【沖縄で老後資金計画】定年後の仕事は再雇用のみ?月5万円稼ぐ5つの働き方

2022.10.05
【沖縄で老後資金計画】定年後の仕事は再雇用のみ?月5万円稼ぐ5つの働き方

総務省の家計調査報告では、定年後に仕事をしていない夫婦世帯の平均的な家計において月5万5千円の赤字でした。その後はコロナ禍により生活費が抑えられましたが、今後は物価の上昇が予想されます。今回は定年後に月5万を稼ぐ5つの働き方をご紹介します。

年金だけでは生活できない?

年金だけでは生活できない?
総務省が発表した「家計調査報告書2017年度版」によると、定年後に仕事をしていない、夫65歳以上・妻60歳以上のシニア夫婦世帯の平均的な家計を調べたところ、月々55,000円の不足が報告されました。

一方、定年後に仕事をしていないおひとりさま世帯(単身無職世帯)の平均的な家計では、月々36,000円の不足額が提示されています。
 

<シニア世帯における月々の不足額>
・無職シニア夫婦の平均的な家計…約55,000円の不足
・無職シニアおひとりさま世帯の平均的な家計…約36,000円の不足

 
※ただし、こちらはあくまでも定年後に仕事をしていないシニア世帯の平均的な家計であり、その世帯によって違うでしょう。

また2017年度以降はコロナ禍などの影響で生活費が抑えられたことから、不足額も減少傾向であるように、その年によって試算される平均的な家計と不足額も変化します。

ただし今後は物価の上昇が予想されるため、原則65歳以上のシニア世帯では、定年後に仕事を続けるのか、リスクも考えながら検討する必要はあるでしょう。
 

※家計調査報告書2017年度版による、シニア世帯家計の詳しい内訳は下記に詳しいです。
【定年後の沖縄暮らし】老後2000万円問題に勝つ!からくりと50代から5つの対策

 

定年後も仕事を続ける選択

また少子高齢化により人生のなかでもシニア時代が長くなりました。
 

<長生きリスク>
●ただ喜べれば良いのですが、世間では「長生きリスク」などの言葉もあるように、長生きすればするほど、年金の不足分を退職金などで補う老後資金計画では底を付いていきます

 
そのため現代の50代以上の人々の間では、できる限り定年後も働き続けて現役時代を延ばし、退職金や現役時代に貯めた老後資金を温存するスタイルが選ばれるようになりました。
 

※老後資金をできる限り温存する方法「WPP」について、下記で詳細をお伝えしています。
【定年後の沖縄暮らし】WPPとは?老後の生活費の不安に備える方法とは

 

ワーク・ライフ・バランスを意識した働き方

けれども老後資金を温存するためにムリをして現役を継続し、大きな病気や介護状況に陥ってしまっては元も子もありませんよね。

介護費用は掛かりますし、パートナーが要介護状態になった場合、介護時間を確保するために夫婦双方が仕事を失ってしまい兼ねません。

このような事態にならないよう、プライベートで満足できるだけの時間を設けて、ハードワークに陥らず、暮らしのバランスを取る「ワーク・ライフ・バランス」を保った働き方が有効です。
 

<月々5万円の収入を目指すとムリがない>
●そこで前述した不足額である、約5万円の収入を目指した働き方を目指すシニアが増えています。

業務委託請負業でも成り立つ
週3回、数時間の仕事でも稼げる
・業種によってはスキマ時間で稼げる

 
…などなどのメリットがあります。
現役時代を知っているからこそ、「自分はまだまだイケる!」とムリをしてしまいがちです。
希望額を決めることで、ムリのない働き方ができるでしょう。
 

公的年金による収入額がポイントです、予想される年金額については下記をご参照ください。
【沖縄で老後資金計画】老後資金は「ねんきん定期便」から☆見込み額の見方

 

定年後も仕事を続けたい時、どうする?

定年後も仕事を続けたい時、どうする?
それでは定年後に仕事を続ける場合です。
「定年後も仕事を続けよう!」といざ行動を起こしても、「どこから仕事を探せばいいのか…」と途方に暮れた体験談や、相談も多くあります。

一般的に定年後に仕事を続けるならば、下記5つの方法が検討できるでしょう。
 

<定年後に仕事を続ける5つの方法>
(1)雇用延長(再雇用)
(2)再就職(正社員)
(3)フリーランス(独立)
(4)ネットビジネス
(5)派遣社員

 
もちろん定年後に仕事を続けたい場合に、ハローワークを頼るのもありです。
ハローワークでは書類選考重視ですので、「やる気はあります!」と言ってもあまり効果がありません。

現役時代の経歴から俯瞰的に見て適切な職種を、どのような勤務形態(フルタイム/パートタイム)、勤務地、勤務時間などの希望をまとめて訪ねてみると良いでしょう。
 

(1)雇用延長(再雇用)

(1)雇用延長(再雇用)
最も安心して定年後も仕事を継続できる選択が、会社に雇用を維持してもらう方法です。
再雇用する場合、定年退職まで勤めていた会社と再契約を結ぶため、もともといた会社に相談することになるでしょう。
 

<定年後の仕事(1)雇用延長(再雇用)>
●ただし、現役時代の給料よりも減給する可能性が高く、一般的には現役時代の収入の7割と言われています。

 
しかし現代は、年金だけで生活するには厳しい環境なので「再雇用によって収入を増やす」と考えると、仕事に慣れていてストレスも少なく適切です。

ストレスが掛かる要素としては、「現役時代の後輩や部下に使われる」ことになるため、プライドが高い人は難しいかもしれません。

●その場合は、自ら事業を展開する別の仕事先を探す必要があります。
 

(2)再就職(正社員)

沖縄で定年後の過ごし方、3つの時間とは
働いたことがないところに再就職するのも一つの手です。
長年ひとつの会社で働いてきた人にとっては、「定年退職を機に新しい仕事に挑戦したい!」として、刺激になった体験談も多くあります。
 

<定年後の仕事(2)再就職(正社員)>
●定年後の仕事探しでは「スキルがないと、就職できないのでは?」との相談も多いですが、近年では経験やスキルよりも人柄を見る企業も少なくありません。

 
むしろ年齢が自分より高い部下の場合「プライドが高いと扱いにくい」として、避ける企業もあるほどです。

最近の求人では「未経験者でも大歓迎」と謳っているところが多いので、一度チャレンジしてみてもいいですよ。
一方で、特別な資格やスキルがあれば、5万円以上の収入が期待できるでしょう。
 

※定年後の再就職で人気の仕事は、下記に詳しいです。
【沖縄で老後資金計画】定年後も仕事をしたい!経験を生かす12の職業

 

(3)フリーランス(独立)

(3)フリーランス(独立)
月5万円の稼ぎで良いとして、現代ならではの方法がフリーランス(独立)などです。
今ではネットで納品まで成立するため、軍資金を必要とせず、パソコンひとつで開業が可能になります。
 

<定年後の仕事(3)フリーランス(独立)>
現役時代に御縁があった取引先と契約を結ぶ
・ポートフォリオ(自己PR商材)を作成して飛び込み営業
ワーカーズバンクへの登録

 
などなどの方法があります。
フリーランス(独立)は一見、自由で楽な働き方に思えますが、実際には委託業務を地道にこなす「下請け」です。

営業から経理、交渉まで全て自分で行う個人事業主なので、スケジュール調整はしやすいものの、オーバーワークにならないよう、定年後は仕事の交通整備が必要になるでしょう。
 

(4)ネットビジネス

(4)ネットビジネス
ネットビジネスに挑戦してみるのも良いでしょう。
やってみなければ分からない側面はありますが、若い人々と交流できて、刺激を受けながら月5万円の収入を目指すことができます。
 

<定年後の仕事☆ネットビジネス>
ブログ
・Webライター
・物販(メルカリなどで販売)
・YouTuber
Lineスタンプなどの販売

…などなど、さまざまな職種があります。

 
手作りが好きな人は手作り品を出品できるサイトもありますし、自分で販売も可能です。
この他「ココなら!」などでは、カウンセリングなど、自分が現役時代に培ってきた技術やスキルを販売できるでしょう。

このように、好きな時間で好きなように仕事ができる点がメリットです。
もちろんやり方次第では、5万円以上収入を得る可能性もあります。
 

①「ネットビジネス」勧誘に注意!

ただし「ネットビジネス」の文言で勧誘を受ける失敗談も多いです。
けれども現代「ネットビジネス」と言うと、個人事業主としてブログを書いたり、自分で選んだ商品を販売(物販)したりします。

・「よく分からない商材」をネットで販売させられる
会員を集める

…など、いわゆるネズミ講も含めた勧誘に乗せられないよう、注意をしてください。
 

●営業や広告、仕事のツールがネットになっただけで、仕事の本質は変わりません。
ネットを利用したからと言って、たやすく大金を稼げる訳ではないのです。

 
落ち着いて「ネットビジネス」の言葉をキチンと理解することで、意味が分からない「ネットビジネス」の言葉に踊らされることはありません。
 

(5)派遣社員

定年後に挑戦したい12の仕事場
定年後に仕事を探すのであれば、シニア求人に強い派遣会社を選ぶことがポイントです。
派遣会社の求人サイトをざっと見て、下記の点に注意して確認してください。
 

<定年後の仕事(5)派遣社員>
シニア歓迎/シニア向け/60代歓迎、などの記載
・希望する地域の求人
週3回/土日祝日休み/残業なし、などの記載

※プラスして派遣社員に対する研修制度まで確認します。

 
定年後の仕事で再就職を目指す時に「若い人ほどパソコンスキルがない」などの不安に掛かる人は少なくありません。

派遣会社は派遣社員に対する、無料の研修や講座が充実した企業も多いです。
多いに利用して、いくつになってもスキルアップし、充実した時間を過ごしましょう!
 

①シニア向け求人の多い派遣会社

その時々で登録内容や登録数には違いがありますが、沖縄にもある派遣会社のなかで、特に60歳以上の求人を多く掲載している派遣会社をまとめてみました。
 

(1)スタッフサービス…19,634件
(2)テンプスタッフ…56,183件
(3)PASONA(パソナ)…13,908件
※2022年10月某日

 
ただ、こちらはあくまでも数字による集計なので、スタッフの丁寧さやサポートは実際に登録してみなければ分かりません。
複数の派遣会社に登録して、同時に定年後の仕事を探してもらう人が多いです。
 

最後に

以上、定年後も仕事を続けて、年金受給のみでは不足分となる、月々5万円の収入を目指す働き方や仕事をお伝えしました。

今、現役でバリバリ働いていると「月々5万円だけなんて!」と思うかもしれません。
では65歳から75歳まで、月5万円の副収入が得られたら、どのようになるのでしょうか。
 

●定年後の仕事で月々5万円の収入を得た場合
・65歳→75歳=10年
・毎月の5万円の副収入を10年=600万円

 
このように10年間で副収入が600万円増加します。
ただネットビジネス系にいきなりチャレンジしても、月1万円ほどしか稼げない可能性はあるので、時間をかけて慣らしていくようにしましょう。

また、即金で5万円を貯蓄しながら働きたいと考える方は、アルバイトやパートを検討するのも一案です。
 

老後の資金計画については、下記もご参照ください。
【沖縄のおひとりさま老後】生活費だけじゃない!老後に予算化する3つの項目

 

まとめ

定年後の仕事で月5万円を稼ぐ5つの働き方
●定年後の働き方
(1)雇用延長(再雇用)
(2)再就職(正社員)
(3)フリーランス(独立)
(4)ネットビジネス
(5)派遣社員


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