キリスト教の葬儀や法事とは?流れとマナー、カトリック・プロテスタントの違いや考え方

2023.11.25
キリスト教の葬儀や法事とは?流れとマナー、カトリック・プロテスタントの違いや考え方

キリスト教の葬儀は挨拶や葬儀の流れ・香典マナーまで、さまざまな仏教式との違いがあります。またキリスト教宗派カトリック・プロテスタントによっても葬儀形式が違うでしょう。本記事では、キリスト教の葬儀とは?仏教式との違い、参列マナーが分かります。

・キリスト教と仏教の葬儀の違いは?
・キリスト教の葬儀の流れは?
・キリスト教の葬儀に参列するマナーとは?

キリスト教と仏教の葬儀は、死生観の違いからお悔やみの言葉や葬儀の流れ、香典の表書きや包み方マナーまで、さまざまな違いがあります。

また仏教と同じく、キリスト教も宗派による葬儀の違いがあるでしょう。
キリスト教の宗派は、主にカトリックとプロテスタントです。

本記事を読むことで、キリスト教の葬儀とはどのようなものか?
仏教の葬儀との違いや、キリスト教の葬儀の流れ、参列する時のマナーが分かります。
 

キリスト教の葬儀とは?

キリスト教の葬儀とは?
◇日本ではキリスト教式の葬儀でも、通夜にあたる式を設けます

本来キリスト教式の葬儀には、仏教の「お通夜」にあたる儀式はありません。
けれども日本では、仏教の風習に合わせた通夜式の後、翌日にキリスト教の「葬儀式」を執り行うようになりました。

詳しくは後の項でお伝えしますが、キリスト教は主にカトリック・プロテスタントの二派に分かれ、それぞれ儀式の呼び名や習慣も違うでしょう。
 

<キリスト教の葬儀とは>
[流れ] [カトリック] [プロテスタント]
(1)通夜の集い ・通夜の祈り ・前夜祭
(2)葬儀式 ・葬儀
・告別式
(分ける)
・葬儀告別式
(分けない)

 
またキリスト教の葬儀には本来、告別式がありません。
厳しいカトリック派の葬儀では、キリスト教の教えに倣った儀式、入堂式・ミサ聖祭式・赦祈式(しゃとうしき)以外を認めない教会もあるでしょう。

けれども一般的に日本では、カトリック派のキリスト教葬儀であっても、日本の風習に倣い告別式を設けるケースが多いです。
 

キリスト教と仏教:葬儀の違いとは?

◇キリスト教式に則った葬儀では、献花を行います

一般的な仏教の葬儀では故人の供養を行うためにお焼香を行いますよね。
一方でキリスト教の葬儀で、お焼香にあたる行為が「献花(けんか)」です。

また「供養」は仏教用語で、キリスト教の葬儀では使用しません。
これは仏教とキリスト教の死生観「人が亡くなったらどうなるか?」の違いが背景にあります。
 

<人が亡くなったらどうなる?>
[宗派] [人が亡くなったら] [使う言葉]
[仏教] ・六道(りくどう)いずれかに生まれ変わる
四十九日間の冥土の旅で、次の道が決まる
・ご遺族は「追善供養」により故人を後押し
・供養
ご冥福
[キリスト教] 神様のいる天に召される
・喜ばしいこと
・天は安らかな世界
・復活の日まで天国で過ごす
・召天
安らかな眠り
・お祈り

 
キリスト教では、人は亡くなると神様のいる天に召され、安寧のなかで復活の日を待つため、人の死は決して悲しいものではありません。

このような死生観から、キリスト教の葬儀には、そもそも「お悔みの言葉がない」と言われます。
 

キリスト教の宗派とは?

◇キリスト教はカトリックとプロテスタントに宗派が別れます

キリスト教は宗派により葬儀の儀式が違う点も理解しなければなりません。
カトリック派とプロテスタント派に大別され、16世紀にカトリック教会から枝分かれした宗派がプロテスタントです。

この歴史から日本ではカトリック派を「旧教」、プロテスタント派を「新教」とも呼びます。
 

<カトリックとプロテスタント:主な違い>
[違い] [カトリック] [プロテスタント]
(1)始まり ・1世紀頃~ ・16世紀頃~
(カトリックより枝分かれ)
(2)信仰 ローマ教皇の言葉(神の啓示)を重んじる
善行により救われる
聖書を絶対的に重んじる
信仰により救われる
(3)集会 ミサ
・平日、土日
・2つのサクラメント(儀礼)
礼拝
・毎週日曜日(週1回)
・7つのサクラメント(儀礼)
(4)懺悔 ・あり ・なし
(5)教会 ・煌びやか ・質素
(6)職掌 [聖職者]神父
(司教、司祭、助祭)
[教職者]牧師
(教派により女性をあり)
(7)十字架 ・イエス像が中心にある ・十字架のみ
(8)マリア像 ・あり ・なし
(9)教職者の結婚 ・なし ・あり
(10)祈り方 ・十字を切る ・十字を切らない

 
カトリックとプロテスタントの見た目における大きな違いは、豪華さです。
1世紀頃から歴史が古いカトリック派の教会は、世界遺産「ノートルダム大聖堂(ローマ・カトリック教会)」など、豪華絢爛、煌びやかな装飾が施されています。

カトリック教会の総本山であるサン・ピエトロ大聖堂、セント・ポール大聖堂と並び「世界三大聖堂」などと呼ばれますが、プロテスタント教会はシンプルです。

世界的に有名なプロテスタント教会には、アイスランドの「ハットルグリムス教会」などがありますね。
教会を見ると、一見してカトリックかプロテスタントかが分かります。
 

キリスト教の葬儀:香典の違いは?

キリスト教の葬儀:香典の違いは?
◇キリスト教の葬儀で「香典」は、「御花料」です

仏教の葬儀における「香典」にあたるものは、キリスト教の葬儀で表書きが「御花料」になるでしょう。

カトリック・プロテスタントによって「御ミサ料」など表書きはさまざまにありますが、キリスト教の葬儀に参列することになり迷ったら、「御花料」が安心です。
 

<キリスト教の葬儀:香典の準備>
[不祝儀袋] 水引きはいらない
・厚手の白封筒
[モチーフ] ・十字架
・白ユリの花
[表書き] 御花料
・献花料
●カトリックのみ
・御霊前
・御ミサ料

 
キリスト教のモチーフで、十字架はイエス・キリストを表し、白ユリは聖母マリアを表します。
そのため献花でも白ユリが選ばれることが多いでしょう。
ただし花粉も多く香りも強い花なので、花粉を取るなど、供花の際には配慮します。

ただ必ずしもキリスト教のモチーフが印刷された不祝儀袋を選ぶ必要はありません。
なければ、お札が外に透けない厚手の白封筒に入れましょう。

二重封筒は「不幸が重なる」として忌まれますので、注意をしてください。
 

 

 

キリスト教の葬儀:香典を包む目安は?

◇キリスト教の葬儀でも、香典を包む金額目安は通常と変わりません

キリスト教式でも仏式の葬儀でも、参列者が香典を包む金額相場に違いはないでしょう。
 

<キリスト教の葬儀:香典の金額目安>
[立場] [金額目安]
(1)両親 20代30代…約5万円
40代50代…約10万円
(2)兄弟姉妹 20代…約3万円
30代~50代…約5万円
(3)親族
(おじおば)
全世代…約1万円
(4)友人知人 20代~40代…約5千円
50代以上…約1万円
(5)職場 上司…約3万円~5万円
(40代以上)
先輩…約1万円~
同僚…約5千円~
(6)近所の人々 全世代…約3千円~5千円

 
キリスト教の葬儀ではお焼香ではなく献花を行うため、香典の表書きが「御香典」から「御花料」「献花料」に変わりますが、包む金額に違いはありません
 

 

キリスト教式の葬儀の流れは?

キリスト教式の葬儀の流れは?
◇カトリックとプロテスタントでプログラムは異なります

キリスト教式の葬儀は、カトリックとプロテスタントでプログラムが大きく異なるでしょう。

カトリックでは葬儀と告別式は別に執り行い、プロテスタントは葬儀式に告別式が組み込まれる点です。
 

<カトリックとプロテスタント:葬儀の違い>
[流れ] [カトリック] [プロテスタント]
(1)プログラム ・葬儀式と告別式が別々 ・葬儀式に告別式が含まれる
(2)聖書 ・聖書朗読
・神父の説教
・聖書朗読
祈祷
(参列者は黙とう)
(3)斉唱 聖歌 讃美歌

 
またカトリックでは神父入場の際に聖歌斉唱、プロテスタントでは告別式の祈りの際、オルガンの演奏とともに讃美歌を歌います。

キリスト教信者でなければ聖歌や讃美歌を歌う機会はほとんどありませんが、事前に歌詞が配布されるキリスト教の葬儀がほとんどです。
歌詞を見ながら見様見真似で斉唱に参加すると良いでしょう。
 

カトリックの葬儀の流れ

◇カトリックの葬儀葬儀では、「葬儀ミサ」が執り行われます

カトリックでは「罪を懺悔し、故人は神に委ねられる」とされ、葬儀はキリストの再臨の元、故人の復活を願う儀式です。
 

<カトリックとプロテスタント:葬儀の違い>
[葬儀式]
(1)入堂聖歌 ●神父の入堂
・ご遺族の入場
・参列者は起立して迎える
(2)開式 ・神父が棺に聖水を注ぐ
献香(香りを献上する)
・開式の辞
(3)葬儀ミサ
・言葉の典礼 神父による聖書朗読
・神父による説教
・会場全員の祈り
・感謝の典礼 祭壇にパンと葡萄酒を捧げる
・神父からパンを受け取る
[告別式]
(4)入堂聖歌 ●神父の入堂
・ご遺族の入場
・参列者は起立して迎える
(5)聖歌斉唱 ・会場全員で聖歌斉唱
(6)弔辞 ・故人の紹介
弔辞
・弔電紹介
(7)献花 喪主
・遺族
・親族
・一般参列者
(8)挨拶 喪主挨拶

 
海外のカトリックの葬儀において告別式は執り行われません。
けれども日本のキリスト教の葬儀では、カトリックでも告別式を葬儀の後に行う習慣があります。

カトリックの葬儀ミサで葡萄酒とパンをいただく儀礼は、故人の復活を祈る役割です。
 

プロテスタントの葬儀の流れ

◇プロテスタントの葬儀は、故人の死を通して神への感謝を捧げます

プロテスタントでは信仰により人々は救われ、亡くなると神様のみもとで安寧に眠るとされるため、故人の復活を祈る儀式はありません。
 

<プロテスタントの葬儀の流れ>
(1)入場 ・牧師入場
・喪主
・ご遺族
参列者は起立して迎える
(2)聖書朗読 牧師による聖書朗読
・祈祷
(参列者は黙とう)
讃美歌斉唱
(3)説教 ・故人の紹介
牧師による説教
(4)弔辞 弔辞
・弔電紹介
・思い出を語る
(5)祈祷 オルガン演奏
(参列者は黙とう)
(6)告別式 ・会場全員で讃美歌斉唱
献花
(喪主から順番に)
(7)挨拶 喪主挨拶

 
献花はカトリックの葬儀と同じく、喪主からご遺族、親族、一般参列者と、故人から関係性が近しい人々から順番に行います。

キリスト教の葬儀において死は「永遠の命の始まり」ですので、神様への感謝の祈り、そしてご遺族の哀しみに寄り添う儀式です。
 

キリスト教の葬儀:献花の作法は?

キリスト教の葬儀:献花の作法は?
◇葬儀スタッフから一輪受け取り、祭壇に向けて花を手向けます

キリスト教の葬儀では、お焼香の代わりに献花を行いますが、献花は葬儀スタッフが用意してくれるため、順番が来たら列に倣い、花を受け取ると良いでしょう。

ポイントは受け取った花を回して、祭壇に向けて手向けることです。
茎を祭壇側、花を自分の側へ回転し、献花台へ差し出します。
 

<キリスト教の葬儀:献花の仕方>
(1)祭壇へ進み出る ・ご遺族へ一礼
(2)花を受け取る 花を右手
(手の平を上向き)
茎を左手に
(手の平を下向き)
(3)花を祭壇へ向ける ・献花台へ進み一礼
茎側を祭壇に向ける
(右に回し持ち替える)
・左手を花に添える
・献花台へ差し出す
(4)黙とう
(もしくは一礼)
[プロテスタント]
胸の前で手を組む
[その他]
・手を合わせて黙とう
(5)席に戻る ・祭壇から2、3歩後ずさり
・ご遺族へ一礼
・席に戻る

 
献花した後の黙とうは、一礼でも良いです。
プロテスタント信者の人々は胸の前で手を組みますが、プロテスタントを信仰しない人々は、合掌して黙とうするのみで構いません。

参列者が多いキリスト教の葬儀では、ひとりひとりの献花の時間を省いて、会場全員で黙とうの時間を設けることがあります。
この場合は会場の支持に倣い、黙とうを捧げましょう。
 

キリスト教の葬儀でのご挨拶は?

キリスト教の葬儀でのご挨拶は?
◇キリスト教の葬儀では、お悔やみの言葉を述べません

キリスト教において人は死を迎えることで天に召され、永遠の命の始まりが訪れますので、「お悔みの言葉」を使わないことが特徴です。

キリスト教の葬儀での挨拶は、「故人の安らかな眠り」を祈る言葉となりますが、ご遺族の哀しみには変わりないため、寄り添う言葉掛けでも良いでしょう。
 

<キリスト教の葬儀:ご挨拶例>
「○○様が神の御許で安らかに憩われますようお祈り申し上げます」
「心から哀悼の意を捧げます」
「神の御許にお導きがあらんことをお祈りいたします」
「主イエス様の慰めが豊かに注がれますようお祈りいたします」
「御召天(御昇天)の報に接し 心から哀悼の意を表します」
「○○様の天国での平安をお祈りいたします」
「どうか安らかに眠られますように」

 
…などなどの言葉があります。
「ご冥福」などは仏教用語となるため、上記のように故人の天国での平安を祈る文言を心がけましょう。

また文字で表す場合、カトリックとプロテスタントでは「昇天(カトリック)」「召天(プロテスタント)」と違います。
またカトリックでは「帰天(きてん)」と表現しても間違えではありません。

もしもキリスト教の葬儀で宗派が分からない時には「ご逝去」などの言葉を使っても良いです。
重ね言葉や縁起の悪い言葉「忌み言葉」だけは注意をしてご挨拶をします。
 

 

キリスト教の葬儀に参列する服装は?

キリスト教の葬儀に参列する服装は?
◇一般的な葬儀に参列する服装と変わりません

キリスト教の葬儀に参列する場合にも、服装マナーは基本的に一般的な葬儀と同じ「準喪服」です。

華美な服装、光沢や露出の激しい服装は仏式・キリスト教式の葬儀いずれもタブーなので、アクセサリーは結婚指輪のみ、女性であればパール一連のネックレスやピアスほどに留めましょう。
 

<キリスト教の葬儀:服装は?>
●ブラックフォーマル「準喪服」
[男性]
①ブラックスーツ パンツの裾はシングル
②白シャツ ・白無地
レギュラーカラー
③黒ネクタイ シングルノット
(二重に巻かない)
④黒無地のソックス
⑤光沢のない黒の革靴 ・紐付き
・ストレートチップ
・内羽式
[女性]
①黒スーツやアンサンブル ・シンプルなデザイン
光沢のないもの
・露出・華美はNG
②ストッキング 透ける黒ストッキング
③黒いパンプス ・プレーントゥ
・スクエアトゥ
・ヒールは約3cmほど
●小物類 バッグは光沢のない黒
・ハンカチは白か黒無地
・数珠は必要ない
(数珠は仏式のみ)

 
キリスト教信者であれば葬儀に十字架のネックレス「ロザリオ」を持参する人もいますが、数珠のように誰もが参列時に持参する風習は、日本ではありません。

また海外の映画やドラマの葬儀シーンでは、黒いベールで顔を隠す「トークハット」をしばしば見ますよね。

こちらも基本的にはキリスト教を信仰する喪主など、正喪服に見受けます。
一般参列者であれば、トークハットを着用する必要はないでしょう。
 

 

子供の準喪服マナーは?

◇学生であれば、学生服が準喪服の代わりとなります

制服がない子供は、落ち着いた色味の清潔感のある身だしなみを心がけます。
基本は白と黒ですが、未就学児や赤ちゃんなど、白と黒の服装が整わないならば、落ち着いた色味で整えれば問題はありません。
 

<キリスト教の葬儀:服装は?>
[学生服がある] 制服
[私服の場合]
●男の子 ・シャツ等
・ズボン
ジャケット
・白靴下
・落ち着いた色味の靴
●女の子 アンサンブル
・ワンピース
・シャツ
・白靴下
・落ち着いた色味の靴
●色味 白と黒
・白やベージュ
(落ち着いた色味)
●その他 ・髪は後ろに縛る
・スニーカーでも良い

 
子どもがキリスト教の葬儀に参列する際、運動靴でも問題はありません。
ただし、真っ赤なスニーカーなど、派手な靴は避けましょう。

皇室の子供達が公の場で着用するような服装を参考にします。
大学生以降の子どもは、大人と同じ扱いです。
香典も一人分を別に用意し、大人と同じ葬儀マナーで参列します。
 

キリスト教の葬儀後は?

キリスト教の葬儀後は?
◇カトリックでは「追悼ミサ」、プロテスタントでは「記念式」です

仏教の法要と同様にキリスト教でも葬儀の後、故人を追悼する儀式があり、カトリックとプロテスタントで日程や儀礼の詳細は異なります。
 

<キリスト教の葬儀後>
[宗派] [儀式] [日数]
[カトリック] ●追悼ミサ ・3日目(省略あり)
・7日目(省略あり)
1カ月目
●死者記念のミサ ・1年目
※1年以降の追悼ミサは自由
・毎年のご逝去日
・10年目
・20年目
…など
●毎年11月2日 ・万霊節(死者の日)
[プロテスタント] ●召天記念日 ・1か月目
※1か月目以降の記念式は自由 ・毎年の召天記念日
・1、2年目の記念式
・7年目の記念式
…など

 
仏教や神道の法要とは違い、1年目以降の追悼ミサや記念式を執り行うか否かはご家族の判断によります。

ただ日本では1年以降も7年・10年などの節目や、毎年故人が亡くなった日を目安に、故人を偲び追悼する儀式を執り行う家族が多いです。
 

[法要]
・法要とは?法事と法要の違いや法要の意味とは?お布施の目安・行うタイミングまで解説!

 

まとめ:キリスト教の葬儀では、献花を行います

まとめ:キリスト教の葬儀では、献花を行います
キリスト教式と仏教式の葬儀で大きな違いは、献花とお焼香、そして香典の表書きでしょう。

またキリスト教はカトリックとプロテスタントに分かれ、それぞれに少しずつ死生観や言葉遣い、葬儀式プログラムが異なります。
葬儀の案内でどちらの宗派か分かっているならば、事前に宗派による違いも確認しておくと良いでしょう。

香典の表書きを「御花料」とし、厚手の白封筒など、水引のない不祝儀袋に準備をする以外、服装などは一般的な葬儀に倣ったマナーで構いません。

献花の作法、葬儀のご挨拶のみインプットして葬儀に臨めば、失礼のない参列ができます。
 

 


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