沖縄で手元供養の費用相場はどれくらい?供養方法で違う費用目安を体験談とともに紹介!

2024.06.22
沖縄で手元供養の費用相場はどれくらい?供養方法で違う費用目安を体験談とともに紹介!

沖縄でニーズ増えた手元供養の費用は、選ぶ方法で大幅に異なります。予算や希望に合わせて、自由に進めることがポイントです。本記事では、沖縄で選ぶ手元供養の種類で違う費用目安・注意点が分かる他、手元供養の体験談、具体的な費用もご紹介しています。

・沖縄で手元供養の費用はどれくらい?
・沖縄の手元供養は種類で費用も変わる?
・手元供養をした人の具体的にかかった費用は?

沖縄でニーズが高い手元供養ですが、費用は選ぶ手元供養の種類や方法で大幅に異なります。
そのため予算や家族の希望に合わせて、自由な手元供養を進めることができるでしょう。

本記事を読むことで、沖縄で手元供養の種類や方法で違う費用目安や、手元供養を進めるための注意点が分かります。

後半では、実際に手元供養を行った家族の体験談を、具体的な費用とともにご紹介していますので、どうぞ最後までお読みください。

 

沖縄で増える「手元供養」とは?

沖縄で手元供養により家族の死を受け入れた体験談。この症状はあなたのせいじゃない
◇自宅でご遺骨を安置し供養します

手元供養は、家族のご遺骨を自宅で安置し祀り、日々供養をする遺骨供養です。
そのため遺骨は自宅のあり、お墓に埋葬する必要がありません。

沖縄で手元供養が増える理由には、門中墓などお墓の継承者不在、墓主の高齢化により、墓じまいが増えていることが背景のひとつです。

手元供養はお墓のいらない遺骨供養のなかでも、特に家族の遺骨を個別に残しながら、維持管理の費用を抑えつつ、家族による手厚い供養ができます。

 

 

①全骨安置する

◇ご遺骨の全てを自宅で安置します

「全骨安置」とは、ご遺骨の全てを自宅で安置し供養する手元供養です。
火葬場から受け取った骨箱のまま、お仏壇の脇などに置いて供養することも全骨安置にあたります。

現代では、住まいや暮らしに合わせた手元供養のため、パウダー状に粉骨してコンパクトにした後、小さな骨壺に納めて祀る全骨安置も充分にできるでしょう。

 

 

②分骨安置する

◇ご遺骨の一部を自宅で安置します

ご遺骨を分骨した一部を自宅で安置する手元供養です。
昔ながらの自宅供養では、喉仏の部分のみを手元に残す方がいますが、コチラも分骨安置にあたります。

ペンダントヘッドに粉骨したご遺骨を納めるなど、アクセサリータイプの手元供養では、分骨安置が多く選ばれるでしょう。

分骨安置の場合、残されたご遺骨の供養方法まで検討しなければなりません。
全骨を粉骨した場合、同じく粉骨を必要とする海洋散骨や里山散骨などの自然葬が多く選ばれます。

 

 

③遺骨なしの手元供養

◇ご遺骨が手元になくとも供養はできます

しばしば「遺骨はないけれど自宅で故人の供養はできますか?」とのご相談があります。
永代供養墓(合祀墓)や海洋散骨など、遺骨の残らない供養を済ませた後に、供養がしたい家族などからの相談が多いです。

また遠方にある先祖代々墓に埋葬された家族を「遺骨はないけれど供養がしたい」などのご相談がありますが、自宅供養は必ずしもご遺骨が必要ではありません。

故人へ想いを馳せて手を合わせるだけでも供養はできますが、メモリアルプレートやご位牌など、ご遺骨に代わる参拝対象を自宅で祀り、供養をすると良いでしょう。

 

 

④火葬後の手元供養

◇火葬後はそのまま手元供養が可能です

ご家族が亡くなると死亡証明書を役所へ提出し、代わって火葬許可証を受け取ります。
現代の日本では火葬は義務付けられていますが、ご遺骨の埋葬に期限はありません。

そのため火葬場で受け取ったご遺骨を、骨箱の状態のまま、仏壇の脇に安置することも手元供養のひとつです。

ただ現代では、きちんと形を整えて供養するため手元供養として、業者へ粉骨を依頼しコンパクトにまとめたり、手元供養専用のステージ(祭壇)や仏壇を準備する家族が多いでしょう。

火葬場ではご遺骨を埋葬する「埋葬許可証」を受け取りますが手元供養では使用しません。
けれどもいずれ、ご遺骨を埋葬する時に業者へ提出する必要があるので、置き場所を決めて、大切に保管してください。

 

 

⑤埋葬後の手元供養

◇埋葬後はご遺骨を引っ越す「改葬」を行います

「改葬(かいそう)」とは、ご遺骨やお墓を移動することと、その手続きです。
埋葬後に手元供養にしたい場合は、お墓からご遺骨を取り出すため、お墓が建つ地域の役所で「改葬許可申請」を行い、「改葬許可証」を受け取らなければなりません。

お墓は自分で開閉もできますが、墓石は重く事故のリスクもありますので、墓石業者に依頼して、ご遺骨を取り出してもらいましょう。

また、湿気の多いお墓に納骨していたご遺骨は、カビが生えていたり、水が溜まっているなど、衛生的に問題があるため、ご遺骨の洗浄・乾燥も専門業者に依頼します。

 

[納骨したご遺骨の改葬手続き]
・「改葬」とは?墓じまいとは何が違う?沖縄に多い改葬7つのパターンと手順、理由も解説沖縄で納骨した遺骨を手元供養にしたい!遺骨を取り出す改葬手続きとは

 

 

沖縄で手元供養までに遺骨にかかる費用

まとめ:手元供養とは、手元でご遺骨の管理供養をすることです
◇埋葬したご遺骨は、メンテナンス費用がかかります

手元供養は基本的に予算に合わせた供養ができますが、一度お墓に埋葬したご遺骨を手元供養にする場合、ご遺骨を取り出す費用や、取り出したご遺骨のメンテナンス費用がかかるでしょう。

一方、墓じまいの場合は、墓石の撤去・墓地の整地費用がかかる他、お墓を閉じるにあたり、仏教に倣い閉眼供養を執り行う家族も多いです。

 

①分骨する費用

◇分骨証明書の発行に1通約300円かかります

分骨をした残りをお墓埋葬する場合、火葬場で発行される「埋葬証明書」は、お墓の埋葬時に提出するため、分骨したご遺骨を埋葬する時のために「分骨証明書」が必要です。

手元供養はご遺骨が残る供養方法なので、いずれ何らかの方法を取らなければなりません。
ご遺骨をいずれ埋葬する時に、ご遺骨を証明する「分骨証明書」の提出が必要になるでしょう。

火葬場で分骨をする場合、火葬場でそのまま分骨証明書を発行してもらえるので便利です。
タッパーなどで分骨しても問題はありませんが、骨壺を購入して分骨する家族もいます。

 

②改葬の費用

◇ご遺骨の取り出しに約3万円~5万円かかります

一度埋葬したご遺骨を取り出す際、「改葬許可証」を持っている限りは、自分でお墓を開閉することも法的に問題はありませんが、石材業者へ依頼するのが一般的です。
墓石は重く事故リスクが高いですし、一人で取り出すことは難しいでしょう。

石材業者に依頼する場合、1柱につき約3万円~5万円が費用の目安です。
また改葬許可申請は基本的に無料ですが、住民票などの提出を求められた場合、書類1通に付き約200円~300円の手数料がかかるでしょう。

 

[参照]
・那覇市「改葬許可について

 

③墓じまいの費用

◇一般的な墓石の撤去のみであれば約20万円~50万円ほどです

墓じまいにかかる費用は、お墓の大きさや、納骨したご遺骨の柱数により価格幅がありますが、霊園の区画に立てるほどの、一般的な大きさのお墓の解体・撤去費用は、約20万円~50万円ほどになります。

ただ沖縄のお墓は大きいものもあり、ご遺骨の柱数もどれだけか分かりません。
また取り出したご遺骨の一部を手元供養にしても、残りのご遺骨の新しい納骨先が必要です。

まずは墓石業者に内部調査を依頼し、お墓の状態やご遺骨の柱数を確認してもらい、見積もりを取ってもらいましょう。

 

 

④遺骨のメンテナンス

◇埋葬したご遺骨は洗浄と乾燥が必要です

お墓に長く埋葬されていたご遺骨は、カビが生えていたり、骨壺に水が溜まっている状態のものも多くあるため、専門業者に依頼して、ご遺骨の洗浄と乾燥を依頼する流れが一般的です。

ご遺骨の洗浄「洗骨」と乾燥で約1万5千円~2万円ほどが費用の目安となり、ご遺骨の大きさや土付きなどの状態によっても加算されるでしょう。

また沖縄の場合は風葬文化があったため、火葬されていないご遺骨もあります。
現代の日本では火葬されていないご遺骨は、霊園や永代供養での埋葬ができないため、一度火葬しなければなりません。

 

[遺骨のカビ対策]
・遺骨にカビが生えた時の対処法!手元供養で役立つ5つのカビ対策、古い遺骨はどうする?

 

⑤ご遺骨の粉骨

◇長くご遺骨を祀るために粉骨をする家族が多いです

手元供養では火葬場で受け取ったご遺骨をそのまま自宅で祀ることもできますが、現代では、現代の住まいや暮らしに馴染む供養の形として、ご遺骨をパウダー状に粉骨して祀ります。

ご遺骨の粉骨は、自分で行っても法的に問題はありませんが、家族のご遺骨を粉骨する作業は、精神衛生上、あまりおすすめできるものではないため、専門業者に依頼する流れが一般的です。

粉骨作業を専門業者に依頼する費用目安は、前項でお伝えしたご遺骨の洗浄や乾燥も含めて、約3万円ほどが目安となります。

ただ残るご遺骨の海洋散骨など、他のサービスと一緒に粉骨を依頼すると安くなることも多いです。

 

 

⑥閉眼法要にかかる費用

◇お布施で包む費用の目安は、約3万円~5万円です

墓じまいでお墓を閉じてご遺骨を取り出す場合、一般的には仏教に倣い、お墓から魂を抜く閉眼法要を執り行います。

閉眼法要では僧侶に依頼して読経供養を執り行うので、僧侶へ読経供養のお礼として、1回の読経供養に付き約3万円~5万円ほどのお金を包み、お布施としてお渡しするのがマナーです。

また僧侶に出張してもらっているならば交通費として「御車代」を約3千円~5千円ほど、法要の後に会食の場を設けていて、僧侶は欠席ならばお食事代として「御膳代」を約3千円~1万円ほどを目安に包みましょう。

 

 

⑦開眼法要を行う費用

◇開眼法要を行う場合も、お布施を包みます

手元供養では開眼法要を必ずしも執り行う必要はありませんが、お仏壇やステージ(祭壇)などの祈りの場を仕立てた後、参拝対象に魂を込める開眼法要を執り行うこともあります。

この場合は閉眼法要と同様に、1回の読経供養に付き約3万円~5万円のお金を包んで、僧侶へお渡しする流れです。

 

沖縄の手元供養の種類で違う費用

赤ちゃんの手元供養を選んだ理由
◇手元供養は予算に合わせて供養ができます

沖縄の手元供養はステージ(祭壇)による祈りの場を仕立てる方法や、仏壇にご遺骨を祀る方法が多いですが、手元供養に決まり事はないので、予算に合わせて自由にご遺骨の供養が可能です。

そのためご遺骨をベッドサイドに祀るのみの家族もいれば、加工費用の高いダイヤモンド加工による手元供養を選ぶ家族もいます。

 

①ステージ(祭壇)を設ける

◇ミニ骨壺は約3千円~販売されています

ステージ(祭壇)を設けて骨壺を祀り、日々供養する手元供養です。
骨壺のみを祀るケースもあれば、ステージ(祭壇)を仕立てて骨壺を祀り、燭台や花立て、香炉を置いて、日々お線香を上げるケースもあります。

 

<祈りの場の費用目安>
[仏具]
[費用目安]
・ミニ骨壺 …約3千円~3万円
・ステージ(祭壇) …約6千円~5万円
・写真立て …約千円~3万円
・仏具三具足セット …約8千円~2万円

 
「仏具三具足」とは、香炉・燭台・花立て3品の仏具です。
また手元供養のステージセットも販売されていますが、約3万円~20万円ほどと、素材や内容によって費用幅が広くなります。

仏具やステージ(祭壇)にこだわれば費用も高くなりますが、骨壺のみを祀っても、もちろん問題はありません

 

②仏壇に遺骨を祀る

◇仏壇の費用相場は、約8万円~80万円です

仏壇を仕立ててご遺骨を中心に祀る手元供養も多くあります。

仏壇の費用は大きさや種類により幅広く、約8万円~80万円ほどが目安ですが、素材や大きさ、彫刻によりさまざまで、150万円を超える仏壇もあるでしょう。
下記はおおよその仏壇の費用ですが、あくまでも目安として参考にしてください。

 

<仏壇の費用目安>
[種類]
[費用目安]
・モダン仏壇(上置き) …約8万円~
・モダン仏壇(台付き) …約30万円~
・沖縄仏壇 …約30万円~130万円ほど
・唐木仏壇(上置き)
…約20万円~
・唐木仏壇(台付き) …約30万円~
・金仏壇(上置き) …約50万円~

 
さらに仏具や骨壺などの費用も考慮しなければなりません。
手元供養では現代の暮らしにも似合う、おしゃれでコンパクトな上置き型のモダン仏壇が、費用面でも求めやすく人気です。

 

 

③アクセサリーに納める

◇アクセサリーの費用目安は、約5千円~5万円です

キーホルダーやネックレスのペンダントトップなど、アクセサリーに粉骨したご遺骨を納める手元供養では、素材や加工により異なりますが約5千円~5万円ほどの価格帯が多いでしょう。

アクセサリーなので、チタン・ステンレス・シルバー・プラチナなどのネックレスの他、ティファニーやカルティエなど、ハイブランドの遺骨ペンダントも人気です。

名前とメッセージを彫刻できる小さなカプセル型もあれば、手元供養とは分からないタイプのアクセサリー、男性でも身に付けやすいブレスレットなどもあります。

 

④ご遺骨を加工する

◇ご遺骨を加工する費用目安は、約15万円~30万円以上です

ご遺骨をプレートやオブジェ、霊石などに加工する手元供養もあります。
ご遺骨がプレートや霊石になると、ご遺骨を祀っているようには見えないので、来客時にもそのまま飾ることができるでしょう。

霊石はネックレスやリングなどのアクセサリーとして持ち歩くサービスもあります。
またプレートに加工する場合、プレートに名前や誕生日などを彫刻することも可能です。

 

⑤ご遺骨のダイヤモンド加工

◇ご遺骨のダイヤモンド加工は、約45万円~300万円ほどです

ご遺骨をダイヤモンド加工する場合、原石の製造のみとして約45万円~300万円ほどが費用目安となり、カラット数や色、種類によって費用幅があるでしょう。

原石であれば0.2カラットで約45万円~となりますが、同じ0.2カラットでもカットを行うと約50万円~の費用目安になり、高くなる傾向です。

0.2カラットが最も求めやすい遺骨ダイヤモンドのカラットですが、なかには600万円ほどの遺骨ダイヤモンド加工もあります。

 

沖縄で手元供養の注意点と費用

沖縄で手元供養が広がる3つの理由と3通りの方法
◇手元供養は最終的にご遺骨が残る供養方法です

手元供養はお墓のいらない遺骨供養ですが、家族が手元にご遺骨を残して供養するため、ご遺骨は最後まで残っています

お世話をする配偶者や家族が生きているうちは良いのですが、何らかの事情でお世話ができなくなった時、亡くなった時など、いずれはご遺骨の扱いを検討しなければなりません。

 

①最終的な遺骨の扱い

◇お世話ができなくなった時の扱いを決める必要があります

何十年先になるかもしれませんが、いずれご遺骨は何らかの方法で供養しなければなりません。
手元供養では粉骨をして祀る家族が多いため、最も多い残されたご遺骨の供養方法は、海洋散骨をはじめとする「散骨」です。

 

<残された遺骨供養の例>
[方法]
[費用目安]
・海洋散骨 …約5万円~50万円
・永代供養(合祀墓) …約5万円~15万円

 
散骨は法的にグレーゾーンとされ、自分たちで散骨を行うことは違法ではありません
けれども近隣住民の迷惑になったり、自治体で散骨を禁止する区域もあるので、トラブル回避のためには、散骨業者に依頼して散骨すると良いでしょう。

 

[永代供養墓]
・【2024年最新ランキング】沖縄でおすすめの永代供養墓トップ13件、口コミも紹介!

 

②手元供養は室内で祀る

◇庭や屋外での手元供養は避けましょう

屋内でご遺骨を祀る手元供養は法的に違法ではありません。
けれどもご遺骨を自宅の庭に埋葬する行為は、刑法190条により死体損壊罪にあたります。

 

[第百九十条]
・死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、三年以下の懲役に処する。

 
庭や屋外でご遺骨を祀っているならば、埋葬はしていないのですが、トラブルを起こしかねないため、手元供養は屋内で祀り供養するのが安心です。

 

[参照]
・e-GOV法令検索「明治40年法律第45号刑法

 

③ご遺骨の扱いに注意する

◇ご遺骨はカビ対策をすると衛生的です

粉骨したご遺骨は湿気を吸いやすく、カビが生えるなどの可能性があるため、カビ対策をすると良いでしょう。

風通しが良く湿気の少ない環境で保管し、定期的に骨壺を開けて乾燥させても良いです。
また埋葬していたご遺骨は洗浄した後、しっかり乾燥させないと綺麗に粉骨できません。

またメンテナンスがしきれない場合は、粉骨したご遺骨の真空パックサービスもあります。
真空パックに適したブック型の骨箱もあるので、複数のご遺骨を祀る場合は、検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

沖縄で手元供養の費用を抑えるポイント

赤ちゃんのご遺骨がない手元供養
◇手元供養は自由な供養方法です

手元供養は宗旨宗派を問わない、無宗教の人々に適したご遺骨供養の方法ですので、予算や希望に合わせて自由に進めることができます。

いずれお墓に埋葬したいならば、火葬場で引き取ったご遺骨をそのまま仏壇脇などに安置しても良いですし、新しく仏壇を仕立てて骨壺を中心に祀ることも可能です。

 

①粉骨はセットで依頼する

◇粉骨は他のサービスとセットにすると安くなる傾向です

現代、沖縄の手元供養の過程で欠かせないご遺骨の粉骨は、専門業者に単体で依頼すると、1柱につき約3万円~5万円ほどの費用目安になりますが、他のサービスと一緒に依頼することで、安くなる傾向にあります。

例えば分骨安置により、残されたご遺骨をどうするかで迷っているならば、同じく粉骨をする海洋散骨と一緒に依頼する方法などです。

 

②残ったご遺骨の納骨先

◇残ったご遺骨は、別の方法で供養します

分骨安置をして残ったご遺骨は、別の方法で供養をしなければなりません。
門中墓(先祖代々墓)に埋葬しても良いですし、永代供養墓(合祀)などの永代供養、散骨などの自然葬が、比較的安い供養方法でしょう。

またアクセサリーで手元供養をする場合に、自宅に残ったご遺骨を骨壺に納めて祀る方法もあります。

この他、いずれご遺骨のお世話をする人が亡くなった時に、残されたご遺骨をどのように供養するかまで、考慮する必要があるでしょう。

 

③手元供養の品を手作りする

◇手元供養の品を手作りして費用を抑えます

手元供養のステージ(祭壇)などを手作りすることで、費用を抑えることも可能です。
手作りのコースターを台座に骨壺を祀ったり、市販の安い写真立てで代用もできます。
沖縄で手作りでできる手元供養として、人気が高い品は下記などです。

 

<手作りでできる手元供養の例>
・小さなお守り袋(巾着袋)
・ぬいぐるみ
・骨壺の台座(コースターなど)

 
また持ち歩くタイプの遺骨供養では、小さな瓶やカプセルなどにご遺骨を入れて持ち歩くこともできます。

 

沖縄で手元供養の費用がない時の対処法

納骨堂の費用内訳
沖縄ではご遺骨を納骨するタイミングが葬儀当日、全国的にも忌明けとなる四十九日法要を目安に納骨式を執り行います。

そのため手元供養を進めるにしても「早く形を整えないと!」と焦ってしまうこともありますが、ご遺骨を納骨する期限はなく、手元供養として整えるにあたり、慌てる必要もありません。

そのため手元供養の費用がない時に慌てることなく、家族や親族、仏壇仏具店などにも相談をして、ゆっくりと整えていくと良いでしょう。

 

①家族や親族に相談する

◇自分ひとりで抱え込まないようにします

家族の手元供養に関わる費用が充分ではない場合、まず家族や兄弟姉妹などに経済的な負担を分担できるよう、相談してみることが先決です。

自分が墓主である場合の墓じまいや改葬が伴う場合、模合も視野に入れながら、家族だけではなく親族まで、少しでも多くのお墓に関わる人々に分担をしてもらう方法を検討しましょう。

 

②少しずつ手元供養の品を揃える

◇手元供養は自由なご遺骨の供養方法です

沖縄の手元供養は予算に合わせて進めることができますが、家族や親族との話し合いで新しく仏壇や位牌を仕立てるなど、予算がかさむことも多いです。

手元供養は決まり事は全くなく、期限も定められていないため、周囲が許せば無理をせず、予算に合わせて少しずつ手元供養の品を揃える方法もあります。

 

③分割払いを検討する

◇メモリアルローンなどの分割払いも検討します

沖縄で手元供養に仏壇購入など大きな費用がかかる場合には、分割払いも検討しましょう。
独自の分割払いを提供するお店もあれば、カードローンを利用する家族もいます。

この他にも仏壇仏具やお墓など、故人の供養に関する費用に関しては、すぐに審査の結果が分かり、目的が絞られているため通りやすい「メモリアルローン」の選択もあるでしょう。
カードローン等と比べると金利が低め傾向にあるので、チェックしてみるのも一案です。

 

 

沖縄で手元供養をした体験談(費用)

仏具はスペースに合わせる
◇ひとり娘の山本香保子さん(仮名)の体験談です

ひとり娘の山本香保子さん(仮名)は、東京の大学へ進学後、大学で知り合った男性と付き合い、そのまま東京へ嫁ぎます。

一方、ご両親は沖縄で夫婦水入らずの生活をしていましたが、10年前に父親が脳溢血により半身不随となりました。
父親のリハビリ期間の後、母親がメインで介護をする老々介護生活に入ります。

ひとり娘だった香保子さんは両親の様子は気になりましたが、親族が沖縄にいること、母親が元気そうだったこと、また香保子さんも子育て真っただ中だったため東京と沖縄の行き来は難しく、母親に任せることにしました。

 

①母親が亡くなる

◇そんななかで5年前にお母様が突然亡くなります

朝起きたらお母様は起きなかったのですが、後ほど香保子さんご家族は、お母様の死因がガンだったと知りました。
香保子さん家族は駆けつけ翌日には葬儀を執り行い、そのまま門中墓に納骨されます。

その後、旦那様だけ東京に帰り、香保子さんとお子さま2人は、初七日まで沖縄の実家に残りながら、親族とお父様の今後を話し合うことになりました。

 

②父親の介護問題

◇父親を東京に呼び寄せることにします

親族からは父親を介護施設へ入所することを提案されましたが、経済的な負担も大きく、また父親ひとりを介護施設に残すことに後ろ髪をひかれます。

けれども香保子さんが東京へ父親を呼び寄せることを提案したところ、父親は「沖縄に残る」「ひとりで家で暮らす」と強く拒否するため、香保子さんがよくよく話を進めました。

すると父親の本心は「母親の遺骨が沖縄に残るから」と言うことで、一時は埋葬した母親の遺骨を取り出すことも検討しましたが、門中墓は合祀型だったため、取り出すことも叶いません。

ただ遺骨なしでも母親の供養はできるとして、手元供養用の仏壇を揃えることにしました。

 

③母親の仏壇を仕立てる

東京の香保子さんの家は分譲マンションで手狭だったため、リビングのテレビ脇に置いても違和感のない、現代的でコンパクトなモダン仏壇(家具調仏壇)で揃えました。

父親が東京に移り住むため、築年数が古くなった実家の処分や整理などでお金がかかり、仏壇を仕立てる費用は、予算の半分ほどです。

 

<母親の仏壇を仕立てる>
[購入品]
[費用]
・仏壇(棚上) …約250,000円
・仏具セット …約30,000円
・おりん …約20,000円
・ロウソク(消耗品) …約700円
・お線香(消耗品) …約1,500円
・木彫り観音 …約7,000円
●合計 …約309,200円

 
木彫り観音は、家族で仏壇仏具店へ行った時に出会った木彫りの観音様です。

香保子さんの旦那様の家は、宗旨宗派を問わない民間霊園にお墓があり、特別な宗旨宗派を持っていませんでしたし、それは香保子さんや父親も同じでした。

けれども木彫りの観音様と出会った時に、父親も香保子さんも、母親を供養してくれるような気がして、お仏壇に祀りたいと思ったのだそうです。

 

④97歳の祖母が亡くなる

◇祖母が亡くなり、父親は祖母のご遺骨を分けてもらいます

そして数年後、97歳だった祖母が亡くなりましたが、香保子さんの父親は飛行機に乗って沖縄に帰省できる状況ではありません。

そのため家族を東京に残し、香保子さんだけ祖母の葬儀に参列しました。
けれども沖縄の葬儀に参列できない父親の後悔は、香保子さんにも強く伝わります。

そこで香保子さんは祖母のお仏壇やお墓を継承する祭祀継承者の伯父へ、祖母の遺骨を分けてもらえないかと相談しました。

伯父に快諾していただき、香保子さんは火葬場で祖母の「喉仏」を分骨してもらい、東京に持ち帰ります。

 

⑤お菓子箱を骨壺に分骨

◇思い出深いお菓子箱を骨壺にして、分骨しました

この時「これは義春(仮名:父親の名前)も良く知ってるよ、形見にするといいよ。」と、伯父から骨壺にしていただいた容器が、生前に祖母が愛用していたお菓子箱です。
小さな陶器のお菓子箱で、祖母は昔からこれを愛用していました。

針仕事の片隅にこのお菓子箱を置き、「ちょっと休憩」と言っては、お菓子箱から飴ちゃんや、小さなビスケットを取り出したと言います。

 

⑥祖母のご遺骨を仏壇に祀る

◇お菓子箱をそのまま骨壺として祀りました

香保子さんは東京の自宅に戻ると、分骨した祖母の喉仏を父親に渡しました。
父親は祖母への想いもあったのでしょう、東京へ移る時に持っていた祖母のハンカチに喉仏を包みます。

ハンカチに包まれた祖母の喉仏を小さなジップロックに入れ、そのまま祖母が愛用していたお菓子箱に納めると、お仏壇に母親とともに祀りました。

今、父親の体調では毎年の旧盆時期にも沖縄へ帰省することはできません。
けれども仏壇を仕立てたことで、父親としては旧盆時期には妻にも母親にも手厚い供養ができると喜んでいます。

 

沖縄で手元供養の相談をする

現代の沖縄で人気仏具の選び方
◇手元供養を検討するなら、仏壇仏具店で相談します

沖縄で手元供養を検討しているならば、手元供養の品を扱っている仏壇仏具店で相談すると良いでしょう。

予算に合わせた手元供養の品選びだけではなく、残されたご遺骨の供養方法や、お墓から遺骨の取り出し、仏壇や位牌の処分や買い替えなど、何でも相談できるでしょう。

 

①供養ギャラリー那覇店

沖縄の手元供養は今、仏具や仏壇を揃える場合は家具調仏壇・モダン仏壇と言われる、現代の暮らしにマッチした、コンパクトでおしゃれなタイプが人気です。

供養ギャラリーでは、主に家具調仏壇(モダン仏壇)や、現代の暮らしに合わせた手元供養のステージ(祭壇)ミニ骨壺などが揃います。

 

<供養ギャラリー那覇店>
供養ギャラリー那覇店>
[住所] 那覇市松尾2丁目17-28
[電話番号] 098-987-0013
[営業時間] 10:00~17:30(水曜定休)
[駐車場] 5台
[HP] https://www.ryuukyuu.co.jp/shop/

 
アクセサリータイプもネックレスからキーホルダー、ブレスレットまで多様にあるので、店舗を訪れて現物を見てみても良いでしょう。

新しい供養の形に合わせた日々の供養の仕方や飾り方、旧盆などもコンパクトな盆提灯などのグッズが揃い、整えやすいです。

 

②供養ギャラリー南風原店

家族の手元供養のみならず、ペットの手元供養を検討している人々にも、ペット専用のさまざまな供養グッズが揃います。

モダンな仏具だけではなく、旧盆にも適した大きなやちむんの香炉なども販売しているので、用途に合わせた手元供養ができるでしょう。

 

<供養ギャラリー南風原店>
供養ギャラリー南風原店>
[住所] 南風原町兼城123番地 POPビル1階
[電話番号] 098-888-1522
[営業時間] 10:00~17:30(水曜定休)
[駐車場] 5台
[HP] https://www.ryuukyuu.co.jp/shop/

 
また手元供養で残されたご遺骨の相談にも対応してくれます。
仏壇じまいや、継承者のいない先祖代々位牌「トートーメー」の供養など、手元供養のみならず、供養に関するあらゆる相談窓口です。

 

まとめ:沖縄で手元供養の費用幅は広いです

沖縄で行う手元供養の手順は?
沖縄でも手元供養の種類が豊富になり、費用の幅も広くなりました。
また沖縄から本州へ移住した子ども世代が、両親の手元供養を本州で進めるにあたり、沖縄を感じさせる仏具を選ぶことも少なくありません。

琉球ガラスに故人の俗名を彫刻してご遺骨と一緒に祀ったり、やちむんの香炉を選ぶなどです。
手元供養では小さな仏壇が多いので、旧盆などの旧暦行事では、あの世のお金「ウチカビ」を焚く供養は難しい家も多いですが「フェイクのお札を供えている」などの声もあります。

 

 


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