的には上記3つの機会となり、なかでも2026年現代まで沖縄のタナバタ(七夕)は、家族水入らずでお墓参りができる日となります。
「いつでもお墓参りに行って良い」とする本州の風習とは、正反対ですよね。

旧暦7月7日「タナバタ」にご報告

◇豪華なお供え物は必要ありません

沖縄のタナバタはご先祖様へ旧盆のご案内を目的とし、家族のみでのお墓参りです。
シーミー(清明祭)のように、重箱料理のウサンミ(御三味)などのご馳走は必要ありません。

基本的なお墓掃除の道具や、お線香、供え花などを持って行きます。

<お墓に持参するもの>
(1)お墓掃除道具
(2)お線香
(3)シルカビ(白紙)
(4)ウサク(お酒)
(5)ウチャトゥ(お茶)
(6)ミジトゥ(お水)
(7)供え花

沖縄のお墓参りでは墓前の前に、墓地を守る神様「ヒジャイガミ(左神)」を拝むため、2回分のお線香を用意してください。

また、沖縄のタナバタ(七夕)ではメンテナンスのためのお墓掃除を行う家も多いです。
霊園とは違い、草木がぼうぼう、カビが酷いなどの声もあるため、徹底的なお墓掃除道具を持って行く家もあります。

簡単なお墓掃除であれば、草刈りや箒(ほうき)、雑巾やスポンジ、水などがあれば良いでしょう。

[お墓掃除の道具について]
シーミーやお彼岸のお墓掃除でやってはいけないこと?何で洗う?プロが教える5つのコツ

◇沖縄タナバタのお線香はジュウニフンウコー(十二本御香)です。

沖縄ではお墓参りの際、最初に墓地を守護するお墓の土地神様「ヒジャイガミ(左神)」へ拝む時にお線香をあげるため、多めに準備をしましょう。

沖縄の行事では、日本線香6本文を1枚にくっ付けた沖縄線香「ヒラウコー(平御香)」がありますが、必ずしもヒラウコーにこだわる必要はありません。
むしろ香りのある日本線香は、故人に好まれるとされています。

<2026年沖縄のタナバタ:お線香>
[拝み先・立場][本数]
①ヒジャイガミ(左神)●ジュウニフンウコー(十二本御香)
日本線香…12本、もしくは4本
ヒラウコー…タヒラ(2枚)
②墓前●ジュウニフンウコー(十二本御香)
日本線香…12本、もしくは4本
ヒラウコー…タヒラ(2枚)
③家長以外の家族●サンブンウコー(三本御香)
日本線香…3本、もしくは1本
ヒラウコー…半ヒラ(半分)

基本的には、ヒジャイガミ(左神)へお線香をあげるのは一家の家長のみで問題ありません。

墓前ではまず家長が拝みを捧げ、その後に集まった人々がお線香を順番にあげると良いでしょう。
日本線香を多くあげる場合は、まとまったままであげても構いません。

[沖縄線香ヒラウコー]
沖縄線香「ヒラウコー(平御香)」とは?線香の燃え方に意味がある?日本線香と違いは?


◇タナバタの朝はヒヌカンへ拝みます

台所に祀る、家を守護する火の神「ヒヌカン」がいらっしゃる家は、朝いちばんに日々のお勤めをしながら、本日がタナバタの日であることをご報告ください。

日々のお勤めは家によってさまざまですが、広くはミジトゥ(お水)とウサク(お酒)の取り替え、ウブク(ご飯)の取り替えです。
それぞれ継ぎ足しは控えて、全て捨ててから注ぎます。

<2026年沖縄のタナバタ(1)ヒヌカンへのご報告>
[お線香]●ジュウゴフンウコー(十五本御香)
日本線香…15本、もしくは5本
ヒラウコー…タヒラ(2枚)
[ご報告すること]・本日は沖縄旧盆6日前、タナバタ(七夕)の日
・これからお墓にご案内に行く
・無事に済ませることができますように

ヒヌカン(火の神様)へご報告をした後は、「無事にご案内ができますように」とお見守りを祈願すると良いでしょう。
ヒヌカン(火の神様)に限らず、祈願をして無事に済ませたなら、帰宅後にお礼を伝えて手を合わせます。

「ヒジャイガミ(左神)」は沖縄のお墓を守ってくれている土地神様です。
お墓の左側、お墓参りをする人にとっては、向かって右側がヒジャイガミ(左神)様のいる場所になります。

<2026年沖縄のタナバタ(2)ヒジャイガミ>
(1)お供え物・シルカビ(白紙)
・ウサク(お酒)
・ミジトゥ(お水)
(2)お線香●ジュウニフンウコー(十二本御香)
日本線香…12本もしくは4本
ヒラウコー…タヒラ(2枚)

ミジトゥ(お水)は、ヒジャイヌガミ(左神)へは供えないとする人もいるでしょう。
お酒は瓶で持って行き、お墓で注いでも良いですし、ワンカップなどのお酒を供えても構いません。

◇ヒジャイガミへ無事にお墓参りができるよう祈願します

グイス(祝詞)と言うよりは、昔ながらの沖縄言葉でご報告と祈願、感謝を伝えています。
現代言葉で自分なりに伝えても構いません。

基本的には、沖縄旧盆が近付くタナバタ(七夕)にご案内に伺ったこと、日ごろの感謝を伝えます。

<2026年沖縄のタナバタ:ヒジャイガミへの拝み>
「ウートゥートゥー ヒジャイヌウカミガナシー、
(あな尊き ヒジャイガミ様、)

チューヤ タナバタヌヒー ナトゥイビイン。
(今日は タナバタの日になりました。)

チャークマ ウマムイジュラスァ ウタビミスーリー、ウシディガフゥディビル。
(いつも守っていただきまして、ありがとうございます。)

シチグァッチヌアンネーシーガ、チャビタン。
(七月の案内をしに参りました。)

ウハカヌスージ サビーグトゥ、ブナンジュラスァ シミティ クィミスーリー。
(お墓の掃除をいたしますので、無難にできますように。)

ウートゥートゥー。
(あな尊い)」

シチグァッチ(七月)」は、沖縄の言葉で旧盆です。
これは一例ですが、今日お墓参りをしている意味とお見守りを祈願します。

[シルカビの作り方]
旧盆で焚くウチカビとは?沖縄線香ヒラウコー、神様へ供えるシルカビの作り方も解説!

2023年沖縄のタナバタ(七夕)(3)お墓掃除
◇夏場の墓地は草木が茂るため、草刈り道具が便利です

旧盆のご案内「ソーローウンケー」が、沖縄ではタナバタ(七夕)の主な目的ですが、夏場に掛かり個人墓地が多い沖縄のお墓は、草木がボーボーと茂ってしまいます。

沖縄では秋彼岸にお墓参りに行く家もありますが、行かない家も多いでしょう。
沖縄旧盆前のタナバタ(七夕)を良いきっかけとして、草刈りなどに精を出す様子は多いです。

◇沖縄のタナバタは神様の目が届かない日です

沖縄ではお墓事やお仏壇事は、良い日取りを選ばなければなりません。
沖縄のタナバタは神様の目が届かない、神様の世界で存在しない(ない)日「ヒーナシタナバタ(日無し七夕)」と呼ばれ、お墓事やお仏壇事に良い日とされてきました。

<2026年沖縄のタナバタ:お墓の修繕>
ヒーナシタナバタ(日無し七夕)は神様の目が届かないため、日取りを気にせずお墓事ができます。

沖縄で「日取り」とは、施工や集まった人々の干支日が重なるなどを差し、干支日は繰り返し訪れるため、日程調整が難しくなるのです。

このような事情から、日取りを気にせずお仏壇事・お墓事ができるため、お墓の修繕などを業者に依頼する家もあるでしょう。

[ヒーナシタナバタ(日無し七夕)について]
沖縄のタナバタ(七夕)にお仏壇事が多いのはなぜ?新調や交換に良い日取り

2024年沖縄のタナバタ(4)ソーローウンケー

◇ソーローウンケーは、ささやかなお供え物で大丈夫です

2026年沖縄のタナバタ(七夕)日程である8月19日(水)は、旧盆の6日前です。沖縄ではタナバタ(七夕)のご案内ソーローウンケー(精霊お迎え)を行います。

とは言ってもお供え物に豪勢なものはなく、ウチャトゥ(お茶)やウサク(お酒)、供え花などささやかなお供え物でのご案内です。

<2026年沖縄のタナバタ(4)ソーローウンケー>
(1)お供え物・シルカビ(白紙)
・ウサク(お酒)
・ミジトゥ(お水)
・ウチャトゥ(お茶)
・供え花
(2)お線香●ジュウニフンウコー(十二本御香)
日本線香…12本もしくは4本
ヒラウコー…タヒラ(2枚)

また最近では位牌堂などで位牌の永代供養をしていたり、位牌を預けている家や、納骨堂などで遺骨を収蔵している家もあるでしょう。

このような場合にもご先祖様を迎え入れてお盆はできます。
お参りをして同じように手を合わせ、ソーローウンケー(精霊お迎え)を進めてください。

[旧盆の供え花]
【沖縄の旧盆2026年】お盆に供える花の種類は?選び方5つのポイント

この儀式が、沖縄のタナバタ(旧暦7月7日)に行う「ソーローウンケー(精霊お迎え)」という名前で呼ばれる伝統行事です。

◇沖縄の旧盆では、初日のことを「ウンケー(お迎え日)」と呼びます。
そのウンケーより一週間ほど前にあたる旧暦7月7日(旧暦タナバタ)に、「そろそろですよ」と事前にお伝えする――
それが「ソーローウンケー」です。

●「そーろー」は沖縄の方言で「そろそろ」「近いうちに」といった意味。
…つまり「ソーローウンケー」は、「そろそろウンケーですよ」と告げる祖先との心の準備期間ともいえるのです。

ソーローウンケーでは、以下のようなことが行われます:

●お墓参りをしてご先祖様にご挨拶
●仏壇の掃除や供え物の準備
●火の神(ヒヌカン)・左神(ヒジャイガミ)など家の神々への拝み
●ご先祖様への祝詞(グイス)を唱える

地域や家庭によってやり方はさまざまですが、「心を込めてお迎えの準備をする」という気持ちが何より大切です。

…ソーローウンケーは、ご先祖様との絆を再確認する節目の日ではあります。ただし、シーミー(清明祭)のように親族一同で賑やかに行くお墓参りではありません

先祖代々の位牌「トートーメー」を祀る本家・宗家の家族のみで、ご先祖様へご案内を掛ける点が、他のお墓参り行事とは違う特徴です。

2026年も沖縄のタナバタ(七夕)のご案内は、ヒジャイヌガミ(左神)と同じく、伝える内容が同じであれば、現代の言葉で自分なりにお伝えしても、何も問題はありません。

<ソーローウンケーでの拝み言葉の一例>
「ウートゥートゥ ウヤフジガナシー、
(あな尊き ご先祖様方、)

チューヤ シチグァッチヌヒー チカクナトゥイビイン。
(今日は 七月の日が近づいて参りました。)

クワッチィ チュクティー、
(ご馳走を作って、)

シチグァッチヌウンケーヌヒーヤァ、マットゥーリ ビングトゥ、
(七月のウンケーの日に、待っておりますので、)

チネーサンムトゥニ メンスーチー クィミスーリー。
(家にお越しください。)

ウートゥートゥー。
(あな 尊い。)」

こちらも「シチグァッチヌウンケーヌヒー(七月のウンケーの日)」とは、沖縄では旧盆旧暦7月13日、初日お迎えの日「ウンケー」を差します。

[沖縄の旧盆での迎え入れやおもてなし]
【沖縄の旧盆】2026年は8月25日(火)~27日(木)|ご先祖様の迎え方


◇御仏前にもお線香を供えて拝みます

…2026年も沖縄のタナバタ(七夕)のご案内、お墓参りから帰ってきたら、自宅のお仏前でもご報告します。

夕ごはん時間に差し掛かる家が多いでしょう。煮物などをお皿に盛り付けたおかず「ウチャワキ(お茶脇)」を供えて、2026年の今日が沖縄の旧盆6日前、タナバタ(七夕)の日であることをご報告します。

<2026年沖縄のタナバタ(七夕)(5)仏壇>
(1)お供え物・ウチャワキ(お茶脇)
・ウサク(お酒)
・供え花
(2)お線香●ジュウニフンウコー(十二本御香)
日本線香…12本もしくは4本
ヒラウコー…タヒラ(2枚)

昔ながらのタナバタのご報告は、重箱料理で詰めるようなてんぷらなどのおかずが多いですが、家族の夕ごはんを供えても構いません。

こちらもグイス(祝詞)と言うよりは沖縄の言葉で会話をしているものですが、ウチャワキ(お茶脇)を供えてご報告する際には、「受け取ってください(食べてくださいね)」と手を合わせます。

<沖縄旧盆、お仏前へタナバタのグイス>
「ウートゥートゥ ウヤフジガナシー、
(あな尊き ご先祖様方、)

チューヤ タナバタヌヒー ナトゥイビイン。
(今日はタナバタの日になりました。)

ウチャワキ ウサギティーリビングトゥ、
(ウチャワキを供えておりますので、)

ウキトゥイジュラスァ ウタビミスーリー。
(どうぞ受け取ってください。)

ウートゥートゥー。
(あな 尊い。)」

生前を良く知る、近しい家族の魂へ語り掛ける時には、「御馳走を供えたから食べてくださいね」など、気軽にお伝えしても大丈夫です。

沖縄ではタナバタにお墓やお仏壇事を済ませようとする家族が増えています。
この背景には住居環境の変化により充分なスペースがないことや、世代交代によりお墓やトートーメーの継承ができないことなどがあるでしょう。

前述したように2026年8月19日(水)は沖縄のタナバタであり、より自由にお墓事やお仏壇事ができる「ヒーナシタナバタ(日無し七夕)」です。

<2026年沖縄のタナバタ:お墓事、お仏壇事>
①墓じまい・ご遺骨の永代供養
・納骨堂などへの引っ越し
・閉眼供養
②仏壇じまい・ご位牌の永代供養
・ご位牌の預かりやお焚き上げ
・閉眼供養
・位牌から過去帳などへ移す
③お墓の改葬
(引っ越し)
・個人墓地から霊園への引っ越し
・樹木葬など、継承者のいらない方法
・手元供養
・閉眼供養・開眼供養
④新調や修繕・建墓
・お仏壇を仕立てる
・開眼供養
・位牌を仕立てる
・お墓やお仏壇の修繕

…などなど、2026年現代の沖縄ではタナバタ(七夕)をきっかけに継承問題のない方法へ変更する人々などです。そして来る沖縄の旧盆でも、現代の暮らしに合わせた無理のない簡易的なお供え物や拝み方へと変える家庭も増えました。

[ヒーナシタナバタ(日無し七夕)について]
沖縄のタナバタ(七夕)は仏壇の日?沖縄で旧暦7日7日「ヒーナシタナバタ」とはなに?

◇仏壇やお墓がなくとも、沖縄のタナバタ行事はできます

このような流れから2026年沖縄のタナバタでは、新しい形で旧盆を迎える人々も増えました。
例えば、今までは沖縄のトートーメータブーに悩まされてきた家などです。

仏壇じまいをしてトートーメーを永代供養することで、トートーメータブーを外して、無宗教として沖縄の旧盆を進める家も増えています。

このように仏壇じまいや墓じまいをした家で行う沖縄の旧盆は、キリスト教式や浄土真宗の供養方法にも似ています。

<2026年沖縄のタナバタ:お墓事、お仏壇事>
・小さなステージに写真立てなどを飾る
・位牌のみを祀る
・ご先祖様を過去帳にまとめて普段は引き出しにしまう
(旧盆では棚上などに過去帳を祀り、おもてなしをする)

お墓やお仏壇を閉じた後でも、故人を偲ぶ気持ちが変わる訳ではありません。より自由に故人を思い出し祀る供養として、できる範囲で沖縄の御願文化を守る流れがおきつつあります。

改葬・墓じまい・墓地引取り
まとめ|2026年8月19日(水)沖縄の旧暦タナバタはお墓参りの日

◇沖縄の旧暦タナバタは、新暦7月7日の七夕とは全く別の行事です。
…旧盆6日前にご先祖様へご案内をする、家族のみで行うお墓参りの日です。

またヒーナシタナバタ(日無し七夕)として、お墓じまい仏壇じまい・建墓など、日取りを気にせず進められる日としても活用されています。

初めて旧盆を迎える初盆(ミーボン)は、沖縄では家族のみで静かに過ごすのが伝統でしたが、近年は法要を執り行う家も増えています。

地域や家の風習もありますので、家族でよく話し合って決めてみてはいかがでしょうか。

[沖縄の初盆「ミーボン」について]
【初盆とは】全国の初盆と沖縄のミーボンはどう違うの?沖縄の人が理解したい5つの違い

まとめ

沖縄旧盆のソーローウンケー(ご案内)、タナバタの拝み方
(1)ヒヌカン(火の神様)へご報告
(2)ヒジャイヌガミ(左神)へご報告
(3)お墓掃除
(4)墓前でご案内(ソーローウンケー)
(5)帰宅後、仏壇でご報告

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