ペット供養とは?期限はある?火葬後ペットの遺骨はどうしたらいい?5つの方法を解説!

2023.03.21
ペット供養とは?期限はある?火葬後ペットの遺骨はどうしたらいい?5つの方法を解説!

「ペット供養」とは、愛する亡くなったペットを人と同じように供養することです。特に最近ではペットが亡くなると、人と同じように火葬して遺骨を骨壺に納めます。今回は現代広がるペット供養、火葬や葬儀・火葬後の遺骨を供養する5つの方法を解説します。

「ペット供養」とは、愛する亡くなったペットを人と同じように供養することです。特に最近ではペットが亡くなると、人と同じように火葬して遺骨を骨壺に納めます。

・ペット供養とは?
・ペット火葬や葬儀とは?
・ペット火葬後、遺骨はどうするの?

ペットロスに悩む飼い主も多いなか、丁寧なペット供養でセレモニーを行い、日々冥福を祈ることで、少しずつ哀しみが温かな思い出へと変わる体験談も多いです。

●ペット供養とは?

【沖縄ペット供養】深いペットロスの孤独から乗り越えた体験談
◇「ペット供養」とは、亡くなった愛するペットの冥福を祈り、人と同じように供養をすることです

ただ人とは違い法的にペットのご遺体を自宅の庭など、墓地以外の場所に埋葬しても法を犯すことはありませんので、あくまでも飼い主によるペットへの気持ちにより行います。従来の日本では、ペットが亡くなると下記3つの方法を行ってきました。

<ペット供養とは:かつての選択肢>
自宅の庭に埋葬する
自治体に依頼する
ペット供養専門業者に依頼する

ここで言う「ペット供養専門業者」とはペット葬儀社ペット霊園などを差しますが、その昔の日本では、そもそもペット供養の専門業者自体がほとんどありません。

現代のペット供養とは主に選択肢により、ペット専門業者に依頼して亡くなったペットの火葬を行い、時には葬儀をして供養をします。

※愛するペットが亡くなってから火葬までの流れは、下記をご参照ください。
愛するペットが死んだら、まず何をする?火葬や葬儀の手配まで

 

・ペット供養と人の供養に違いはある?

◇ペット供養と人の供養に大きな違いはありませんが、寺院によってはペットのための読経供養を受け付けないご住職もいるでしょう

ペット供養専門業者が広がった今、基本的にはペット供養と人の供養に違いはありません。飼い主さえ望めば、初七日や四十九日法要、一周忌の法要も行ってくれます。敢えてペット供養と人の供養に違いがあるとすれば、下記2点です。

①ペットと人のご遺体の扱い

◇法的にはペットのご遺体は一般廃棄物扱いです

飼い主にとっては寂しい響きなのですが、人のご遺体は「遺体」として、家の庭など墓地以外の場所にむやみに埋葬することはできません。
もしも許可なく墓地以外の場所に遺体や遺骨を埋葬すると、遺体遺棄として扱われます。

一方、ペットのご遺体は一般廃棄物扱いなので、家の庭に埋葬してお墓を建てても、問題はありません。

②寺院によって、ペット供養を受け付けない

◇読経供養を依頼すると、寺院によってはペット供養は受け付けないこともあります

寺院によってペット供養への見解が違う理由は、仏教の教えにおいて動物は「畜生道」と「道」が違うためでしょう。
人道と動物の道が違うとして、ペット供養を行わないご住職もいます。

 

●ペット供養の流れ

沖縄で愛するペットを供養する3つの選択肢と3つのスタイル
◇ペット供養では、ペット火葬専門業者で火葬(葬儀)→遺骨の葬送です

ペット供養を行う飼い主のほとんどは、人と同じようにペット火葬業者へ依頼して火葬をし、遺骨の埋葬・収蔵先を選ぶ葬送をするでしょう。

<ペット供養とは:3つの流れ>
[1]ペット火葬
[2](ペット葬儀)
[3]ペットの葬送(遺骨の埋葬など)

※「ペット火葬=ペット葬儀」とする業者もある一方、読経供養・お焼香を行う業者もあるなど、ペット葬儀への見解はさまざまです。
人間のように細かな決まり事のない沖縄のペット供養は、主に飼い主のペットロスに寄り添う存在として需要が増えました。

そのため沖縄でもペット供養の基本的な流れやサービスはありますが、全ては飼い主の想いで自由に選択します。

[1]ペット火葬とは?

[1]ペット火葬とは?
◇「ペット火葬」は、ペットのご遺体を火葬して遺骨の状態にすることです

人と同じ火葬場で火葬はできません。ペット供養の専門業者へ依頼しますが、相談はペット仏壇・仏具を扱う仏壇仏具店や、ペット霊園でも受け付けてくれるでしょう。
ペット供養で飼い主が選ぶ火葬には3つの種類があります。

<ペット供養とは:火葬の種類>
合同火葬…他のペットと一緒の火葬
一任火葬…ご遺体を業者に預ける火葬です
個別火葬…個別で火葬を行います

ペット専門業者によって、火葬時に飼い主の立ち会いの可否や、火葬後の葬儀、合同供養サービスの有無などがあるでしょう。

また一任火葬では、ペットのご遺体を業者に預けますが、火葬後に飼い主の元へ戻るか、そのまま埋葬するかの選択なども見受けます。

ペット火葬について、詳しくは下記コラムをご参照ください。
ペット火葬とは?火葬の種類や費用目安。ペットが亡くなって何日後までに火葬をするの?

 

①[ペット葬祭]永遠の家まごころ

●[火葬例]コーギー(15kg)…立会個別火葬(火葬+拾骨+返骨)=33,000円

[店舗]沖縄市美里、南風原町津嘉山
合同火葬/一任火葬/立会個別火葬の3つの火葬方法から選べます。納骨棚なども有り。

②ワンニャンメモリアル

●[火葬例]コーギー(15kg)…個別火葬33,000円+骨壺(陶器製骨袋付)5,500円=38,500円

[店舗]那覇市壺川
合同火葬/個別火葬/野良ちゃん火葬の3つの選択がある。供養棚、合同慰霊祭有り。

③[ペットの葬儀屋さん]沖縄ペットエンゼル

●[火葬例]コーギー(15kg)…個別葬儀33,000円

[店舗]中頭郡西原町
個別葬儀/合同葬儀の選択肢の他、納骨堂(ガラス扉で仕切られた特別棚/納骨棚/個別棚/合同棚)と慰霊碑有り。

[2]ペット葬儀とは?

ペットの手元供養までの流れと手順
◇「ペット葬儀」とは、基本的には人と同じように火葬を行った後、骨上げや収骨を行い、ペット供養をすることです

ペット供養専門業者飼い主が選ぶサービスによって、ペット葬儀の内容は変わります。
一般的にペット葬儀は、ペットを看取ってから火葬し、骨上げや収骨をする内容です。

<ペット供養とは:葬儀>
●ペット個別火葬・葬儀による、基本的な流れ
・ペットの看取り
ペット供養専門業者へ依頼
ペット火葬
・骨上げ
・収骨(骨壺へ納める)
・読経供養
・参列者による焼香
遺骨を持ち帰る

僧侶による読経供養や参列者の焼香は、ペット供養専門業者やサービスによって、あるものもないものもあるでしょう。

また合同火葬であれば、個別のペットの骨上げや収骨ができず、他のペットと一緒に火葬するため、飼い主は自分のペットの遺骨のみを持ち帰ることはできません

※ペット供養では、合同供養などいくつかの種類があります。
「ペット葬儀」とは?ペット葬儀の流れや種類・費用、業者によって違うサービスを解説!

 

[3]火葬したペットの遺骨はどうする?

ペットロスから立ち直るために
◇ペット供養では火葬後ペットの遺骨を、お墓に埋葬、手元供養など、いくつかの方法で葬送します

前述したように人のご遺体とは法的に扱いが違うため、火葬後のペットの遺骨には、人のような厳しいルールはありません。飼い主の希望に合わせて、より自由にペットの葬送を選ぶことができるでしょう。

ただしペット火葬の時点で選択肢が変わるので注意が必要です。

<ペット供養とは:火葬後の遺骨はどうする?>
①合同火葬…個別の遺骨が戻らない
②個別火葬…個別の遺骨が戻る

ペット供養専門業者へ一任するにしても、飼い主立ち会いで火葬を行うにしても、合同火葬を行うと個別の遺骨が戻らないため、例えば自宅の庭に埋葬したり、手元供養の選択ができません。

●火葬後、飼い主が選ぶ5つのペット供養とは


◇ペット供養では火葬後の遺骨を、人と同じようにお墓や納骨堂へ埋葬(収蔵)したり、手元供養による葬送が選ばれやすいです

昔の日本ではペットが亡くなると、自治体に連絡をして遺体を引き取ってもらったり、自分達で庭などに埋めていましたが、ペット供養では人の遺骨と同じように扱う人が多いでしょう。

自宅の庭に埋葬するペット供養も多いですが、最近ではペットのお墓専用の墓石なども販売されています。

※ペットの遺骨、5つの選択肢にはそれぞれメリット・デメリットがあります。選択に迷った場合は、下記コラムも一緒に参考にしてください。
ペット火葬後、遺骨はどうする?ペット供養5つの選択肢、メリット・デメリットを解説!

 

[1]お墓に埋葬する

[1]お墓に埋葬する
◇ペット霊園などが提供する、ペット専用のお墓に埋葬します

「ペット霊園」とは、ペット専用の墓地や区画を提供する霊園です。ただ、ペット供養がまだ広く根付いていない現代では、東京や大阪など都心部近郊に見受けるものの、全国各地のどこでもペット霊園がある訳ではありません

・大阪…北摂津池田ペット霊園(大阪府池田市)
・東京…浄土宗東運寺「釜寺」(東京都杉並区)

などがあります。沖縄にもペット供養専門業者が提供する施設の一角にあるものですが、ペットの合同慰霊碑は見受けます。

<ペット供養とは:沖縄の合同慰霊碑>
①ワンニャンメモリアル
・ペット合同慰霊碑…11,000円/1柱
(同施設で火葬をしたペットの遺骨は無料)
[HP]https://sougi.bestnet.ne.jp/wannyan-naha/price.html#fee

そのため沖縄のペット供養では、ペット霊園の代わりにペット専用の納骨堂(納骨棚)に遺骨を収蔵する選択肢が多いでしょう。

・ペットのお墓に埋葬する注意点

永代供養により一度埋葬するとその後の管理が必要ないものが多いため、他県からでもペット供養はできますが、ペットのお墓には注意点があります。

<ペット供養とは:ペット霊園>
合同墓…他の遺骨とともに埋葬されます
個別墓…個別のお墓で埋葬(収蔵)されます

合同墓の場合、後々個別に分けることができません。この点は注意をして選んでください。

「永代供養」とは、家族(遺族)の代わりに永代(代々)に渡って、霊園管理者が遺骨の管理や供養をしてくれるサービスです。永代供養により墓主の役割が必要ありません
【沖縄のお墓】「永代供養」とは?継承者がいらないって本当?

 

[2]庭にお墓を建てる

自宅の庭にお墓を建てる
◇ペット供養では、自宅の庭などに埋葬し、自分でお墓を建てることができます

法的に人の遺骨は墓地以外の場所に埋葬できませんが、ペット供養では自宅の庭に遺骨を埋葬できます。昔は大きな石などを乗せて墓標としていましたが、近年ではペットの名前を彫刻できる墓石も販売されるようになりました。

<ペット供養とは:墓石>
①Pet&love ペットのお墓
立体型(御影石/小型サイズ)…8,640円
②アートエッチング四つ葉工房
タイル型…4,500円

などがあります。
ペット供養では火葬後、遺骨の状態で埋葬しますが、骨壺のまま埋葬して遺骨を残す人もいる一方、さらしなど土に還元される素材に遺骨を包み、土に還る埋葬をする人も多いです。

[3]納骨堂(納骨棚)に預ける

沖縄のペット供養:納骨堂や納骨棚
◇ペット専用の納骨堂(納骨棚)に遺骨を収蔵するペット供養です

沖縄では最も多いペット供養の選択が納骨堂(納骨棚)ではないでしょうか。
ペット火葬業者から紹介いただくケースが多く、沖縄県内にもいくつかのペット専用納骨堂(納骨棚)があります。

<ペット供養とは:納骨堂>
①沖縄ペットエンゼル
・個別棚…16,500円~27,500円/年
・共同棚…5,500円~8,250円/年
・特別棚…55,000円/年
[住所]〒903-0103 沖縄県中頭郡西原町小那覇1270
[TEL]0120-104-592
[HP]https://pet-angel.jp/noukotsudo②ワンニャンメモリアル
納骨料金…16,500円/1柱・年間
追加料金…5,500円/1柱・年間
[HP]https://sougi.bestnet.ne.jp/wannyan-naha/price.html#fee

このように沖縄のペット供養では納骨堂(納骨棚)の選択が多い一方、収蔵すると年間管理費用が掛かるため、一定年数ペット納骨堂(納骨棚)で供養した後、遺骨を引き取って手元供養などに変更する飼い主も多いです。

[4]手元供養

沖縄で広がるペット供養、3つの方法
◇手元供養とは、亡くなった人やペットの火葬後、遺骨を埋葬せずに、自宅などいつでも見守ることができる場所で供養する葬送方法です

特にペット供養で多く選択され、祭壇を設けて骨壺を祀る他、ペンダントヘッドや指輪などのアクセサリー内に、粉骨した遺骨を納める方法もあります。

<ペット供養とは:手元供養>
①祭壇を設ける手元供養
・骨壺
・祭壇(ステージ)
・仏具セット
②常に持ち歩く手元供養
・ペンダントなど

常に持ち歩く手元供養では、「遺骨ダイヤ」と呼ばれる遺骨の抽出成分で制作した合成ダイヤモンドを持ち歩くものも登場しました。

※「飼い主が亡くなる時、ペットの遺骨をどうするか」など、ペットの手元供養については下記で詳しく解説しています。
「ペットの手元供養」とは?費用目安とメリット・デメリット、手元供養にする5つの手順

 

[5]散骨(0葬)

粉骨した一部は海洋散骨の選択も
◇「散骨(さんこつ)」とは、遺骨の全て、もしくは一部を粉骨して、海や山林や空、宇宙空間などに撒く葬送です

散骨や手元供養では遺骨を粉骨してパウダー状にする方法が多く、海や山林など自然に撒くお墓に頼らない葬送なので、「自然葬」や「0葬」(遺骨が残らないため)などとも呼ばれます。

・海洋散骨
・山林(里山)散骨
・空葬

…などがありますが、沖縄では海に撒く海洋散骨が多いでしょう。人の遺骨も扱う散骨業者でも相談ができますが、現代の沖縄ではペット専用の散骨サービスも見受けます。

<ペット供養とは:海洋散骨>
①沖縄海洋散骨Kai
・ペットチャーター散骨プラン…198,000円
[TEL]098-963-8854
[HP]http://okinawa.sankotsu-kai.com/
②ペットの訪問火葬OHANA
・火葬+散骨プラン(20kg以下)…37,700円
[HP]https://ohanaokinawa.com/fee/

ペット供養でも人と同じように、個別散骨になると船のチャーターなどに費用が掛かり割高です。

・ペットの散骨、3つの種類

散骨には散骨業者に一任する「一任散骨」もありますが、ペット供養では立ち会いを希望する飼い主が多いでしょう。

・一任散骨…遺骨を業者に預けて散骨してもらう
・合同散骨…他の家族と一緒に合同で散骨セレモニーをする
・個別散骨…個別に船をチャーターし散骨セレモニーをする

一任散骨→合同散骨→個別散骨の順番で費用は上がりますが、なかには「ハワイの海に散骨したい」などの理由で、遠方のハワイに遺骨を送り、散骨してもらう飼い主なども見受けます。

※人やペットの新しい葬送、「散骨」については、下記コラムに詳しいです。
散骨とは?種類で違う費用目安は?散骨のメリット・デメリットを手順、注意点まで解説!

 

最後に

ペット供養とは、亡くなった愛するペットに何ができるか…、飼い主ができるさまざまな供養の形です。

昔のペット供養とは大きく変化し、現代ではペット供養専門業者が増え、ペットでも火葬し、お墓に埋葬したり、手元供養や納骨堂など、さまざまな選択肢が増えました。その選択肢は、ほとんど人の供養と同じです。

また現代のペット供養は、遺骨の葬送後に初七日や四十九日法要などの相談ができます。
生前に家族として過ごしたペット、供養の形も家族として、人と同じようにできるのです。

※ペットの追善供養、初七日や四十九日法要については下記に詳しいです。
ペット法要とは?ペットにも初七日や四十九日はある?ペットの法要では何をすればいい?

 

まとめ

ペット供養とは

●ペット供養とは
・人と同じように供養をすること

●ペット火葬・葬儀とは
・ペットの遺体を火葬する
・遺骨を骨上げ、収骨する
・読経供養や焼香など
・ペットの遺骨を供養する

●ペット供養では遺骨をどうする?
・ペット専用のお墓に埋葬する
・自宅の庭などに埋葬する
・納骨堂(納骨棚)に預ける
・自宅で手元供養をする
・海などに散骨する

●ペット供養には法要もある
・初七日
・四十九日法要
・合同供養


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