【沖縄のヒヌカン】家の守護神ヒヌカンが持つ5つの役割。日々のお世話やタブー3つの知識

2022.12.27
【沖縄のヒヌカン】家の守護神ヒヌカンが持つ5つの役割。日々のお世話やタブー3つの知識

代々継承されてきた沖縄のヒヌカンですが、近年になって最初からヒヌカンを仕立てる家庭が増えました。今回は、家の守護神「ヒヌカン」が持つ5つの役割と絆の深め方をお伝えします。

その昔は家の守護神として、女性の間で代々継承されてきた沖縄のヒヌカンですが、近年になって最初からヒヌカンを仕立てて、迎え入れる家庭が増えました。

その理由には、コロナ渦などで不安定な世の中で、ヒヌカンのウトゥーシドゥクル(お通し処)としての役割、いわゆる「繋ぎ」が注目されたためです。

・ヒヌカンの役割は?
・ヒヌカンの「繋ぎ」とは?
・ヒヌカンはどこへ繋がるの?
・ヒヌカンの祀り方
・ヒヌカンの拝み方
・ヒヌカンのタブー

今回は、沖縄に根付く台所の神様であり、家の守護神である「ヒヌカン」が持つ5つの役割と、ヒヌカンとの絆の深め方をお伝えします。

ヒヌカンが持つ5つの役割

ヒヌカンが持つ5つの役割
●ヒヌカンは大きく分けて、①家を守護する、②四方八方の神々との繋ぎ、2つの役割があります

十二方位の神様屋敷の神々をはじめ、あらゆる神様や存在との繋ぎを行うため、家族にとってさまざまな役割を果たしてくれます。

<ヒヌカンが持つ5つの役割>
[1]家の守護神
[2]遠方の神様との繋ぎ
[3]ニライカナイとの繋ぎ
[4]遠方に住む家族の守護
[5]ウティン(御天)との繋ぎ

また今回は家に祀るヒヌカンとしてお伝えしていますが、ヒヌカン自体には守護する対象として3つの種類もあるでしょう。

・チネービヌカン(家内火の神)…家を守護するヒヌカン
・タキビヌカン(嶽火の神)…村を守護するヒヌカン(村の神)
・クニビヌカン(国火の神)…国を守護するヒヌカン(国の神)

またその昔、琉球王朝の時代にはヒヌカンのなかでも、神女であるノロが守護神として祀るヒヌカン「ヌルヌビカン(ノロ火の神)」や、土地を管理する地頭(じとう)が祀るヒヌカン「ジトゥビヌカン(地頭火の神)」などもありました。

[1]家の守護神

沖縄のヒヌカンシタティ☆最初に神様を迎え入れる方法
●ヒヌカンを祀る家、家族を守護する最高位の神です

この役割が、沖縄で一般的に広がるヒヌカンの役割でしょう。
台所の片隅に祀られる「台所の神様」で、沖縄の旧暦行事では最初に御願が行われるとともに、今日の日の報告をします。

<ヒヌカンの役割[1]家の守護神>
・毎日の子どもの安全や健康
クウェーブン(食べる運=家計の安定)
・子どもの成績
・子どもの友達関係、人間関係
・旦那様の昇進昇格
家族の繁栄(孫や子どもが増えるなど)

担い手は台所を守る家の主婦であり、妻であり母でした(かつては)。
家の主婦は日々、ヒヌカンのお世話をしながら、日ごろの「カガイムン(気に掛かる物事)」を相談し、絆を深めてきました。

[2]遠方の神様との繋ぎ

[2]遠方の神様との繋ぎ
●ヒヌカンは遠方の御嶽(うたき)やウガンジュ(拝所)、神様とを繋ぐ「ウトゥーシドゥクル(お通し処)」の役割があります

ウトゥーシドゥクル(お通し処)」は全国では「遥拝所(ようはいしょ)」とも言われ、ヒヌカンへ拝むことで、その時には伺えない遠方の神々様への拝みを果たすことが可能です。

<ヒヌカンの役割[2]遠方の神様との繋ぎ>
①ヒジュルウコー(冷たい御香)
ジュウニフンウコー(十二本御香)
③ウトゥワキ(言い訳)御願

昔の沖縄の家では、ヒヌカンの他にご先祖様(カミ=祖霊)を祀るお仏壇、観音様や七福神などの家の信仰「トゥクヌカミ(床の神)」を祀るトゥクヌマ(床の間)がありましたが、今ではヒヌカンのみを祀る家も増えました。

そこで家が信仰する観音様などの神様を、ヒヌカンの灰へ迎え入れる家庭も見受けます。

①ヒジュルウコー(冷たい御香)

●毎日拝みたい、家が信仰する神様を迎え入れたい場合、ウガンジュ(拝所)まで出向き、ヒジュルウコー(冷たい御香)を通して、自宅のヒヌカンまでご案内します

「ヒジュルウコー(冷たい御香)」とは、火を灯していないお線香です。
日ごろは参拝できないウガンジュ(拝所)の神様へ、日々拝みたい場合に、そのウガンジュ(拝所)を訪れた時に、ヒジュルウコー(冷たい御香)に乗り移っていただき、家にご案内します。

ただ、ヒジュルウコー(冷たい御香)を通して、自宅のヒヌカンへ迎え入れた場合でも、定期的にはウガンジュ(拝所)まで訪れ、御願(拝み)を行った方が良いでしょう。

※ヒジュルウコー(冷たい御香)による家へのご案内方法は、下記をご参照ください。
【沖縄のヒヌカン】ヒヌカンを遠くの御嶽(うたき)と繋ぐ方法☆遥拝所としての役割とは

 

②ジュウニフンウコー(十二本御香)

●「四方八方」「十二支の方角(十二方位)」を意味するジュウニフンウコー(十二本御香)を供え、遠方の神様と繋いでいただきます

「ジュウニフンウコー(十二本御香)」とはお線香12本です。
日本線香であれば12本もしくは4本、ヒラウコー(平御香=沖縄線香)ならばタヒラ(2枚)を供えます。

神々様への繋ぎの御願」と呼ぶ人もいて、十二方位の神々様と繋がり、特に十二支を守護する神々様への御願には相性が良いでしょう。

※ジュウニフンウコー(十二本御香)で日本線香4本でも良い理由は、下記に詳しいです。
【沖縄のヒヌカン】旧暦1日・15日ヒヌカンの拝み方☆お供え物やお線香の本数を解説!

 

③ウトゥワキ(言い訳)御願

●定期的に拝みに訪れている神々様へ何らかの事情で訪ねられない時、ヒヌカンを通して「ウトゥワキ(言い訳)御願」を行います

定期的に御願(拝み)に訪れている神々様であっても、足を痛めた、忙しいなど、何らかの事情で訪ねられない時もあるでしょう。

このような時、家のヒヌカンへジュウニフンウコー(十二本御香)を供えて、神々様の元へ訪ねられない言い訳をする御願(拝み)が「ウトゥワキ(言い訳)御願」です。

※観音様仏様など、特定の神様仏様との繋がりが深くなる「縁日」は下記をご参照ください。
沖縄で観音様・仏様を「三十日秘仏」の縁日に迎え入れる☆仏様の御利益と縁日を解説!

 

[3]ニライカナイとの繋ぎ

[3]ニライカナイとの繋ぎ
●亡くなってニライカナイにいる、後生(あの世)の魂と繋いでくれます

沖縄で「ニライカナイ」とは西方浄土、この世で亡くなった魂(マブイ)が行く楽園です。

沖縄では魂(マブイ)の存在が信じられ、亡き魂(マブイ)は海の東方にある、遥か彼方「ニライカナイ」で魂(マブイ)の姿で幸せに暮らすとされてきました。

ヒヌカンのニライカナイとの繋ぎは、お線香の煙を通して繋がるとされ、繋がった時には故人から何からの「シルシ」、メッセージが届くとされます。

<ヒヌカンの役割[3]ニライカナイとの繋ぎ>
で故人と会う
・現象を通してメッセージを伝えてくる
動物などを通してメッセージを伝える
温もり温かさを感じる
脳に話しかけるようにメッセージを伝える※お仏壇がない家では、ヒヌカンを通した供養も見受けます。

大切な家族や友人でありながら、お仏壇に祀ることができない魂もありますよね。
例えば友人や知人であれば家族ではないので、イフェー(位牌)を祀ることは少ないです。

この役割から、故人の魂(マブイ)と繋がりたい、メッセージを受け取りたい、温かな在りし日の空気に触れたい、…そんな人々がヒヌカンを仕立てるケースも増えてきました。

[4]遠方に住む家族の守護

[4]遠方に住む家族の守護
●ヒヌカンに、遠方に住む家族の土地神様と繋がっていただき、遠くの家族を守護していただきます

子どもが進学や就職に伴い、なかなか頻繁に尋ねられない遠方へ、巣立っていく家族も多いでしょう。

<ヒヌカンの役割[4]遠方に住む家族の守護>
●このような時に四方八方の十二方位を表す、ジュウニフンウコー(十二本御香)をヒヌカンに供えて、ヒヌカンから遠方の家族が住む土地神様へ、御守護を依頼できます。

仏教では「陰膳」と言い、今一緒に住んでいない家族の安全を祈って、食事を用意する風習があります。
※故人への陰膳もありますが、今回は遠い場所で暮らす家族の安全祈願としての陰膳です。

しばしばですが沖縄でも、ヒヌカンに陰膳を出して安全祈願をする家庭もあるでしょう。

[5]ウティン(御天)との繋ぎ

沖縄で広がる、ヒヌカンへの日々の手入れ
●ヒヌカンは日々、祀られた家の出来事をウコール(香炉)の灰に記帳して、旧暦の年末にウティン(御天)の神様へご報告をします

ヒヌカンが宿るのは、ウコール(香炉)の灰です。
そして家の守護神であるヒヌカンは、ウコール(香炉)の灰に、その家に住む家族ひとりひとりの出来事や事柄、行いを「記帳」すると言われてきました。

<ヒヌカンの役割[5]ウティン(御天)との繋ぎ>
●そして毎年旧暦12月24日にウティン(御天)へ里帰りして、ウティン(御天)の神様へ、守護する家族の1年の出来事を報告します。

全国的にも「お天道様は見ているよ」と言われますが、沖縄ではヒヌカンが、そのお天道様に報告する役割です。

ただ、ウティン(御天)へ報告して欲しくない事柄があれば、旧暦12月24日にウコール(香炉)を掃除し、ウグァンブトゥチ(御願解き)でヒヌカンへお願いします。
その「悪しき事柄」が消されて、ウティン(御天)へ報告されるでしょう。

ウコール(香炉)の掃除については下記に詳しいです。
【沖縄ヒヌカン】ウコール(香炉)の灰☆神様を残す掃除の仕方

 

ヒヌカンの祀り方

ヒヌカンの祀り方
●ヒヌカンへの祀り方はウコール(香炉)の前に、ミジトゥ(お水)・ウサク(お酒)・お塩・ハナイチ(花立て)・白ウブク(白ご飯)が基本です

沖縄のヒヌカンは、全国的な三方荒神様(竈の神)と同じ意味合いがあります。

沖縄では一部地域でヒヌカンを「ウミチムン」と言いますが、この意味は「3つのもの」。
…これはその昔の竈(かまど)で、鍋を置くために利用した3つの石です。

コンロに置く五徳(ごとく)の役割がウミチムンになるように、沖縄でヒヌカンは、コンロの奥に祀る家が多くあります。

<ヒヌカンの祀り方>
①ミジトゥ(お水)
ウコール(香炉)
③お塩
④ウサク(お酒)
⑤ハナイチ(花立て)…チャーギクロトンなどを生ける

ちなみにこの「ウミチムン」と呼ばれる「三ツ石竈(かまど)」は、今では沖縄の集落にあるヒヌカンの御嶽(うたき)で、今も見つけることがあるでしょう。

 

①ミジトゥ(お水)

●ミジトゥ(お水)はサンティン(三天)の神様のうち、ミティンヌカミ(御天の神様)です

沖縄でイチミ(生きる身)である私たちは、ミジトゥ(お水)の神様に「この世界」の恵を受け、生きています。

・夜空、月
・陽の光
時間
・雨

…天から与えられた物事はウティン(御天)から与えられたとされ、感謝を捧げてきました。

②ウコール(香炉)

●ウコール(香炉)はサンティン(三天)の神様のうち、ジーチヌカミ(地の神様)です

アギゥヌエームン(農作物)
・土壌
・山、自然

 

③お塩

●お塩は海水からできるため、サンティン(三天)の神様のうち、リュウグヌカミ(竜宮の神様)とされています

沖縄では、お塩を入れたお守り袋「マース(塩)袋」が有名であるように、御願事に欠かすことができません。

・塩
ウミヌエームン(海の恵)

海に囲まれた沖縄のウミヌエームン(海の恵)は、アーサやワカメなどの海藻類、魚介類などなど、海で獲れる全てです。
また、台風などの海からの災害から守られ、今ここに在ることへの感謝も恵とされます。

④ウサク(お酒)

●ウサク(お酒)は沖縄では泡盛が多いですが、日本酒でも構いません

ウマチー(御祭)やカシチー(強飯)などの収穫祭では、ミキ(神酒)としてヤクルトなどの乳酸菌飲料なども供えますが、これとウサク(お酒)はまた違います

ウサク(お酒)をあげる時には、前のお酒から継ぎ足すことなく、一度全て捨ててから改めて注いでください。

「日々神様へあげるものだから…」と安いお酒を選びがちですが、あまり安いお酒では祈願事も届きにくいとも言われるため、気になれば少し高めのお酒を選ぶと良いでしょう。

⑤ハナイチ(花立て)

●ヒヌカンでハナイチ(花立て)には、チャーギやクロトンなどの供え葉を差します

全国的な神棚では榊(さかき)を用いるため、最近では榊(さかき)を沖縄でもヒヌカンに供える様子を見受けます。

針葉樹は、ヤナムン(悪霊)を切る神様と繋がりやすい、などとも言われ、特にチャーギが好まれる傾向です。

沖縄では花屋さんへ行くと、ハナイチ(花立て)に丁度良い束のチャーギや榊(さかき)が、200円~300円ほどの手頃な価格帯で販売されています。

ヒヌカンは白い器でなくて良い

●現代は「ヒヌカンは白い仏具」のイメージが強いですが、本来、ヒヌカンの色や柄に決まり事はありません

今、沖縄でヒヌカンを仕立てるにあたり、白い仏具を揃えるようになったのは、「ヒヌカンセット」として白い仏具が販売されるようになったためでしょう。
また本州の神棚では、白い器が用いられることもあります。

ただ昔の沖縄では、必ずしもヒヌカンが今のような白い食器だった訳ではありません。

●唯一、沖縄のヒヌカンに決まり事があるとするならば「ヒヌカン用に仕立てた食器を、他の用途(食事など)に用いない」…それだけです。

 

ヒヌカンを迎え入れたら

沖縄の旧暦1月4日はヒヌカン下天の拝み☆うさぎむんと迎え方
●ヒヌカンを迎え入れたら、①日々のお世話、②チィタチ(旧暦1日)の御願(拝み)、③ジュウグニチ(旧暦十五日)の御願(拝み)を行います

現在では家族の誰もが台所に立ちますが、その昔の沖縄では台所に毎日立つ家の女性が、ヒヌカンを担ってきました。
ヒヌカンは母のように慈悲深く、主婦に寄り添う神様として知られています。

<ヒヌカンの日々のお世話>
ミジトゥ(お水)の取り替え
ウサク(お酒)の取り換え
ウブク(ご飯)の取り換え
お塩の確認(固ければ交換)
ハナイチ(花立て)の確認(枯れていれば交換)
・喜び事の報告
・気がかり事の相談(カガイムン)

…毎日のお世話と言うとお勤めとも思えますが、家を守る主婦が、毎日の悩み事や不安事を吐き出して聞いていただき、嬉しい事は分かち合ってもらえる神様です。

以前の沖縄では、主婦はヒヌカンに支えられ、心の安定を保ってきました。
そして心が安定した主婦は、家族の心と体を支えることができます。

※沖縄で旧暦1日と15日の拝みについては、下記をご参照ください。
【沖縄のヒヌカン】旧暦1日・15日ヒヌカンの拝み方☆お供え物やお線香の本数を解説!

 

ヒヌカンのタブーと決まり事


●ヒヌカンは、その前で悪口を言うこと、台所に立つ女性が担い、他の家族は触ることができません

最近では移住者も増え、一から新しく仕立てる家が増えたり、灰ではなくお線香で神様を繋ぐ家も増えましたが、もともと以前のヒヌカンは母や義母から娘や嫁へと、女性の間で灰によって継承されるものでした。

そのため代々継承するにあたり、トートーメー(先祖代々位牌)と同じく、いくつかのヒヌカンタブーも見受けます。

<ヒヌカンのタブー>
①ヒヌカンは難聴
②主婦(ヒヌカンを担う者)以外は触れない

一方、お仏壇に祀られるご先祖様(カミ=祖霊)トゥクヌマ(床の間)の神様は、家長である男性が担い、御願(拝み)を行ってきました。

①ヒヌカンは難聴

●沖縄ではヒヌカン(火の神様)が難聴であると伝えられてきました
そのため拝む時は聞こえやすいよう、大きな声でハッキリと伝えます。

さらに沖縄では難聴のヒヌカンが勘違いをしないよう、ヒヌカンの前では下記の事柄はタブーとされてきました。

<ヒヌカンのタブー①難聴>
ゴーグチハーグチ…文句
オーエーティーエー…喧嘩
ムンドゥー…問答

人を貶める言葉は、沖縄では難聴のヒヌカンが「私のことを悪く言っている!」と勘違いしないためと言います。

②主婦(ヒヌカンを担う者)以外は触れない

●台所に祀られるヒヌカンは家族をサポートする主婦が担い、主婦以外はヒヌカンに触れてはならないとされました

特に昔の沖縄では「ヒヌカンを男性が触れてはならない」としましたが、現代では男性が主に台所に立つ家も増えましたよね。
そのため例え男性であっても、現代では「主に台所に立つ家族」と考えて良いでしょう。

※ただし、ここでは従来の決まり事の言葉通り「主婦」としてお伝えします。

<ヒヌカンのタブー②主婦が行う>
台所に立つ主婦がヒヌカンを担う
主婦以外は触れない
・掃除をする時は、理由を伝える
・ウサンデーは主婦がいただく

ウサンデー」とは、拝みの後でお供え物を下げることですが、下げたお供え物を差すこともあります。

掃除の理由を伝えると言っても、「灰がいっぱいになりましたので掃除をしますね」などの声掛けで問題ありません。

最後に

今回は、昔から沖縄に伝わるヒヌカンについて、5つの役割と基礎知識をお伝えしました。

家を守護する沖縄のヒヌカン(火の神様)への祈願事は、「今日も1日、家族が無事に過ごせますように」と言う日々の幸せを願うものであり、「ニゲール セーウェー(願いこそが幸せ)」とも言われます。

またヒヌカンのウコール(灰)には、祀る家族のこの世の「戸籍」が記録されており、家族が亡くなった時には、「戸籍」から抜く儀礼もあり、とても奥深い存在です。
まとめ

ヒヌカンの持つ5つの役割
●5つの役割
・家の守護神
・遠方の神様との繋ぎ
・ニライカナイとの繋ぎ
・遠方に住む家族の守護
・ウティン(御天)との繋ぎ

●ヒヌカンのタブー
・ヒヌカンは難聴
・主婦(ヒヌカンを担う者)以外は触れない


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