「お墓を継ぐ人がいない」
「門中墓から遺骨を移したいけれど、どこに納めればいいの?」
沖縄では今、こうした悩みから、屋内で遺骨を安置できる納骨堂や、霊園が供養を続けてくれる永代供養を選ぶご家族が増えています。
ただ、納骨堂といっても種類や費用はさまざまで、永代供養付きのプランでも、個別に安置できる期間は施設ごとに異なります。
本記事では、沖縄の納骨堂と永代供養の違いや種類、費用相場、後悔しない選び方までを解説します。公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会などの納骨堂・永代供養プランもあわせてご紹介します。
※お墓や改葬のご相談を通じて、多くのご家族に寄り添ってきた「供養の窓口」の視点から、沖縄の改葬・墓じまい事例をお届けします。供養ギャラリーが提供するサービスへのご案内を含む場合があります。(2026年10月19日更新)
沖縄の納骨堂とは?永代供養との違いを解説

◇沖縄でお墓の今後を考えるとき、「納骨堂」と「永代供養」はよく一緒に出てくる言葉です。
…まずは、それぞれの意味と違いを解説します。
納骨堂とは:遺骨を屋内に安置する供養施設
◇納骨堂とは、遺骨を建物の中に安置して供養する施設のことです。
…沖縄で昔から建てられてきた屋外のお墓とは違い、屋内の個別スペースや棚に遺骨を納めます。
●沖縄の屋内の墓所には、次のような種類があります。
・家族の遺骨を納められる室内墓所
・個別に安置した後、合祀墓で供養される屋内供養墓
・一定期間の安置が付いた永代供養
雨の日や暑い日でも屋内でお墓参りができるため、暑さや台風の多い沖縄の気候に合った供養の場として選ばれています。
沖縄県内には、霊園の中に屋内の墓所を設けているメモリアルパークも多く、墓石を建てるお墓より費用を抑えやすいのも特徴です。
[沖縄の納骨堂の基本]
・【沖縄の納骨堂】お墓のない「納骨堂」とは?遺骨はどうなる?費用相場やメリット注意点
永代供養とは:霊園や寺院が遺骨の管理・供養を行う方法
◇永代供養とは、お墓を継ぐ人に代わって、霊園や寺院が遺骨の管理と供養を続けてくれる供養の方法です。
…お墓の継承者がいなくても、遺骨が無縁になる心配がありません。
●2つの違いは、「場所」と「供養の方法」の違いです。
①納骨堂
…遺骨を安置する屋内の施設(お墓の種類)
②永代供養
…霊園や寺院が遺骨を管理・供養する方法(供養の形)
そのため、屋内の墓所にも「永代供養付き」のものと、年間管理料を払いながら家族でお墓を使い続けるものがあります。
永代供養付きの場合は、一定期間個別に安置した後、ほかの方の遺骨と一緒に合祀墓へ納めるのが一般的です。個別に安置できる期間は施設によって異なるため、契約前に必ず確認しておきましょう。
[納骨堂と永代供養の違い]
・納骨堂の永代供養とは?他の永代供養との違いや向いている人、遺骨はその後どうなるの?
沖縄で納骨堂・永代供養を選ぶ人が増えている理由
◇沖縄で納骨堂や永代供養を選ぶ人が増えているのは、沖縄の伝統的なお墓を守り続けることが難しいご家族が増えているためです。
…沖縄では、門中墓や家族墓を親族みんなで守ってきた歴史があります。しかし、その形を続けることが難しくなっているのが今の沖縄の現状です。
●沖縄で永代供養が選ばれる主な理由
・子どもが県外で暮らし、お墓の管理やお墓参りが難しい
・お墓を継ぐ人がいない、子どもに負担をかけたくない
・墓じまいをして、取り出した遺骨の新しい納め先が必要になった
・墓石を建てるお墓より、費用を抑えたい
●特に、墓じまいで取り出した遺骨をどこに納めるかは、多くのご家族が悩む点です。
屋内の墓所や永代供養なら、沖縄県内の公益財団法人などが運営する霊園で遺骨を安置し、供養を続けてもらえます。
お墓の今後に迷ったら、まずは霊園に相談してみるのがおすすめです。
[墓じまい後の永代供養]
・墓じまい後の永代供養とは?取り出した遺骨の供養5つの方法、メリットデメリットも解説
沖縄の納骨堂の種類と特徴

◇沖縄の納骨堂には、さまざまな種類があります。
・家族で使い続けるタイプ
・一定期間の個別安置の後に合祀されるタイプ
まで。
種類によって費用や永代供養の有無が大きく変わるため、違いを比較しておきましょう。
家族で使える室内墓所タイプ
◇室内墓所タイプは、屋内に家族のお墓を持つイメージです。
複数の遺骨を納めて代々使い続けられる納骨堂で、沖縄の家族墓や門中墓のように、家族や親族の遺骨をまとめて安置できるのが特徴です。
●室内墓所タイプの主なメリット
・家族の遺骨を個別のスペースにまとめて安置できる
・屋内なので、沖縄の暑さや台風を気にせずお墓参りができる
・沖縄で墓石を建てるお墓より、費用を抑えやすい
一方で、室内墓所タイプは永代使用料に加えて、年間管理料がかかるのが一般的です。沖縄県内のメモリアルパークでは、6人以上の遺骨を納められる室内墓所もあります。
※お墓を継ぐ人がいることが前提で、永代供養が付かないプランもある点に注意しましょう。
[室内墓所のメリット・デメリット]
・納骨堂の室内墓所とは?メリット・デメリットはなに?|契約前のチェックポイントも解説
個別安置の後に合祀される屋内供養墓タイプ
◇屋内供養墓タイプは、一定期間は個別に遺骨を安置します。
…期間が終わった後に合祀墓で永代供養するプランが多い施設が納骨堂です。
永代供養付きなので、沖縄でお墓を継ぐ人がいなくても、霊園が遺骨の供養を続けてくれます。
●屋内供養墓タイプの主な特徴
・人数に合わせて選べる
(1人用や2人用など)
・個別安置の期間は、施設によって異なる
(沖縄県内の例では、1年や7年など)
・永代供養料に供養の費用が含まれる
(年間管理料がかからないプランもある)
個別に安置できる期間が過ぎると、遺骨はほかの方と一緒に合祀され、永代供養が続きます。合祀の後は遺骨を取り出せないのが一般的なため、個別安置の期間はご家族でよく話し合って選ぶことが大切です。
合祀墓(霊廟)・樹木葬との違い
◇合祀墓(霊廟)は、最初からほかの方の遺骨と一緒に納める永代供養墓です。
…沖縄でも永代供養の中で費用を最も抑えやすい方法ですが、一度納めた遺骨は取り出せません。
●納骨堂・合祀墓・樹木葬の違い
①納骨堂
…屋内の個別スペースに遺骨を安置する
②合祀墓(霊廟)
…最初からほかの方の遺骨と一緒に納めて永代供養する
③樹木葬
…屋外で、樹木や草花を墓標にして遺骨を埋葬し永代供養する
●樹木葬は、沖縄でも自然の中で眠りたい方に人気の永代供養の形です。
ただし屋外のため、雨の日や暑い日のお墓参りは納骨堂ほど快適ではありません。
沖縄の気候でのお参りのしやすさ、費用、個別安置の有無を比較して、ご家族に合った種類を選びましょう。
[樹木葬と納骨堂の違い]
・樹木葬と納骨堂の違いとは?費用・お参り方法・メリットデメリットを比較解説
沖縄の納骨堂・永代供養の費用相場

◇沖縄の納骨堂や永代供養の費用は、
・個別に安置できるかどうか
・何人で利用するか
…によって大きく変わります。
ここでは、沖縄県内の実際のプランの料金を例に、費用相場の目安を解説します。
個別安置と合祀で費用はどう変わる?
◇沖縄の永代供養の費用は、個別に安置する期間が長いほど高くなります。
…一方、最初から合祀する場合が、もっとも安くなります。
沖縄の納骨堂では、個別の安置スペースを使う期間の分だけ、費用が上乗せされるためです。
●沖縄の納骨堂の個別安置の期間と費用の関係
①最初から合祀墓に納める
…永代供養の中でもっとも費用を抑えやすい
②1年間個別に安置した後に合祀
…1人15万円~が目安
③7年間個別に安置した後に合祀
…1人25万円~が目安
④家族で使い続ける室内墓所
…58万円~の永代使用料に加えて年間管理料
費用だけで比べると合祀がもっとも安くなりますが、合祀した遺骨は後から取り出せません。
「しばらくは個別にお参りしたい」という気持ちがあるなら、沖縄でも個別安置の期間が付いた納骨堂を選ぶと後悔が少なくなります。
永代使用料・年間管理料など料金の内訳
◇沖縄の納骨堂の料金は、主に
・永代使用料(永代供養料)
・年間管理料
・その他の費用
…の3つで構成されています。
プランによって、どの費用が含まれているかが異なるため、内訳を必ず確認しましょう。
●沖縄の納骨堂の主な料金の内訳
①永代使用料(永代供養料)
・納骨堂を使う権利や、永代供養にかかる費用
②年間管理料
・室内墓所など、使い続けるタイプで毎年かかる費用
(例:年間9,900円)
③その他の費用
・記銘の彫刻料(例:1名3万3,000円)
・納骨の際のお布施など
沖縄の永代供養付きの屋内供養墓には、永代供養料に供養の費用が含まれ、契約後の費用負担を抑えやすいプランもあります。
一方で、安置期間を延長する場合は、1年ごとに延長料金(例:年間5万5,000円)がかかるプランもあります。
一人・夫婦・家族で利用する場合の費用の目安
◇沖縄の納骨堂の費用の目安は、
・1人なら15万円~25万円
・夫婦なら38万円~
・家族なら58万円~
…が一つの基準です。
※沖縄県メモリアル整備協会の納骨堂プランを例に、利用する人数別の費用相場をまとめました。
●沖縄の納骨堂の人数別の費用の目安
①一人
・15万円~(1年安置付き永代供養)
・25万円~(7年安置付き永代供養)
②夫婦
・38万円~(2人用の永代供養付き屋内供養墓)
③家族
・58万円~
(6人以上納骨できる室内墓所、別途年間管理料9,900円)
このほか、沖縄ですぐに納め先を決められない場合は、遺骨の年間預かり(1柱3万3,000円/年)を利用する方法もあります。
●トートーメー(位牌)の永代供養は、1霊位2万2,000円です。
※料金は2026年9月時点の情報のため、最新の費用は沖縄県内の霊園に相談して確認してください。
[納骨堂の種類別の費用]
・納骨堂の種類で違う費用はどれくらいかかる?契約後の年間管理料や、納骨式のお布施は?
納骨堂で永代供養をするメリットと注意点

沖縄で納骨堂の永代供養を選ぶ前に、メリットと注意点の両方を知っておくと後悔を防げます。
メリット:お墓の継承者がいなくても供養が続く
◇沖縄の納骨堂で永代供養をする一番のメリットは、お墓を継ぐ人がいなくても、霊園が遺骨の供養を続けてくれることです。
…沖縄の門中墓や家族墓のように、子や孫がお墓を守り続ける必要がありません。
●沖縄の納骨堂で永代供養をする主なメリット
・お墓の継承者がいなくても、遺骨が無縁にならない
・屋内の納骨堂なので、沖縄の暑さや雨の日でもお墓参りがしやすい
・沖縄で墓石を建てるお墓より、費用を抑えやすい
・霊園によっては、毎月の合同供養法要で供養してもらえる
沖縄県内の霊園の中には、毎月の合同供養法要に家族や友人も無料で参加できるところもあります。
沖縄でも
「子どもに負担をかけたくない」
「自分の代でお墓のことを整理しておきたい」
という方にとって、納骨堂の永代供養は安心できる選択肢です。
注意点:個別安置の期間が過ぎると合祀される
◇沖縄の個人墓地の管理が負担なら、霊園へ改葬して無縁墓を防ぐ方法があります。
…改葬とは、お墓の遺骨を別の墓地や霊園へ移すことです。
●霊園へ改葬するメリット
・霊園が墓地の管理を行うため、家族の負担が減る
・お墓参りがしやすい
・家族のお墓として継いでいける
●沖縄の個人墓地は、墓地の維持を家族や親族が行う必要があり、管理が行き届かなくなると無縁墓になる心配もあります。
…ただし改葬には、市町村への改葬許可の申請や、墓石の撤去などの費用が必要です。
※改葬の費用や契約の相談は国民生活センターにも寄せられているため、契約前に見積もりを確認しましょう。
[納骨堂のトラブル事例]
・納骨堂で起きたトラブル事例とは?問題はある?後悔しない納骨堂選びに役立つ5つの対策
[参照|墓・葬儀の消費者トラブル]
・墓・葬儀サービス|独立行政法人 国民生活センター
後悔しない納骨堂・霊園の選び方とコツ

◇沖縄で納骨堂や永代供養を選ぶときは、費用だけでなく、
・運営主体やお参りのしやすさ
・安置期間まで比較する
…ことが大切です。
後悔しない選び方のコツを4つ紹介します。
公益財団法人など運営主体を確認する
◇沖縄で永代供養の納骨堂を選ぶときは、まず霊園の運営主体が信頼できるかを確認しましょう。
…納骨堂や墓地を経営するには、法律に基づいて都道府県知事などの許可を受ける必要があります。
●沖縄の納骨堂・永代供養の主な運営主体
・市町村などの自治体が運営する公営の霊園
・寺院が運営する霊園や納骨堂
・公益財団法人などの法人が運営するメモリアルパーク
●永代供養は、長い年月にわたって遺骨の供養を任せる契約です。
…公益財団法人が運営する霊園は、公益性の高い法人として運営されているため、安心して永代供養を任せやすいのが特徴です。
(沖縄県メモリアル整備協会など)
契約前に、運営主体の実績や、霊園の公式サイトの情報もあわせて確認しておきましょう。
[参照|墓地・納骨堂の法律]
・墓地、埋葬等に関する法律|e-Gov法令検索
お参りのしやすさとメモリアルパークの場所で選ぶ
◇永代供養の納骨堂は、自宅や家族が住む場所から通いやすい場所がおすすめです。
…沖縄ではシーミー(清明祭)や旧盆など、家族でお墓参りをする機会が多いためです。
(沖縄県内では、メモリアルパークなど)
●納骨堂・霊園・メモリアルパークの所在地
①沖縄本島北部
・やんばるメモリアルパーク
②沖縄本島中部
・具志川メモリアルパーク
・泡瀬メモリアルパーク
・中城メモリアルパーク
③沖縄本島南部
・琉球御廟
・沖縄清明の丘公園
・大里メモリアルパーク
・八重瀬メモリアルパーク
④離島
・宮古島メモリアルパーク
・石垣メモリアルパーク
※沖縄県メモリアル整備協会など県内の霊園
永代供養付きの屋内の納骨堂なら、沖縄の強い日差しや雨の日でもお参りしやすいのがメリットです。駐車場の有無や、高齢の家族でも移動しやすいかどうかも、見学の際に確認しておきましょう。
[納骨堂のお参りマナー]
・納骨堂にお参りする手順やマナーとは? 時間・頻度・お供え物も解説
個別安置の期間と合祀のタイミングを確認する
◇永代供養付きの納骨堂を選ぶときは、
・個別に安置できる期間
・合祀されるタイミング
…を必ず確認しましょう。
沖縄県内でも、1年から7年程度まで、プランによって個別安置の期間は異なります。
●沖縄で永代供養の契約前に確認したいポイント
・個別に安置できる期間は何年か
・安置期間を延長できるか、延長料金はいくらか
・合祀はどこに、どのように行われるか
・合同供養法要など、合祀後の供養はどうなるか
●個別安置の期間が短いプランは費用を抑えやすい一方、合祀までの時間も短くなります。
…ご家族がどのくらいの期間、個別にお参りしたいかを話し合い、納得できるプランを選ぶことが後悔しないコツです。
[後悔しない永代供養の選び方]
・永代供養の後悔しない選び方は?種類・費用・立地・追加費用・供養・お参りをチェック!
位牌(トートーメー)の永代供養もできるか確認する
◇沖縄で納骨堂を選ぶときは、
・遺骨の永代供養
・位牌(トートーメー)の永代供養
…双方ができるか確認しておくと安心です。
沖縄では、遺骨と同じくらい、トートーメーの今後に悩むご家族が多いためです。
●遺骨の永代供養とあわせて、トートーメーの供養も同じ霊園に相談できれば、手続きや法要の手間を減らせます。
沖縄県内のメモリアルパークの中には、位牌の永代供養や、遺骨・位牌の年間預かりに対応しているところもあります。
【スタッフのマメ知識】
沖縄では、昔はユタが祭祀を担ってきましたが、家付きのユタが少なくなった今は、僧侶に供養を依頼するのが主流です。
トートーメー(位牌)を手放す際は、まず位牌に対して閉眼供養を行います。
その後は永代供養に出すほか、将来継承する人が現れそうな場合は、位牌堂などに一定期間預ける方法もあります。預けている間は、管理費がかかることがあります。
「トートーメーを家から出すのは不安」というご相談も少なくありません。
ただ、誰もお参りしないまま位牌を放置する「ヒジュルグァンス」の状態にするよりも、閉眼供養をして丁寧に送る方が良いとお伝えすると、安心される方が多くいらっしゃいます。
[永代供養後の仏壇]
・永代供養を選んだら仏壇はどうする?適切な処理方法と注意点
納骨堂で永代供養をするまでの流れ

沖縄で納骨堂の永代供養を申し込み、遺骨を納骨するまでの流れを、相談・改葬・納骨の3つのステップで解説します。
相談・見学から申し込みまで
◇沖縄で納骨堂の永代供養を選ぶときは、
・まず霊園に相談し
・実際に見学してから申し込む
…のがおすすめです。
霊園の公式サイトだけではわからない、納骨堂の雰囲気やお参りのしやすさ、遺骨の安置スペースを確かめられます。
●沖縄で永代供養を申し込むまでの流れ
①霊園に電話やメールで相談
…資料請求や費用の見積もりを依頼する
②メモリアルパークを見学
…納骨堂の設備や安置スペースを確認する
③永代供養のプランと費用に納得したら、申し込みと契約を行う
仏壇仏具店や霊園では、終活カウンセラーによる無料相談や、永代供養の無料見積もりを受け付けています。
(供養ギャラリーの「供養の窓口」や沖縄県メモリアル整備協会など)
●生前に契約しておくこともでき、契約後は納骨までの期間に制限のないプランもあります。
沖縄で永代供養を考えはじめたら、まずは気軽に相談し、ご家族で霊園や納骨堂、メモリアルパークの見学に行ってみてはいかがでしょうか。
[納骨堂見学のチェックリスト]
・納骨堂の現地見学で確認したいチェックリスト。後悔しない納骨堂選び6つのポイントとは
墓じまい・改葬の手続き(改葬許可申請)
◇お墓がある市町村で改葬許可を受ける必要があります。
…沖縄の今あるお墓から遺骨を取り出して納骨堂の永代供養へ移す場合は、改葬許可証を発行します。
改葬許可証がないと、沖縄県内でも遺骨を別の墓や霊園、納骨堂へ移すことはできません。
●改葬許可申請の主な流れ
①新しく永代供養をお願いする霊園
・受入証明書(使用許可証など)を発行してもらう
②今のお墓の霊園や管理者
・遺骨の埋蔵証明書
・収蔵証明書
…を発行してもらう
③お墓がある沖縄県内の市町村の窓口
・改葬許可申請書を提出
・改葬許可証を受け取る
沖縄では、門中墓や家族墓から遺骨を移し、永代供養の霊園に安置するケースも多くあります。
●申請する人とお墓の使用者が違う場合は、墓地の使用者や親族の代表者から承諾をもらう必要がある点にも注意しましょう。
改葬の手続きの窓口や必要書類は沖縄県内でも市町村によって異なるため、事前にお墓がある市町村へ相談してください。
[墓じまいの費用]
・墓じまいの費用は平均いくら掛かる?内訳ごとの目安や費用の抑え方、永代供養料まで解説
[参照|改葬許可申請の手続き]
・改葬許可申請|那覇市公式ホームページ
納骨と法要
◇改葬許可証などの書類がそろったら、納骨堂に遺骨を納め、必要に応じて納骨式(法要)を行います。
…沖縄では檀家寺を持たないご家庭も多いため、永代供養をお願いする霊園を通じて僧侶を手配するのが一般的です。
●沖縄の納骨堂での納骨当日の主な流れ
①霊園に改葬許可証などの書類を提出
…遺骨を安置する場所を確認する
②僧侶による読経
…納骨堂の個別スペースや墓に遺骨を納める
③納骨後
…霊園の合同供養法要などで永代供養が続く
●沖縄でも、僧侶に納骨式をお願いする場合はお布施を用意します。
金額を尋ねる際は「料金はいくらですか」ではなく、「どれくらい包めば良いでしょうか」と尋ねるのがマナーです。
沖縄県内の霊園・納骨堂・メモリアルパークの中には、毎月の合同供養法要を無料で行っているところもあるため、納骨後の永代供養についても霊園に相談しておくと安心です。
[永代供養のお布施マナー]
・沖縄の永代供養でお布施を包む場面はある?墓じまい・永代供養を進める時のお布施マナー
供養の窓口で相談できる沖縄の納骨堂・永代供養の紹介先

沖縄で納骨堂や永代供養を選ぶときは、1つの霊園だけで決めず、複数の霊園を比較するのがおすすめです。
※供養ギャラリーの「供養の窓口」では、ご家族の人数や予算、希望する安置期間に合わせて、沖縄県内の霊園・納骨堂をご紹介しています。
ここでは、紹介先の一例として、那覇市の琉球御廟と、県内各地にメモリアルパークを持つ公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会の納骨堂・永代供養プランを紹介します。
琉球御廟(那覇市):自動搬送式の室内墓所
◇琉球御廟は、那覇市真地の無量寿山 光明寺 沖縄別院 琉球識名院内にある、自動搬送式の納骨堂です。
…沖縄県内初の「室内墓所」として誕生し、永代供養にも対応しています。
●琉球御廟の主な特徴
・参拝ブースに遺骨が運ばれてくる、自動搬送式の室内墓所
・世界遺産「識名園」の正面にあり、那覇市内からお参りしやすい
・寺院が遺骨の管理と永代供養を担うため、継承者がいなくても安心
屋内の墓所なので、沖縄の暑さや雨の日でも快適にお墓参りができます。那覇市周辺にお住まいのご家族や、寺院による供養を希望する方に向いている納骨堂です。
[参照|琉球御廟]
・琉球御廟 公式サイト
室内墓所「久遠の想い」:家族で使える室内の墓所(泡瀬・八重瀬メモリアルパーク)
◇室内墓所「久遠の想い」は、屋内に家族のお墓を持てる、沖縄の家族墓のような納骨堂です。
…沖縄の納骨堂の中でも、納骨方法によっては6人以上の遺骨を納められるため、家族や親族でまとめて利用できます。
●沖縄の納骨堂・室内墓所「久遠の想い」の費用
・永代使用料:58万円~
・年間管理料:9,900円
(納骨後、永代にわたって使用可能)
[案内しているメモリアルパーク]
・泡瀬メモリアルパーク
・八重瀬メモリアルパーク
屋内の納骨堂なので、沖縄の暑い日や雨の日でも家族そろってお墓参りができます。「沖縄の家族墓のように、家族で同じ墓に入りたい」というご家族におすすめです。
[参照|室内墓所「久遠の想い」]
・室内墓所「久遠の想い」|[公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会]
永代供養付き 屋内供養墓「月・朋」:1人用・2人用の個別墓
◇永代供養付き 屋内供養墓「月・朋」は、一定期間個別に遺骨を安置した後、霊園が責任を持って永代供養する納骨堂タイプの個別墓です。
…「月」は1人用、「朋」は2人用で、人数に合わせて沖縄の納骨堂を選べます。
●沖縄の納骨堂「月・朋」の費用と個別安置の期間
・月(1人用):25万円~。
…納骨日から7年間個別に安置した後、合祀して永代供養
・朋(2人用):38万円~。
…2人目の納骨日から1年間個別に安置した後、2人一緒に合祀して永代供養
[案内しているメモリアルパーク]
・具志川メモリアルパーク
・名護やんばるメモリアルパーク
・泡瀬メモリアルパーク
・石垣メモリアルパーク
・大里メモリアルパーク
●「月・朋」は生前の契約も可能で、契約後は納骨までの期間に制限はありません。
…安置期間の後は、おきなわ霊廟の合祀墓で永代供養され、毎月の合同供養法要には家族や友人も無料で参加できます。
記銘彫刻(1名3万3,000円、別途)で、生きた証を残すこともできます。
[参照|永代供養付き 屋内供養墓「月・朋」]
・永代供養付き 屋内供養墓「月・朋」|[公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会]
室内供養「花さくら」:1年安置付きの永代供養(やんばるメモリアルパーク)
◇室内供養「花さくら」は、1年間の個別安置が付いた永代供養プランで、1人15万円から利用できます。
…さくらの優しい雰囲気の室内で、故人を身近に感じながらお参りできる沖縄本島北部の納骨堂です。
●沖縄の納骨堂・室内供養「花さくら」の費用と特徴
・永代供養プラン(1年安置付き)…1人15万円~
・安置期間を延長する場合…1年5万5,000円
[特徴]
・安置棚は二重構造
(内側の透明な扉越しに故人を偲びながらお参りできる)
・遺影や思い出の品を飾れるプライベートスペースがある
[案内しているメモリアルパーク]
・やんばるメモリアルパーク
1年の安置期間が終わった後は、納骨堂から合祀して永代供養されます。
年間預かり(1柱5万5,000円/年)として契約することもできるため、「まずは1年、気持ちの整理がつくまで個別に安置したい」というご家族にもおすすめです。
[参照|室内供養「花さくら」]
・室内供養「花さくら」|[公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会]
ご遺骨・お位牌の年間預かり:すぐに決められないときに
◇ご遺骨・お位牌の年間預かりは、1年単位で遺骨や位牌を預けられるサービスです。
…沖縄でも、納骨堂や永代供養の納め先をすぐに決められないとき、たとえば、
「急なことで家族の話がまとまらない」
「将来、お墓を建てる予定がある」
といった場合に利用されています。
●ご遺骨・お位牌の年間預かりの費用
・遺骨の年間預かり…1柱3万3,000円/年
[案内しているメモリアルパーク]
・中城メモリアルパーク
・具志川メモリアルパーク
・やんばるメモリアルパーク
・宮古島メモリアルパーク
・大里メモリアルパーク
・石垣メモリアルパーク
・泡瀬メモリアルパーク
・八重瀬メモリアルパーク
●沖縄本島だけでなく、宮古島や石垣のメモリアルパークでも預けられるのが特徴です。
納骨堂や永代供養に進むかどうか迷っている間も、遺骨や位牌を沖縄の霊園で安置してもらえるので安心です。
【お客様の体験談】
実家が空き家になり、売却を考えていたご家族。
ところが、高齢の伯母様が「トートーメーを家から出したら、兄(ご相談者様のお父様)に恨まれる」と、なかなか首を縦に振りませんでした。
ご家族で話し合いを重ねた結果、トートーメーはすぐに永代供養に出すのではなく、一時預かりにすることに。今では伯母様も納得され、お彼岸などの時期に、預け先へお参りに訪れていらっしゃいます。
「すぐに決めなくていい」という選択肢があったことで、ご家族みんなが前に進むことができた事例です。
[参照|ご遺骨・お位牌の年間預かり]
・ご遺骨・お位牌の年間預かり|[公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会]
位牌永代供養:トートーメーの供養も1霊位から
◇位牌永代供養は、トートーメー(位牌)を霊園に納め、永代にわたって供養してもらえるプランです。
…沖縄で継ぐ人がいないトートーメーや、仏壇じまいで行き先に悩む位牌の供養に利用されています。1霊位2万2,000円で利用できます。
●沖縄の位牌永代供養の費用
・位牌の永代供養…1霊位2万2,000円
[案内しているメモリアルパーク]
・中城メモリアルパーク
・具志川メモリアルパーク
・やんばるメモリアルパーク
・宮古島メモリアルパーク
・大里メモリアルパーク
・石垣メモリアルパーク
・泡瀬メモリアルパーク
・八重瀬メモリアルパーク
納骨堂での遺骨の永代供養とあわせて、トートーメーの供養も同じ霊園に相談できるため、手続きの手間を減らせます。
[参照|位牌永代供養]
・位牌永代供養|[公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会]
まとめ:沖縄の納骨堂で、自分たちに合った永代供養を

◇沖縄の納骨堂や永代供養は、複数の霊園を比較して選ぶのがおすすめです。
…霊園ごとに費用相場や個別安置の期間、お墓参りのしやすさが異なります。
最後に、この記事で解説したポイントを振り返ってみましょう。
●沖縄の納骨堂・永代供養で後悔しない選び方のコツ
①納骨堂の種類は、
・家族で使える室内墓所
・個別安置の後に合祀される屋内供養墓
…などから選ぶ
②費用相場は、
・1人15万円~25万円
・夫婦38万円~
・家族58万円~
…が目安
③霊園やプランごとに必ず確認すること
・個別安置の期間
・合祀の時期
④比較すること
・霊園の運営主体(公益財団法人や寺院など)
・メモリアルパークの場所
⑤すぐに決められない場合
・遺骨や位牌の年間預かりも選べる
沖縄の納骨堂や永代供養の選び方に迷ったら、供養ギャラリーの「供養の窓口」に相談してみてください。沖縄県内のおすすめの霊園・納骨堂の中から、ご家族に合った遺骨の納め先をご紹介します。
[沖縄の納骨堂・永代供養墓の比較]
・【2026年度最新版】沖縄でおすすめの納骨堂・永代供養墓10選|費用相場と選び方のコツ
【執筆・監修:供養の知恵袋編集長】

株式会社琉球メモリアルパーク 企画担当 仲間 仁史
2021年11月入社。
仏壇販売、商品仕入れの他、IT企業に務めていた前職の経験を活かして当社Webサイト等の運営も担当。
お客様やお取引先から学んできた知識や経験を発信いたします。
[TEL]0120-107-940(受付時間9:15~17:30/年中無休・通話無料)




