ペット火葬後、遺骨はどうする?ペット供養5つの選択肢、メリット・デメリットを解説!

2023.03.19
ペット火葬後、遺骨はどうする?ペット供養5つの選択肢、メリット・デメリットを解説!

現代の沖縄では手厚くペットを供養する方が多いですよね。ペット供養専門の火葬業者や葬儀社も見受けられるようになりました。たださまざまに選択肢があるため、どの供養方法がベストなのか…、悩む飼い主も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ペット供養の選択肢をそれぞれのメリットデメリットとともにお伝えします。

火葬後に返骨されたペットの遺骨をどうするべきか、相談に来る飼い主は多いです。

ペットの遺骨は、人の遺骨とは違い基本的には扱いも自由ですが、ペット供養が広がる現代では、納骨堂(納骨棚)や手元供養など、飼い主の選択肢は広がっています。

・ペットの遺骨はどうする?
・遺骨の選択肢、それぞれのメリットは?
・遺骨の選択肢、それぞれのデメリットは?

今回は火葬後に返骨されたペットの遺骨をどうするか…、飼い主のペットロスに合わせて適切に選ぶ5つの選択肢を、それぞれのメリット・デメリットとともに解説します。
 

※ペットが亡くなってから、まず飼い主が行う事柄は、下記をご参照ください。
愛するペットが死んだら、まず何をする?火葬や葬儀の手配まで

 

ペットの遺骨をどうする?法的な見解


◇人の遺骨は墓埋法により墓地以外の場所に埋葬できませんが、動物は自宅の庭など、どこに埋葬しても構いません

飼い主にとっては不快な言葉かもしれませんが、ペットのご遺体は法的に廃棄物扱いです。
そのため人の遺骨とは違い、ご遺体や遺骨の扱いに決まり事がなく、飼い主はより自由な葬送が選択できます。
 

<ペットの遺骨をどうする:法的な見解>
人の遺骨…24時間後の火葬後、墓地に埋葬
ペットの遺骨…火葬の有無、埋葬先など自由

 
そのためペット専用の火葬場や葬儀社がなかった昔は、ペットの遺骨を自宅の庭などに埋葬したり、自治体に連絡して引き取ってもらいました。
現代でも、常に供養ができる自宅の庭にお墓を設ける飼い主は少なくありません。
 

※火葬後のペットの遺骨をどうするか、葬送の種類は下記にも詳しいです。
ペット供養とは?期限はある?火葬後ペットの遺骨はどうしたらいい?5つの方法を解説!

 

ペットの遺骨をどうする[1]納骨堂(納骨棚)

現代の納骨堂
◇ペットの遺骨を預ける納骨堂(納骨棚)とは、遺骨を収蔵できるスペースです

ペットの納骨堂(納骨棚)は、複数のペットの遺骨が並ぶ棚で管理する「合同棚」、個別に管理する「個別棚」、ロッカーのようにしっかりと区分けする「特別棚」などがあります。
 

<ペットの遺骨をどうする:納骨堂(納骨棚)とは>
●ペットの遺骨を収蔵する施設
合同棚…複数のペットの遺骨を安置
個別棚…個々のスペースで遺骨を安置
特別棚…特別な個別スペースで安

 
納骨堂(納骨棚)によってシステムが違いますが、大まかにこのような3種類に分かれる施設が多いでしょう。
 

●納骨堂(納骨棚)のメリット

◇ペットの遺骨を納骨堂(納骨棚)に預けると、施設管理者が飼い主に代わり、日々の管理や供養をしてくれます

飼い主家族のなかには「ペットの遺骨を自宅に置きたくない!」とする人も多いです。
けれどもペットの遺骨を残して、供養をしながらペットロスを乗り越えたい飼い主家族もいるでしょう。

このような時、納骨堂(納骨棚)に預けることで、ペットの遺骨を前に、気が向いた時にお参りや供養ができます。
 

<ペットの遺骨をどうする:納骨堂のメリット>
●施設管理者が管理や供養をしてくれる

・遺骨を衛生的に保つ
・定期的な供養が期待できる
・自宅に遺骨を安置せずに済む
・ペットの遺骨が残る
・合同供養に参加できる
・施設管理者へペット供養の相談ができる

 
ペットの遺骨が残るので、後々手元供養するなどの選択が可能です。
ペット納骨堂(納骨棚)を提供する施設によっては、①永代供養、②葬儀後すぐの納骨式、③個別の法要、などもできます
 

①永代供養ができるペット納骨堂(納骨棚)

◇「永代供養」とは、子々孫々の永代に渡り施設管理者が家族に代わってペットの遺骨を管理・供養してくれるシステムです

ただし個別スペースで遺骨を残しながら永代に渡り供養をする訳ではありません。
 

<ペットの遺骨をどうする:永代供養>
・契約時で支払いが終わる契約も多い
・後々の遺骨について、悩まずに済む

 
契約時に提示された一定年数(3年・5年など)が過ぎると、施設内の合祀墓(ペット合同慰霊碑など)に合同埋葬され、他のペットの遺骨とともに合同供養されます。

例えば高齢の飼い主など、将来的なペット納骨堂(納骨棚)の年間管理料の支払いが不安だった場合、永代供養を選ぶことで、自動的に合祀墓(ペット合同慰霊碑)に合祀され供養が続く安心感があるでしょう。
 

②葬儀後すぐの納骨式

◇ペット納骨堂(納骨棚)は、ペット専用の火葬場や斎場を運営するペット葬儀社が提供する場合が多く、葬儀後すぐに納骨式ができます

ペット専用の火葬場や斎場を併設したペット葬儀社が提供する納骨堂(納骨棚)であれば、ペット火葬後、そのままペットの遺骨を納骨して帰ることも可能です。
 

<ペットの遺骨をどうする:ペット専用施設>
・ペット火葬
・ペット葬儀
・納骨式(預けて帰る)

 
ペットの遺骨を火葬後、葬儀と納骨式を1日で済ませます。
前述したように、家族がペットの遺骨を安置したくない場合でも、そのまま預けて帰ることができるでしょう。
 

 

③個別の法要

◇ペット納骨堂(納骨棚)に斎場が併設する場合、初七日や四十九日法要などができる、個別スペースの利用が相談できます

近年のペット供養では、人と同じように初七日や四十九日、一周忌法要を営む飼い主が増えました。

ペット葬儀社が提供する納骨堂(納骨棚)のなかには、個別の法要スペースを提供してくれる施設もあります。
 

<ペットの遺骨をどうする:個別の法要スペース>
・個別の法要スペースを提供
・僧侶派遣の相談

 
人が利用する斎場では金額も掛かり過ぎる、ペット供養を受けてくれる僧侶を探すことが困難な飼い主など、ペット納骨堂(納骨棚)に預けていることで、さまざまな相談ができて心強いです。
 

※近年増えた、ペット法要については下記をご参照ください。
ペット法要とは?ペットにも初七日や四十九日はある?初七日の数え方や法要の流れを解説

 

②納骨堂(納骨棚)のデメリット

◇ペットの遺骨を納骨堂(納骨棚)に預ける場合、年間管理料が掛かります

ペットの遺骨を納骨堂(納骨棚)に預ける最大のデメリットは年間管理料です。
その時限りの支払いではなく、毎年ランニングコストとして掛かるので、高齢の飼い主などは家族の理解と同意も必要になるでしょう。
 

<ペットの遺骨をどうする:納骨堂のデメリット>
・頻繁に供養ができない
・年間管理費が掛かる
・施設管理者との信頼関係が必要

 
また現代のペット葬儀社は、人のように法的な縛りがないため、より多様です。
全国的にも広がるペット納骨堂(納骨棚)ですが、下記のような飼い主の声もあります。

・あまりに無造作に放置されていた
・納骨棚に驚くほど多くの骨壺が乗せてある
・上に布巾を被せて、埃が掛かっていた

などなどで「ショックを受けた」と言う飼い主も全国的には少なくありません。
そこで、今からペット納骨堂(納骨棚)へ預けるならば、しっかりと見学してから決めることをおすすめします。
 

③納骨堂と他の供養との併用

◇ペットの遺骨を納骨堂(納骨棚)に預ける飼い主は、一定年数預けた後、他の供養へ切り替えることも多いです

納骨堂や納骨棚に安置しつつ、一部を持ち帰り手元供養など、沖縄に多い他のペット供養と合わせることもできます。
 

<ペットの遺骨をどうする:他の供養と併用>
●一定年数、ペットの遺骨を預けた後…、
・手元供養
・合祀墓(ペット合同慰霊碑)
・自宅の庭などへ埋葬
・散骨(海洋散骨など)

 
ペットの遺骨を納骨堂(納骨棚)へ一定年数預けてから、手元供養・自宅の庭などへ埋葬・散骨を選ぶ飼い主は、ペットの遺骨を粉骨(パウダー加工)して粉状にする人が多いです。

粉骨はペット火葬をした業者で依頼すると約3,500円~5,500円ほどが相場ですが、大きさや状態によって約1万円~3万円掛かることもあります。
 

ペットの納骨堂(納骨棚)については、下記に詳しいです。
ペットの納骨堂(納骨棚)とは、どんなところ?お参りやお供えはできる?年間管理料は?

 

ペットの遺骨をどうする[2]ペット合同慰霊碑

[1]お墓に埋葬する
◇ペット合同慰霊碑とはペットの合祀墓(合同墓)を差し、複数のペットが一緒に眠るお墓です

ペットの遺骨を合祀墓(ペット合同慰霊碑)に埋葬するケースの多くは、ペット火葬の時点で合同火葬を選んでいる場合でしょう。

合同火葬」とは他のペットと一緒に火葬する葬送で、その分ペット供養全般の費用を抑えることができます。
 

<ペットの遺骨をどうする:ペット合同慰霊碑>
・複数のペットと一緒に合祀埋葬される
・納骨後は合同供養される

 
けれども個別で火葬する個別火葬を選んだ場合でも、飼い主が希望すれば合祀墓(ペット合同慰霊碑)に埋葬できる施設が多いです。

沖縄では2023年3月現在、人が利用する霊園にペットのお墓はありません
合祀墓(ペット合同慰霊碑)の多くは、ペット専用の火葬場や斎場を提供するペット葬儀社が施設内で提供しています。
 

①ペット合同慰霊碑のメリット

◇ペットの永代供養のなかでは、最も費用が安く収まる点がメリットです

ペットの遺骨を個別に供養するとなればそれなりの費用がかかります。ペットの遺骨を納骨堂(納骨棚)へ安置すれば、年間管理料が毎年掛かりますよね。
また手元供養を選んだとしても、骨壺や祭壇などを購入しなければなりません。
 

<ペットの遺骨をどうする:ペット合同慰霊碑のメリット>
・費用を安く抑える
・最初の支払いで完了する
・合同供養に参加できる
・納骨後の遺骨のお世話が必要ない
・後々の遺骨について、心配がない

 
一度、ペットの遺骨を納骨してしまえば、その後に飼い主がすることはありません
合同供養やお参りができる施設は多いものの、義務ではないので供養の形も自由です。

施設によっては合祀墓(ペット合同慰霊碑)を前に、四十九日や一周忌などの個別法要を行うこともできます。
 

②ペット合同慰霊碑のデメリット

◇合祀墓(ペット合同慰霊碑)のデメリットは、一度納骨すると、二度と個別にペットの遺骨を取り出せない点です

他のペットと一緒に合祀埋葬される合祀墓(ペット合同慰霊碑)では、納骨すると他のペットのご遺骨と混ざってしまうため、後々個別に取り出すことはできません
 

<ペットの遺骨をどうする:デメリット>
・一度納骨すると、二度と取り出せない
・他のペットの遺骨と合祀される
・個別の繋がりが感じにくい
・お参りが集中すると混雑する
・墓前での個別法要は、周囲への配慮が必要

 
…などなど、他のペットと一緒に合祀埋葬されるため、個別の繋がりが感じにくく、お参りでは常に他の飼い主への配慮が必要になる点はデメリットになるでしょう。

例えばお彼岸やお盆など、一般的にお参り期間とされる時期は、他のお参り客が集中して混雑することもあります。
 

③ペット合同慰霊碑と他の供養との併用

◇ペットの遺骨を分骨することで、手元供養など他のペット供養と併用できます

合祀墓(ペット合同慰霊碑)は費用も安く、一度納骨するとその後の心配がないため選ばれやすいです。

けれども一方で、個別の繋がりが感じにくくペットロスが長引く飼い主も少なくありません。そこで他の供養と併用する飼い主も増えました。
 

<ペットの遺骨をどうする:合祀墓との併用>
●ペットの遺骨を分骨する
・手元供養にして、自宅で祀る
・手元供養にして、アクセサリーにする
・庭先に埋める

 
ペットの遺骨でも喉仏だけなど、一部であれば自宅での供養や持ち運びもしやすいため、キーホルダーに納めるなどしてペットロスを乗り越える声も多いです。

ただし、ペットの遺骨を分骨するならば合同火葬ではなく、個別火葬をして火葬場で相談をする必要があります。
 

 

ペットの遺骨をどうする[3]庭に埋葬

ペットの遺骨をどうする[3]庭に埋葬
◇ペットの遺骨は、自宅の庭などに埋めることもできます

人の遺骨は霊園など、国で認められた墓地に埋葬しなければなりません。
けれどもペットの遺骨は、法律上遺骨ではなく、廃棄物として扱われるため、ペットに限っては自宅の庭にお墓を作っても問題はありません。
 

<ペットの遺骨をどうする:庭に埋葬>
①ペットの埋葬方法
ご遺体のまま、埋葬も可能
・火葬後、ペットの遺骨を埋葬する

②現代の埋葬
・ペットの名前を刻んだ墓石も販売
土に還る骨壺に納めて埋める

 
昔からペットのご遺体を庭に埋葬する習慣はありましたが、現代のペット供養では、火葬後に返骨された遺骨を自宅の庭に、「お墓」の形で埋葬する飼い主が増えました。

人の葬送でも注目される、土(自然)に還る「自然葬」の役割が大きく、木製の骨壺など、長い年月を掛けて土に還る埋葬が好まれています。
 

自然葬については、下記をご参照ください。
遺骨が自然に還る「自然葬」とは?どのような種類があるの?メリット・デメリットを解説

 

①庭に埋葬するメリット

◇自宅の庭など、身近にお墓として埋葬することで、毎日お参りができます

人の遺骨は霊園などの墓地に埋葬しなければならず、恋しくてもなかなか日常でお墓参りができません。

けれどもペットの遺骨はどこでも埋葬できるため、自宅の庭にお墓を作ることで、寂しくなればいつでもお参りが可能です。
 

<ペットの遺骨をどうする:庭に埋葬のメリット>
・いつでもお参りができる
・ペットロスに役立つ
・ご遺体でも埋葬できる
・土に還る「自然葬」ができる
・費用を安く抑える
・いつでも家族で供養ができる

 
特に沖縄では「ペットのお墓を個別に建てたい」と思っても、ペット霊園はありませんので、お墓となれば合祀墓(ペット合同慰霊碑)しか選択肢がありません。

全国的にはペット霊園がありますが(北摂津池田ペット霊園など)、永代供養が付いているので一度埋葬すると、お世話の必要はないものの、お墓参りがしにくい環境です。
 

②庭に埋葬するデメリット

◇ペットの遺骨を庭に埋葬すると、引っ越しなどに対応できません

確かにペットの遺骨を陶器などの骨壺に納めて埋葬することで、引っ越し時に骨壺ごと取り出すことはできます。

けれども長く土に埋まっていた遺骨はカビが繁殖しやすい他、水も溜まりやすく、衛生的にあまり良いとは言えないでしょう。
 

<ペットの遺骨をどうする:庭に埋葬のデメリット>
・引っ越しなどに対応できない
・家族での管理や供養が必要
・近隣住民に嫌がられる可能性
・スペースがないと埋葬できない
・動物などに荒らされる可能性

 
…自宅の庭に埋葬するため、全て飼い主家族で管理をしなければなりません。
また一周忌法要など、個別に法要がしたいなどの希望がある場合、依頼先を自分達で手配するなど、相談先が少ない点もデメリットのひとつです。
 

ペットの遺骨をどうする[4]散骨

(5)散骨
◇ペットの遺骨を火葬後、粉骨(パウダー加工)をして散骨する自然葬です

火葬後のペットの遺骨を粉骨しパウダー加工をした後、自然に還す目的で散骨します。
沖縄では海洋散骨が最も多く、現代では人のご遺骨に対しても選ばれる葬送です。
 

<ペットの遺骨をどうする:散骨>
①ペットの遺骨を粉骨(パウダー加工)する
費用目安…3,500円~20,000円(大きさなどで異なる)

②散骨する(海/山林/空など)
一任散骨…業者に任せる
立ち会い合同散骨…他の家族と一緒に合同で散骨する
立ち会い個別散骨…家族のみで船をチャーターし散骨する

 
散骨は主に上記3種類があり、ペット火葬業者がそのまま遺骨を散骨するサービスも増えました。(この場合、ペットのご遺体を業者へ預けた時点でお別れです)

ペットの遺骨と言えど、骨を撒く行為を嫌がる住民の人々は多く、自治体で散骨を禁じているエリアもあります。
ペットの遺骨を散骨する時は、業者に依頼して行うとトラブルもなく安心でしょう。
 

散骨全般に関しては、下記をご参照ください。
散骨とは?種類で違う費用目安は?散骨のメリット・デメリットを手順、注意点まで解説!

 

①散骨のメリット

◇ペットの遺骨が自然に還る方法で、その後の管理も必要ありません

ペット供養をしたいけれど、高齢の飼い主など、「納骨堂(納骨棚)の年間管理料を払い続けるには不安がある」と言う人も多いです。

ペットの遺骨を手元供養にするにしても「お世話がいつまでできるか…」との相談も多いなか、自然に還る散骨は飼い主も安心できる葬送として選ばれています。
 

<ペットの遺骨をどうする:散骨のメリット>
・費用を安く抑える
・ペット火葬後、そのまま委託できる
・散骨後の管理やお世話が必要ない
・自然に還すことができる
・いつでも海や空を見て供養ができる

 
ただしペット火葬後の散骨を希望するなら、例えペットのご遺体を預けて業者に一任する「一任火葬」でも、個別に散骨するため「個別火葬」を選ぶでしょう。

ペットの遺骨を散骨する飼い主は足腰が弱いなど、合祀墓(ペット合同慰霊碑)にお参りができない人が多いため、自宅まで来てくれる火葬車によるペット火葬もおすすめです。

[参考]一任散骨サービスも受け付け:訪問火葬「OHANA」
 

②散骨のデメリット

◇散骨をすると、ペットの遺骨は戻ってきません

一度散骨をすると、粉骨してパウダー状になったペットの遺骨は、海や山林、空などに撒かれて「ゼロ(0)」になってしまいます。
そのため後々後悔しても飼い主の元にペットの遺骨を戻すことはできません
 

<ペットの遺骨をどうする:散骨のデメリット>
・ペットの遺骨は戻らない
・粉骨(パウダー加工)が必要
・住民への配慮が必要(散骨業者へ依頼)
・特定の墓標へのお参りができない
・一任火葬+散骨の場合、ご遺体を預けた時にお別れ

 
ペットを失ったショックが続くペットロスでは、ペットの遺骨を前にした四十九日や一周忌法要などのセレモニーを積み重ねることで、乗り越える飼い主も多いです。

ペットロスが懸念される飼い主であれば、分骨して一部の遺骨を残すなど、何らかの対策を検討すると良いでしょう。
 

ペットロスを乗り越えた体験談を下記コラムでご紹介しています。
【沖縄ペット供養】ペットロスに一歩ずつ。立ち直った3つのステップ

 

ペット供養をどうする[5]手元供養

沖縄でペットの手元供養決める前に理解したい☆メリットとデメリットとは?
◇「手元供養」とは、ペットの遺骨を自宅や身近に安置し供養する葬送です

現代増えるペットの手元供養では、多くが火葬したペットの遺骨を粉骨(パウダー加工)して、小さな骨壺に納めて祀ります。
ただし自宅に祭壇を設けて祀るばかりが、手元供養ではありません。
 

<ペットの遺骨をどうする:手元供養>
●ペットの遺骨は粉骨(パウダー加工)する飼い主が多い
・自宅の祭壇に祀る
・アクセサリーに入れて持ち歩く

 
手元供養はペットの遺骨のみならず、人の遺骨でも選ばれるようになりました。
そこでペット専用の仏壇仏具も販売されていますが、人の遺骨に利用する手元供養の仏壇仏具を選ぶ飼い主も多いです。

人の遺骨に関する墓埋法では、24時間後に火葬した遺骨を、国に認められた「墓地」に埋葬しなければなりません。
けれども手元供養においては、自宅に安置しても法的に問題はないためです。
 

※ペットの遺骨を手元供養にする方法や費用は、下記をご参照ください。
「ペットの手元供養」とは?費用目安とメリット・デメリット、手元供養にする5つの手順

 

①手元供養のメリット

◇ペットの遺骨を手元供養にすることで、毎日供養ができます

飼い主がペットの遺骨を手元供養にすると、自宅で供養ができるため、毎日お世話が可能です。そのためペットロスに悩む飼い主に、多く選ばれています。
 

<ペットの遺骨をどうする:手元供養のメリット>
・毎日お世話(供養)ができる
・亡きペットを身近に感じる
・ペットロスのケアに役立つ
・自宅で個別法要ができる
・家族でペットロスの哀しみを共有できる

 
…などなどのメリットがあり、ペットが恋しい飼い主にはおすすめです。
ただ一方で、いつも亡きペットを身近に感じることで、ペットロスの哀しみが長引くと感じる飼い主もいます。

それぞれペットロスをケアする段階で、納骨堂(納骨棚)や合祀墓(ペット合同慰霊碑)など、違う供養を選ぶのも良いでしょう。
 

②手元供養のデメリット

◇ペットの遺骨に限らず、手元供養は家族の理解が必要です

今でこそペットの遺骨に限らず、人の遺骨でも手元供養が選ばれるようになりましたが、かつてから「遺骨はお墓に埋葬するもの」でした。

特に同居する両親や祖父母など、高齢の家族から理解が得られずにトラブルに発展する体験談が多くあります。
 

<ペットの遺骨をどうする:手元供養のデメリット>
・家族の理解が必要
・最終的に遺骨をどうするか、決めなければならない
・紛失する可能性

 
またペットの遺骨を手元供養にする場合、飼い主が管理や供養ができている間は良いのですが、何らかの事情でお世話ができなくなった時まで考慮しなければなりません。

ただペットの遺骨は墓地以外のどこでも埋葬できます。
また手元供養にするためにペットの遺骨は粉骨(パウダー加工)されているものが多く、庭に埋葬するなど、その後の扱いも行いやすいです。
 

③手元供養と他の供養との併用

◇アクセサリーなどにペットの遺骨を納めて持ち歩く手元供養では、合祀墓(ペット合同慰霊碑)や散骨と併用する飼い主が多くいます

自宅に祭壇を設けず、アクセサリーのペンダントトップやキーホルダーなどに、ペットの遺骨を一部納めて持ち歩く手元供養では、遺骨が残らない供養と併用する飼い主が多いです。

・ペットの遺骨が手元に残らないのは寂しい
・後々後悔しないか不安

ペットロスが懸念される飼い主にとって、ペットの遺骨が手元に残らないことに不安を覚えることも少なくありません。

このような時、ほんの少しの遺骨を手元に残すことで、不安を和らげる飼い主も多いためです。
 

ペットの手元供養については、下記でより詳しくご紹介しています。
「ペットの手元供養」とは?費用目安とメリット・デメリット、手元供養にする5つの手順

 
 

最後に

以上が、ペットの火葬後に遺骨をどうするか…、現代のペット供養で最も選ばれる5つの供養、それぞれのメリット・デメリットです。

手元供養のデメリットで「家族の理解が得られない」可能性を上げました。
けれども、「それでもペットロスを乗り越えるために、ペットの遺骨を手元に残したい」と相談に来る飼い主は多いです。

このような時には、同じ手元供養でもペットの遺骨の一部を少し、キーホルダーなどのアクセサリーに納めて持ち歩く方法を選ぶと良いでしょう。
 

手元供養を最終的にどうするか…、選択肢は下記をご参照ください。
手元供養とは?最終的にどうすればいい?残りの遺骨4つの対処法とメリット・デメリット

 
 

まとめ

ペットの遺骨はどうする?5つの方法とメリット・デメリット

[1]納骨堂(納骨棚)
●メリット

・施設管理者が管理や供養をしてくれる
・遺骨を衛生的に保つ
・定期的な供養が期待できる
・自宅に遺骨を安置せずに済む
・ペットの遺骨が残る
・合同供養に参加できる
・施設管理者へペット供養の相談ができる

●デメリット
・頻繁に供養ができない
・年間管理費が掛かる
・施設管理者との信頼関係が必要

[2]ペット合同慰霊碑
●メリット

・費用を安く抑える
・最初の支払いで完了する
・合同供養に参加できる
・納骨後の遺骨のお世話が必要ない
・後々の遺骨について、心配がない

●デメリット
・一度納骨すると、二度と取り出せない
・他のペットの遺骨と合祀される
・個別の繋がりが感じにくい
・お参りが集中すると混雑する
・墓前での個別法要は、周囲への配慮が必要

[3]庭に埋葬
●メリット

・いつでもお参りができる
・ペットロスに役立つ
・ご遺体でも埋葬できる
・土に還る「自然葬」ができる
・費用を安く抑える
・いつでも家族で供養ができる

●デメリット
・引っ越しなどに対応できない
・家族での管理や供養が必要
・近隣住民に嫌がられる可能性
・スペースがないと埋葬できない
・動物などに荒らされる可能性

[4]散骨
●メリット

・費用を安く抑える
・ペット火葬後、そのまま委託できる
・散骨後の管理やお世話が必要ない
・自然に還すことができる
・いつでも海や空を見て供養ができる

●デメリット
・ペットの遺骨は戻らない
・粉骨(パウダー加工)が必要
・住民への配慮が必要(散骨業者へ依頼)
・特定の墓標へのお参りができない
・一任火葬+散骨の場合、ご遺体を預けた時にお別れ

[5]手元供養
●メリット
・毎日お世話(供養)ができる
・亡きペットを身近に感じる
・ペットロスのケアに役立つ
・自宅で個別法要ができる
・家族でペットロスの哀しみを共有できる

●デメリット
・家族の理解が必要
・最終的に遺骨をどうするか、決めなければならない
・紛失する可能性


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