沖縄の葬儀で香典はいくら包む?葬儀形式で違う相場の判断基準は?現代沖縄のマナー解説

2024.04.24
沖縄の葬儀で香典はいくら包む?葬儀形式で違う相場の判断基準は?現代沖縄のマナー解説

沖縄は香典相場が約千円~3千円と全国よりも安い傾向です。けれども近年は全国に倣った香典金額を包むケースが増えました。とは言えどちらの基準で用意して良いのか迷いますよね。本記事では、現代沖縄の香典相場と判断基準、沖縄の香典マナーが分かります。

・沖縄の葬儀で香典はいくら包めばいい?
・最近は沖縄の葬儀でも香典相場が高い?
・沖縄で香典を包む金額の判断基準は?

従来の沖縄では香典相場が約千円~3千円と、全国的な香典相場よりも安い傾向です。
けれども近年では本州に倣った葬儀形式も増え、沖縄の葬儀でも、全国に倣った香典金額を包むケースが増えました。

とは言え沖縄の葬儀に参列する際、香典金額をどちらの基準で用意して良いのか…、迷いますよね。

本記事を読むことで、現代の沖縄の葬儀における香典金額相場と、従来の沖縄の葬儀の香典金額相場、それぞれの見分け方、判断基準が分かります。
沖縄の葬儀ならではの香典マナーもご紹介しているので、どうぞ最後までお読みください。

沖縄と全国のお香典相場の違い

沖縄と全国のお香典相場の違い
◇沖縄の香典相場は、全国よりも低い傾向です

従来の沖縄で行う一般葬は、一般人でも80人以上と規模の大きな葬儀が多く、参列者は列をなしてお焼香を済ませた後、会食することもなく帰ります。

そのため喪主は会食を振る舞う必要がなく、また香典返しの風習もなかったことから、沖縄の香典相場は千円~3千円と低め傾向でした。

ただ「沖縄の香典相場は安い」とされますが、近年は那覇市など都心部を中心に、本州にならった葬儀の形・香典相場も増えています。

①全国的な香典相場

◇知人友人の香典相場は、約5千円~1万円です

全国的な通夜や葬儀での香典相場は、知人友人で約5千円~1万円、会食が伴う通夜や葬儀では、会食代を考慮して1万円を目安に包みます。

本州の習慣では、通夜と葬儀の両日に参列しますが、香典は通夜・葬儀のどちらかで包めば問題はありません。

<①全国的な香典相場>
[立場] [香典相場]
・家族 …約3万円~10万円
・親族 …約1万円~5万円
・友人知人 …約5千円~1万円
・仕事関係者 …約5千円~3万円
・上司 …約1万円~3万円
・同僚 …約5千円~1万円
・一般参列者 …約3千円~1万円

ここで言う「一般参列者」は、一般的に隣近所やPTAなどのお付き合いです。
それほど深い付き合いではないものの、知り合いであり参列したい場合は、香典返しの必要ない3千円ほどまでが良いでしょう。

沖縄とは違い、全国では香典をいただくと四十九日の忌中が過ぎた後、香典金額の約1/3~1/2を目安に遺族は香典返しを送ります。

そのため遺族に余計な気を使わせぬよう、それぞれの立場に合わせた香典相場を包むのがマナーです。

 

②沖縄の香典相場

◇沖縄で知人友人の香典相場は、約千円~3千円です

新聞のお悔やみ欄で葬儀情報を確認して参列する、従来から行われる沖縄の一般葬の香典相場は、約千円~3千円と低い金額を包みます。

全国的にも約3千円ほどまでの香典であれば、四十九日以降に香典返しを送る必要がないため、先方に気を遣わせずにお悔やみの気持ちを伝えたい場合、3千円までの香典を包むことが多いです。

<②沖縄の香典相場>
[立場] [香典相場]
・家族 …約5千円~1万円
・親族 …約3千円~1万円
・友人知人 …約千円~3千円
・仕事関係者 …約千円~1万円
・上司 …約5千円~1万円
・同僚 …約千円~3千円
・一般参列者 …約千円~3千円

沖縄の香典相場は、同僚・友人・ビジネス関係者が約千円~1万円と幅広いですよね。
その理由は、沖縄では香典を複数人でまとめて包む習慣があるためです。

会社で社員の家族に不幸があった場合、部署で1人千円~3千円ずつを出し合い、まとめてひとつの香典袋に包み、代表として部署から1人が参列します。

そのため沖縄の習慣を知らず、1人で香典を包み葬儀に参列したことで「スタンドプレーだったのでは?」と反省した声もありました。
初めて沖縄の葬儀に参列する場合には、周囲に確認してみると良いでしょう。

③新しい沖縄の香典相場

◇参列者を限定した沖縄の葬儀では、香典相場が高い傾向です

従来の沖縄の葬儀で香典相場が低い傾向にあるのは、一般人でも参列者人数が80人以上と規模の大きなものが多い背景があります。

けれども本州の習慣と同様に、個別に葬儀案内をして参列者を限定した家族葬など、規模の小さな葬儀であれば、沖縄で包む香典であっても、本州に倣った相場で包むことが多いです。

<③新しい沖縄の香典相場>
[立場] [香典相場]
・家族 …約3万円~5万円
・親族 …約1万円~3万円
・友人知人 …約5千円~1万円
・仕事関係者 …約5千円~1万円
・上司 …約1万円~3万円
・同僚 …約5千円~1万円
・一般参列者 …約3千円~1万円

沖縄ではもともと通夜は参列者を受け入れず、故人とごく近しい家族のみで一夜を過ごす「ユートゥージ(夜通し)」の後、葬儀当日の午前中には火葬を済ませる風習があります。

沖縄では葬儀や法要に参列するたびに香典を包む習慣がある地域が多いですが、そもそも一般の人々は、葬儀のみの参列になるでしょう。

 

 

沖縄の香典金額の判断基準

沖縄の香典金額の判断基準
◇沖縄で包む香典の金額は、法要の回数や葬儀の規模で判断します

このように現代の沖縄では香典を包む金額に迷いがちですが、葬儀の規模と法要回数で判断が可能です。

まず近しい関係性であれば四十九日法要までに、週忌法要「ナンカスーコー(七日焼香)」があるのか?一般の人々(自分)は参列するのか?も確認しましょう。

<沖縄の香典金額の判断基準>
①葬儀の規模 ・家族葬である
・個別の葬儀案内があった
・会食がある
②ナンカスーコー
(七日焼香)
・ナンカスーコーはあるのか?
・参列する予定か?

従来の沖縄では四十九日法要までの忌中、7日ごとにナンカスーコー(七日焼香)を執り行う風習があります。
本州でも週忌法要はありますが、基本的に家族のみで静かに行うでしょう。

けれども沖縄のナンカスーコー(七日焼香)は、週によって一般の人々も受け入れます。
詳しくは後ほど解説しますので、どうぞ最後までお読みください。

 

沖縄のナンカスーコーとは?

◇四十九日法要まで、7日ごとに行う法要です

沖縄では法要のことを「スーコー(焼香)」と言い、「ナンカスーコー」は沖縄言葉で「七日焼香」となるため、沖縄で四十九日法要まで7日ごとに行う法要を指します。

全国的にも四十九日法要まで7日ごとの追善供養はありますが、故人とごく近しい身内のみで行うのが原則です。

一方沖縄のナンカスーコー(七日焼香)は、奇数週では一般参列者も受け入れます。
下記は沖縄の四十九日法要までのスーコー(焼香)と、一般参列者の受け入れを解説した表です。

<沖縄のスーコー(焼香)>
[法要(スーコー)] [参列者の有無]
●通夜 ・身内のみ
●葬儀 ・僧侶の読経供養
・参列者の受け入れ
●ハチナンカ
(初七日)
[ウフナンカ]
・僧侶の読経供養
・参列者の受け入れ
●タナンカ
(二・七日)
[マドゥナンカ]
・身内のみ
●ミナンカ
(三・七日)
[ウフナンカ]
・参列者の受け入れ
●ユナンカ
(四・七日)
[マドゥナンカ]
・身内のみ
●イチナンカ
(五・七日)
[ウフナンカ]
・参列者の受け入れ
●ムナンカ
(六・七日)
[マドゥナンカ]
・身内のみ
●シジュウクンチ
(四十九日)
[ウフナンカ]
・僧侶の読経供養
・参列者の受け入れ

沖縄のナンカスーコー(七日焼香)は、偶数週を「マドゥナンカ」奇数週を「ウフナンカ」と呼び、初七日と四十九日を含めた奇数週のナンカスーコー(七日焼香)で、広く参列者を受け入れます。

全てのウフナンカに参列した場合、葬儀から四十九日法要まで、合計5回参列することになるでしょう。

四十九日までの沖縄の香典

◇四十九日までの法要で出した香典金額をトータルで考えます

全国的には通夜と葬儀、両方参列しても香典をお渡しする回数は1回です。
また通夜や葬儀の後は、一般の人々は参列したとしても四十九日法要になるでしょう。

下記は全国的な葬儀で、知人友人が四十九日までに包む香典金額の目安です。
また全国的な葬儀では、四十九日法要の後に香典返しをいただきます。
四十九日法要でも、当日に香典返し相当の引き物をいただくでしょう。

<全国的な四十九日までの香典>
[法要] [香典金額]
●通夜+葬儀 ・約5千円~1万円
●四十九日法要 ・約5千円~1万円
[合計] ・約1万円~2万円

沖縄では香典を、法要に参列するたびにお渡しするので、トータルで考えます。
下記は昔ながらの沖縄で、四十九日までに包む香典の金額目安です。

沖縄の香典金額は、ナンカスーコー(七日焼香)の種類によっても変わるので、下記ではその一例としてお伝えします。

<沖縄の四十九日までの香典の一例>
[法要(スーコー)] [香典金額]
●葬儀 ・約3千円
●ハチナンカ(初七日) ・約3千円
●ミナンカ(三・七日) ・約千円
●イチナンカ(五・七日) ・約千円
●シジュウクンチ(四十九日) ・約3千円
[合計] 約1万千円

このように四十九日までトータルでお渡しする沖縄の香典は、全国的な香典相場相当になるでしょう。

一方で千円~3千円の香典に対して香典返しは必要ないともされるので、喪家としては香典返しの手間暇がかかりません。
同じく会食を振る舞う風習もなく、法要における相互扶助の役割を果たします。

沖縄の香典は、多くを包まない

沖縄の香典は、多くを包まない
◇沖縄の香典には「多く重ねない」マナーがあるためです

沖縄の香典相場が全国と比較して低い傾向にあるのは、相互扶助の役割が強く、大勢で少しずつお渡しする習慣もありますが、「多くを重ねない」風習も背景にあります。

●沖縄ではお札を多く重ねることを「不幸が重なる」として忌むため、基本的に少ない枚数を包むためです。

そのため昔は千円を包む人が多かったのですが、近年では葬儀社に依頼し、斎場で葬儀を執り行う家が増えたことから、千円では少ないと3千円を包む人が増えました

全国と共通する沖縄の香典マナー

◇沖縄でも全国でも、奇数の数字を包みます

中国は儒教の影響を受けた沖縄では、香典を包む金額に偶数を忌み嫌います。
偶数は忌み数、奇数は縁起の良い数として、1・3・5の数字を包む人が多いです。

全国的にも割り切れる偶数は縁起が悪いとして、葬儀では奇数の数字で整えます。
この他、[4・9]は忌み数です。

<全国と共通する沖縄の香典マナー>
・奇数を包む(1万・3万・5万)
・4(死)万は避ける
・9(苦)万は避ける

そのため基本的に香典返しの風習がない沖縄では、知人友人の香典相場が5千円未満だと香典返しの配慮が必要ないため、必然的に千円か3千円になる訳です。

ただし夫婦や会社の部署、サークルなどでお金を出し合い香典を包む場合、1人あたりの香典の金額に倣います。
そのため全体総額が6万円など偶数になっても、そのまま包むことが多いです。

沖縄でナンカスーコーの香典相場


◇沖縄でナンカスーコーの香典相場は、約千円~3千円です

このように沖縄では、故人の知人友人ほどの関係であっても、四十九日までにナンカスーコー(七日焼香)では、自宅へ弔問する機会があります。

けれども一般参列者が尋ねるナンカスーコー(七日焼香)は、奇数週のウフナンカに限るとされ、マドゥナンカに自宅へ弔問に訪れたい場合には、予めご遺族へ確認を取らなければなりません。

①沖縄のマドゥナンカの香典相場

◇沖縄のマドゥナンカでは、香典は千円に留めます

基本的にマドゥナンカは弔問を受け入れません。
そのため原則として、葬儀に参列した知人友人ならば、でき得る限りウフナンカに弔問をしましょう。

●けれども事情がありマドゥナンカに弔問する場合には、故人の知人友人であれば香典も約千円に留めることで、遺族も余計な気遣いをせずに済みます。

もしも葬儀に参列することなく後日弔問に訪れた場合には、ナンカスーコーへの参列とは意味合いが異なるため、知人友人で約千円~5千円ほどの香典を包んでも問題はありません。

この際、ご遺族に香典返しの気遣いをさせたくないならば、「香典返しは必要ありません(辞退させていただきます)」などの一文を添えると良いでしょう。

 

②沖縄のウフナンカの香典相場

◇沖縄のウフナンカでは、香典は約千円~3千円を包みます

沖縄でウフナンカに弔問する場合、香典は約千円~3千円、ウフナンカの規模により自分で調整しても構いません。

ただし近年では沖縄でもナンカスーコー(七日焼香)を省略するご遺族が増えました。
ウフナンカに訪れる前に、ご遺族に確認を取ると安心です。

特に葬儀で四十九日までのスーコー(焼香)を繰り上げるため、僧侶にまとめて読経供養を依頼する「繰り上げスーコー(焼香)」も増えました。

実は全国的にも「繰り上げ法要」が増えています。
繰り上げスーコー(焼香)のあるなしで判断しても良いでしょう。

沖縄の香典金額で違う香典袋

◇香典袋は、香典金額に比例して準備します

本来、香典袋は包む香典金額に比例して豪華になりますが、全国的には約5千円~3万円の金額帯が多いため、水引が付いた香典袋が一般的です。
けれども沖縄の香典相場は千円~3千円と低いため、香典袋も違います

●金額が低い沖縄の香典では、水引が印刷された簡易タイプの香典袋を選ぶことがマナーです。

水引が別についた香典袋に包む金額は、約5千円からが良いでしょう。
中身が千円ほどなのに、豪華な香典袋で包んでしまうとちぐはぐになってしまうので、注意をして選んでください。

 

沖縄の香典は自治体で決まっている?

キリスト教の葬儀でのご挨拶は?
◇沖縄では自治体が香典金額を決める地域があります

沖縄の一部地域では「虚礼廃止(きょれいはいし)」の歴史を今に残す地域もあります。
「虚礼廃止」とは虚礼を廃すること、「虚礼(きょれい)」とは、中身が伴っていない、形だけの形骸化した儀礼です。

●沖縄では昭和20年頃の戦前に、庶民の暮らしを守る目的で起きた住民運動が起きたことにより、冠婚葬祭で包むお金を地域で一律に決めることになりました。

主に中部エリアを中心に今も、この虚礼廃止運動の名残りが残る地域が多々あり「生活改善地区」と呼ばれます。

生活改善地区での香典の渡し方

◇生活改善地区では香典金額により、受付が変わります

沖縄の生活改善地区では、香典金額が一律千円と定められているため、お香典返しもありません。

ただし生活改善地区外から参列する場合、虚礼廃止の範疇ではありません。
そのため現在、沖縄の生活改善地区では、香典金額によって違う受け付けを通ります。

<生活改善地区での香典受付>
[種類] [受付]
①生活改善地区 ・香典金額千円
[受付窓口] 字内
・生活改善
②地区外 ・香典千円以上
[受付窓口] 字外
・一般

近年では、分かりやすいように「生活改善地区内」「生活改善地区外」などと記される場合もありますので、分かりにくい場合は確認をしてください。

現代では全国的な習慣に倣い、香典千円以上の地区外で受け付けた香典には、帰りに当日の香典返し(引き物)を準備する葬儀も増えています。

そのため地区外の受付を通るならば、沖縄でも香典を約3千円以上は包むことが目安です。

沖縄の家族葬での香典相場

沖縄の家族葬での香典相場
◇沖縄の家族葬での香典相場は、一般的に本州に倣います

また最近の沖縄では、ごく近しい身内のみで執り行う家族葬も増えましたよね。
このような葬儀の場合、本州の風習に倣って、一般の弔問客を迎え入れるナンカスーコー(七日焼香)も省略する遺族が多いです。

そのため沖縄の家族葬では、香典相場も本州に倣う参列者が多いでしょう。
下記は沖縄の家族葬における、香典相場の判断基準です。

<沖縄の家族葬での香典相場>
[約5千円の香典] ・遺族より案内を受けた
新聞のお悔やみ欄に掲載されていない
・ナンカスーコーがない
[約1万円の香典] 会食の案内がある
・子どもも一緒に参列する
・ごく身内のみの家族葬

また故人との関係性や、故人の上司・年上の関係性であれば沖縄の家族葬でも香典を多めに包むことがあります。

ただし近年の家族葬では、沖縄に限らず全国的に「香典辞退」を案内状に明記したものも増えているので、注意をしてください。

「香典辞退」とは?

◇「香典辞退」とは、そのまま香典を受け取らない葬儀です

規模の小さな家族葬では、香典を受け取らない香典辞退をするご遺族が増えています。

全国でも沖縄でも5千円以上の香典をいただくと、四十九日の忌中が過ぎた後に、香典へのお礼の品「香典返し」を送りますが、その手間暇を省略するためです。

●沖縄でも家族葬の案内状に香典辞退があった場合、御遺族の意向に倣いましょう

しばしば無理に香典を渡す人もいますが、ご遺族に余計な負担を掛けてしまいます。
もしも何らかの形でご遺族に弔意を表したいならば、供花や供物を持参しても良いでしょう。

香典辞退で供物を用意する

◇香典の代わりに供花や供物をお渡しする人もいます

もしも沖縄で香典辞退の家族葬に参列する際、「何らかの弔意を表したい」とするならば、供花や供物を持参しても失礼にはあたりません。

葬儀の供花は色のない白い花が基本で、トゲのない菊などで整えます。
一方、供物は食べ物の他、故人への品としてお線香やロウソクも喜ばれるでしょう。

●沖縄で香典辞退の家族葬に供花や供物を持参するならば、「香典返しは必要ありません」などの一文を記載した手紙を添えると親切です。

いずれにしてもご遺族に負担の内容、香典返しを必要としない価格帯である約千円~3千円の範囲内で選ぶことをおすすめします。

 

供花・供物の辞退もある

◇供花・供物を辞退する家族葬もあります

沖縄で香典辞退の家族葬に供花や供物を持参する場合には、事前に葬儀の案内状をよく確認しておきましょう。

香典とともに供花や供物の辞退も明記した家族葬もしばしばあるためです。
香典・供花・供物の全てを辞退する家族葬であれば、ご遺族の意向に添い、手ぶらで参列します。

丁寧にお焼香を済ませ、ご遺族に負担のないように、口数も少なく早々に退場する家族葬が多いでしょう。

まとめ:沖縄の香典相場は、葬儀形式から判断しましょう

まとめ:沖縄の香典相場は、葬儀形式から判断しましょう
昔から沖縄で包む香典は全国的な相場よりも低く、千円を包むことが多いです。
けれども近年では都心部を中心に、広く参列者を受け入れない小規模な葬儀が増えたことから、沖縄であっても本州の香典相場に倣う例が増えました。

昔の沖縄ではどの葬儀も大きな規模で執り行われ、自宅で参列者を受け入れたナンカスーコー(週忌焼香)を行ってきたことが背景にあります。

そのため沖縄のお香典相場も一律の印象があったのですが、最近ではさまざまな形式が現れたこともあり、判断が難しいところです。

判断材料としては都心か地方かなどの地域性や、家族葬か昔ならの大規模な葬儀かなどの形式、ナンカスーコーは執り行うかと弔問する回数です。

さまざま鑑みながら不安な時には周囲にも相談し、沖縄の事情に対応してお香典金額を判断してください。

沖縄でお香典を包む時のお札の向きや包み方のマナーなどに関しては、下記コラムで詳しく解説しています。

 

まとめ

沖縄の香典相場と判断基準
[全国的な香典相場]
・家族…約3万円~10万円
・親族…約1万円~5万円
・友人知人…約5千円~1万円
・仕事関係者…約5千円~3万円
・上司…約1万円~3万円
・同僚…約5千円~1万円
・一般参列者…約3千円~1万円

[従来の沖縄の香典相場]
・家族…約5千円~1万円
・親族…約3千円~1万円
・友人知人…約千円~3千円
・仕事関係者…約千円~1万円
・上司…約5千円~1万円
・同僚…約千円~3千円
・一般参列者…約千円~3千円

[新しい沖縄の香典相場]
・家族…約3万円~5万円
・親族…約1万円~3万円
・友人知人…約5千円~1万円
・仕事関係者…約5千円~1万円
・上司…約1万円~3万円
・同僚…約5千円~1万円
・一般参列者…約3千円~1万円

●沖縄香典相場の判断基準
・葬儀の案内方法
・葬儀の規模
・会食の有無
・ナンカスーコーの有無

●沖縄の香典マナー
・スーコー(焼香)ごとに香典を包む
・ナンカスーコー(七日焼香)がある
・ウフナンカで弔問する
・マドゥナンカの弔問ならば千円
(葬儀に参列していない場合は約3千円以上)

[生活改善地区]
・虚礼廃止の名残りがある地域
・香典は一律千円
・地区外からの参列は受付が違う
・地区外の香典金額は自由

[沖縄の家族葬]
・沖縄の家族葬は新しい香典相場
・葬儀の案内状をよく確認する
・香典辞退の記載があれば従う
(供花・供物の代用でも良い)
・供花、供物辞退かどうかも確認する

 


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