今、沖縄でトートーメー継承問題の深刻化にはタブーが今も残ることが背景にあります。
ご先祖様を家を守る守護神「祖霊(カミ)」として祀る、祖霊文化のシンボルでもあるため、沖縄のトートーメータブーは根強く、無意識的にも「祟りが起きる」ことを恐れる人も少なくありません。
・沖縄のトートーメータブーとは?
・トートーメー継承問題とは
・継承問題を解決する方法は?
・近しい故人の供養はしたい時、どうする?
今回は、沖縄で今も残るトートーメー6つのタブーと、タブーにより起きている深刻化する継承問題、その解決方法をお伝えします。
沖縄トートーメーの継承タブー
●沖縄では先祖代々位牌「トートーメー」を継承するのは、父方の血を引く長男が良いとされてきました
けれどもトートーメーとともに家督相続も行われてきた昔とは違い、現代の沖縄では、長男であってもトートーメーを継承したくない人も多いでしょう。
そこで、昔ながらの暮らしに基づく、沖縄のトートーメータブーに触れる家が多くなり、継承問題が深刻化しているのです。
[1]チャッシウシクミ(嫡子押し込み)
[2]チョーデーカサバイ(兄弟重なり)
[3]タチーマジクイ(他系混ぜ込み)
[4]イナグァンス(女元祖)
沖縄の先祖代々位牌トートーメーは、一台の位牌立てに3札・5札・7札・9札…(大きさにより異なる)と、複数の夫婦の位牌札を祀る仕組みです。
一代につき一組の夫婦(上札が夫・下札が妻)のみを祀り、次男以降の子どもは新しく分家しますので、お墓の継承と連動することになるでしょう。
新しい世代に位牌立てから押し出される7代後ほどからは、家を守護するカミ「祖霊」となり、本家など家によってはウタナー(神棚)にウコール(香炉)の灰を依り代として祀られます。
・沖縄の先祖代々位牌「トートーメー」とは?そもそも家を守護する「祖霊信仰」ってなに?
[1]チャッシウシクミ(嫡子押し込み)
●「チャッシウシクミ(嫡子押し込み)」とは、嫡男(長男)のみが継承の権利を持つ、と言うことです
現代、沖縄トートーメーの継承タブーとして難しい点は、嫡男(長男)が継承の放棄ができないことではないでしょうか。
●昔ながらの沖縄では、嫡男(長男)は必ずトートーメーに名前を載せなければなりません。
そうなると次男以降は次にお伝えする「チョーデーカサバイ(兄弟重なり)」により、必然的に継承できないことになります。
[2]チョーデーカサバイ(兄弟重なり)
●「チョーデーカサバイ(兄弟重なり)」とは、兄弟がひとつのブチダン(仏壇)に並んで祀られることです
嫡男(長男)を差し置いて、沖縄では次男以下の兄弟がトートーメー(先祖代々位牌)に名前を連ねることができません。
そこで必然的に沖縄のトートーメータブーでは、嫡男(長男)がいるにも関わらず、次男以下の継承が不可能です。
ちなみに次男以降が独身で亡くなった場合、新しくイフェー(位牌)を仕立てて「永代脇位牌」として、トートーメーの左脇に祀られます。
次男以降が分家してトートーメーを仕立てた場合、次男以降の子どもがタチクチ(新たに元祖となる)になり、その子どもが継承する流れです。
・沖縄のトートーメーには種類がある?永代脇位牌やアジカイグァンス(預かり位牌)とは?
[3]タチーマジクイ(他系混ぜ込み)
●「タチーマジクイ(他系混ぜ込み)」とは、父方血族以外の血を混ぜてはいけないことを差します
沖縄トートーメーの継承4つのタブーのなかでも、特に昔から厳格に忌まれるものが、このタチーマジクイ(他系混ぜ込み)です。
例えば本州でお墓を継承する場合、婿入りした男性がお墓を継承することもあるでしょう。
けれどもタチーマジクイ(他系混ぜ込み)では、このような婿養子や養子による継承が難しくなります。
●父方の血筋で継承しなければなりません
・養子は継承できない
・婿養子は継承できない
・連れ子は継承できない●男子が生まれなかった場合
・次の代の長男が継承
そのため、次にお伝えする「イナグァンス(女元祖)」を鑑みると、その代での継承者がいない家も増える大きな原因のひとつです。
けれども長い歴史のなかで、タチーマジクイ(他系混ぜ込み)が起きていた可能性もあるでしょう。
そこで昔の沖縄では、セジ(霊力)の高いユタさんなどに依頼して、純粋な父方の血筋に戻す「シジタダシ(筋正し)」の儀礼が行われてきました。
[4]イナグァンス(女元祖)
●「イナグァンス(女元祖)」とは女性を元祖(タチクチ)として、新たにイフェー(位牌)を仕立ることです
…イナグァンス(女元祖)では、女性が何らかの理由で離婚をしたり独身のまま亡くなった場合、実家のトートーメーには祀られず、新しくイフェー(位牌)を仕立てることになります。
●つまり女系家族などで嫡男(長男)がいなくても、女性(娘)は新しくイフェー(位牌)を仕立て、トートーメーを継承することはありません。
そして独身のまま亡くなった娘のイナグァンス(女元祖)を生家で祀る場合、沖縄ではトートーメーと並んで祀ることもタブーです。
昔の沖縄では、台所の隅にそっと祀られ、供養されてきました。
沖縄でトートーメーを扱うタブー
●沖縄では継承者のいないトートーメーを預かるものの、扱いのタブーに困る人も多いです
現代の沖縄では、これらトートーメーの継承タブーが現実的ではなく、引き取り手のいないトートーメーを、「一時期的に」預かる対処方法がなされてきました。
けれども沖縄では預かるトートーメーの扱いにもタブーがあり、代を超えても引き取り手が現れる目途もなく、対処に困る家が増えています。
[1](血筋の違う者が預かる時)家から出してはならない
[2]ウグァンブスク(御願不足)
沖縄のトートーメー継承タブーが現実的ではなく、その対処法として引き取り手のいないトートーメーを預かる「アジカイグァンス(預かり位牌)」が選ばれてきました。
けれども預かる際のタブーさえも、現実的ではありません。
[1]家から出してはならない
●父方の血筋ではない者がトートーメーを預かる場合、故人の家で祀らなければなりません
つまり継承者(引き取り手)のいない沖縄トートーメーは、預かる家に持ち込むことがタブーになるため、通いながらお世話をすることになります。
また継承者(引き取り手)がいないと言うことは、同居家族がいない家でもありますよね。
・空き家を撤去できない
・通ってお世話をしなければならない
そのため沖縄ではしばしば、トートーメーの残る空き家を格安で借家に出し、トートーメーのお世話をすること、条件として提示する物件もありました。
[2]ウグァンブスク(御願不足)
●「ウグァンブスク(御願不足)」では、供養(拝み)が間違えていたり足りないと、祟りが起きると恐れられてきました
先祖代々位牌であるトートーメーを引き継いだ家は、ムートゥーヤー(宗家)、つまり本家ですので、旧暦行事では儀礼を行い、施主として法要も行い、さらに分家の人々へのおもてなしをしなければなりません。
●旧暦行事
・旧正月
・旧盆
・清明祭(シーミー)
・七夕(タナバタ)
…など●法要の施主
・ナンカスーコー(七日焼香)
・ニンチスーコー(年忌焼香)
これが、沖縄でトートーメーを継承した家では大変な負担でした。
昔ながらの沖縄のトートーメー信仰では、代々嫡男(長男)がこれを継承するため、一時期は沖縄では結婚相手に長男が避けられてきたほどです。
・沖縄の「スーコー」とは?独自の御願文化を持つ沖縄では、どのように故人を供養するの?
沖縄のトートーメータブーによる問題
そこで、築何十年も経った空き家に放置されたまま残る、最も忌まれるイフェー(位牌)「ヒジュルグァンス(冷たい位牌)」が増えました。
・撤去できない空き家が廃墟と化す
・誰にも供養されない、身寄りのないトートーメーの増加
沖縄の言葉で「冷たい位牌」の意味を持つヒジュルグァンスは、放置されたイフェー(位牌)です。
シジタダシ(筋正し)はユタさん次第
●「シジタダシ(筋正し)」は、ユタからハンジ(判示)を出してもらい判断します
沖縄のトートーメー継承タブー「タチーマジクイ(他系混ぜ込み)」ですが、実際には長い歴史のなか、他の血筋の者が継承したかどうかを、後から正確に判断することはできません。
そのため昔の沖縄では家付きのユタへ相談をして、ユタのセジ(霊力)により判断しました。
定期的な節目でシジタダシ(筋正し)の依頼をする家もありますが、下記のような時に相談する家も多かったでしょう。
・家族の病気
・火事などの災害
・商売の不調
…など
もちろん実際にセジ(霊力)があり、諸悪の根源を見極める力を持つユタも数多くいたのかもしれません。
ただ、現実に不幸が起きてからユタへ相談した結果、タブーを恐れた人々が多くいたのも事実です。
シジタダシ(筋正し)を行わない地域
●ただし、沖縄でもトートーメー継承にタブーのない地域はあります
以上が沖縄のトートーメータブーですが、庶民に広がったのは1800年代以降と比較的新しい習わしです。
そのため沖縄の原風景が残る宮古島などでは、そもそも父方の血族を意識する、門中組織さえありません。
他の八重山諸島もつい最近まで、沖縄本島に残るトートーメータブーはなかったのですが、近年になり本島の習わしに影響を受ける流れが起きています。
●例えば宮古島の家では…、
・単独位牌のカライフェー(唐位牌)が主流●国頭村近郊や久米島近郊では…、
・養子も多く受け入てきた
・次男以降が継承する家も多くあった
そこで沖縄のトートーメータブーにぶつかり悩む人々が増えるなか、今後代々まで続くトートーメー継承問題を自分達の代で解消しようとする動きが出ています。
問題を解決する方法は?
●現代の習慣に合わせて、沖縄に根付くトートーメータブーを解決する方法が5つあります
シジタダシ(筋正し)がユタ次第であることにも分かるように、目に見えない世界である沖縄のトートーメータブーは、その境界線が曖昧で、家付きのユタ次第でもありました。
最近の沖縄ではユタが付く家も少なく、祟りを恐れたまま解決方法も分からず放置されましたが、現代の習慣に合わせた解決方法が見いだされるようになっています。
[1]永代供養
[2]お焚き上げ
[3]位牌堂で一時預かり
[4]閉眼供養/開眼供養で移動
[5]ヒナーシ(日無し)に行う
独自の御願(拝み)文化のある沖縄では、ユタやノロなどセジ(霊力)ある巫女を中心に、供養や儀礼が行われてきました。
けれども今の沖縄は全国の風習に倣い、仏教による読経供養やお焚き上げによって、トートーメーに礼を尽くす方法が選ばれています。
[1]永代供養
●霊園などで永代供養を依頼し、トートーメーを託す方法です
「永代供養(えいたいくよう)」とは、本来は継承するべき家族や子孫に代わり、供養塔のある施設の管理者が、遺骨や位牌を、永代に渡りお世話や供養、管理をしてくれることを差します。
・位牌の供養塔などがある霊園などの施設で相談
・他の位牌とともに永代供養ができる
・費用目安は約3万円ほど
全国的には「墓じまい」で取り出した遺骨を合祀墓などに合祀埋葬して、永代供養を行う流れが多いです。
・【沖縄で墓じまい】永代供養に掛かる費用☆取り出した遺骨、3つの行く先
[2]お焚き上げ
●お焚き上げとは、神社や寺院で読経供養などの供養をした後、焼いて煙とともに天へ返す儀式です
現代の沖縄では一般的に、寺院や神社などで依頼することが多いでしょう。
昔ながらの沖縄では、トートーメーのお焚き上げを自分達で行うことも多くありました。
・神社や寺院へ依頼する
・仏壇仏具店へ相談をする
・自分で沖縄の御願儀礼を行う
沖縄の御願儀礼として、トートーメーのお焚き上げを行う際には、墓前で位牌札の名前部分を削り、その削りカスを燃やすと、魂が抜けるとされています。
・沖縄に伝わる、古いトートーメー(位牌)の処分☆自分達で行うお焚き上げの仕方
[3]位牌堂で一時預かり
●霊園や寺院などでは、トートーメーを預かってくれることもあります
霊園や寺院などには「位牌堂」などと呼ばれる、イフェー(位牌)を預かり供養してくれる施設もあるでしょう。
・霊園や寺院に相談
・年間管理料が掛かる施設が多い
・一定期間のみの預かり期間も多い
なかには一定期間は個別にトートーメーを預かり、一定期間が過ぎて契約の更新がなかった場合、位牌の供養塔などへ合祀して、合同供養が行われる仕組みもあります。
[4]閉眼供養/開眼供養で移動
●閉眼供養によりトートーメーから魂を抜き、移動後に開眼供養を行う解決方法です
沖縄でトートーメーを扱うタブーのなかには、「家から出してはならない」と言うものもありましたが、それでは家の引っ越しどころか建て替えもままなりません。
そこでトートーメーを移動するにあたり、閉眼供養などの儀礼を行いマブイ(魂)を抜き、宿すマブイ(魂)のない、イフェー(位牌)に戻して家から出します。
・閉眼供養(読経供養)…約3万円ほど
・ヌジファー(抜魂)
「ヌジファー(抜魂)」とは、沖縄の御願文化に基づいたマブイ(魂)を抜く方法です。
自分で行うこともできますし、ユタに依頼する家もあるでしょう。
[5]ヒナーシ(日無し)に行う
●神様の目が届かないヒナーシ(日無し)に、お墓事やお仏壇事を行うこともできます
この「ヒナーシ(日無し)」は、タナバタ(七夕)とユンヂチ(閏月)です。
一日で終わる儀礼であれば、毎年訪れるタナバタ(七夕)が便利ですし、墓じまいや仏壇じまいなど、日数が掛かるものであれば、一年を通してヒナーシ(日無し)となる、ユンヂチ(閏月)が良いでしょう。
●2023年、直近のタナバタ(七夕)とユンヂチ(閏月)
(1)タナバタ(七夕)・旧暦七月七日…2023年8月22日(火)
(2)ユンヂチ(閏月)…2023年1月22日(日)~2024年2月9日(金)
ユンヂチ(閏月)は旧暦と新暦を合わせるため、約33カ月ごとに一回、同じ月が二回巡る暦です。
ユンヂチ(閏月)自体は1ヶ月しかないのですが、沖縄のお墓事やお仏壇事では、ユンヂチ(閏月)のある1年間(旧暦で計算)を「ヒナーシ(日無し)」としています。
・「ユンヂチ」とは?2023年1月22日~2024年2月9日が沖縄でお墓事に良い理由
タブーは外したいけど、故人の供養はしたい
●単独位牌であるカライフェー(唐位牌)などを仕立てて祀る家が多いです
祖霊信仰に基づく沖縄の先祖代々位牌「トートーメー」にタブーはありますが、故人の魂を供養するためにある、単独位牌であれば、純粋に故人の魂を供養することができます。
一方で「タブーなくカミ(祖霊)を祀りたい」と言う家では、名前を掘らないイフェー(位牌)や、そもそもイフェー(位牌)を置かずウコール(香炉)のみを祀った「ウタナー(神棚)」を、新しく仕立てる家もありました。
[1]単独位牌を仕立てる
[2]手元供養にする
またイフェー(位牌)を新しく仕立てることなく、パウダー状に粉骨して小さな骨壺にまとめた遺骨を自宅で祀る「手元供養」も増えています。
[1]単独位牌を仕立てる
●残したい位牌札のみを取り出して、新しい単独位牌と位牌札の前で、読経供養によるマブイ(魂)の移動(閉眼供養/開眼供養)を行います
両親・祖母と近しい故人を複数人供養したい場合には、宮古島や本州で見かける位牌札を重ねた「繰り出し位牌」を選ぶ人も多いでしょう。
・自分で読経供養
・僧侶を呼んで読経供養(費用目安は約3万円/1回)
マブイ(魂)の移動(閉眼供養/開眼供養)を終えたら、位牌札は永代供養やお焚き上げなどで処分します。
[2]手元供養にする
●近しい家族が亡くなった時、新しくイフェー(位牌)を仕立てずに、遺骨を手元供養してタブーを避ける家もあります
仕立てる本人はそのつもりがなくても、代々先で自分をタチクチ(始まり/元祖)として、沖縄でトートーメータブーが再燃することを避けるため、最初からイフェー(位牌)自体を仕立てない選択肢も増えました。
・再びトートーメータブーが起きることを避ける
・世話をする人が亡くなった時、一緒に納骨する
・グリーフケア(喪失の哀しみを癒す)
・遺骨のパウダー加工(粉骨)…約3万円~5万円が目安
・手元供養の祭壇を設ける
手元供養の遺骨は、骨壺が燃える材質であれば棺に入れることもできるため、例えば夫婦である場合、世話をしていた配偶者が亡くなった時に棺に入れて共に火葬し、納骨することも可能です。
最後に
今、沖縄のトートーメーを永代供養してタブーをリセットした後は、単独位牌であるカライフェー(唐位牌)を改めて仕立てる他にも、さまざまな選択を見受けます。
近年、沖縄でトートーメーを永代供養した後の事例では、兄弟がそれぞれの家で両親の単独位牌を仕立てる選択もありました。
全国的にはこのように兄弟で両親のお仏壇を仕立てる場合、遺骨を分ける「分骨」の風習も見受けるのですが、沖縄では分骨はしないまま、それぞれがイフェー(位牌)を祀る傾向にあります。
●沖縄では「お墓とお仏壇が繋がっている」との信仰も理由のひとつです
全国的な習わしと違い、沖縄では頻繁にお墓参りをしてはいけません。
これはお墓と家のお仏壇が直接繋がっているとされ、故人を偲ぶ時にはトートーメーを祀るムートゥーヤー(宗家)のお仏壇へ手を合わせる風習がありました。
そこで沖縄でトートーメーがリセットされたことによりムートゥーヤー(宗家)が消滅し、兄弟それぞれの家でお仏壇を仕立て、日々気軽に故人を偲ぶスタイルが受け入れられるした事例です。
まとめ
沖縄のトートーメー、6つのタブーと解決方法
●トートーメー4つの継承タブー
・チャッシウシクミ(嫡子押し込み)
・チョーデーカサバイ(兄弟重なり)
・タチーマジクイ(他系混ぜ込み)
・イナグァンス(女元祖)●トートーメーの扱い、2つのタブー
・血筋の違う者が預かる時、故人の家で祀る
・ウグァンブスク(御願不足)・シジタダシ(筋正し)はユタさん次第
・原風景の残る沖縄ではタブーがない地域も多い●トートーメータブーを解決する方法
・永代供養
・お焚き上げ
・位牌堂で一時預かり
・閉眼供養/開眼供養で移動
・ヒナーシ(日無し)に行う