【図解】沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願(4)ジョウヌカミ(門の神)|供え物や拝み言葉

2023.08.07
【図解】沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願(4)ジョウヌカミ(門の神)|供え物や拝み言葉

沖縄のお彼岸は屋敷の御願(ヤシチヌウグァン)を行い、日ごろ守護いただいている6柱の屋敷の神(ヤシチヌカミ)を巡拝します。ジョウヌカミ(門の神)は4番目に巡拝する神様です。本記事では、屋敷の御願でのジョウヌカミへお供え物や拝み言葉を解説します。

・沖縄のお彼岸で行う「屋敷の御願」とは?
・屋敷の御願で拝む「ジョウヌカミ(門の神)」とは?
・ジョウヌカミ(門の神)は何処にいるの?

沖縄のお彼岸は屋敷の御願(ヤシチヌウグァン)で、屋敷の神(ヤシチヌカミ)へ日ごろの感謝を伝え、今後の御守護を祈願しますよね。
沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願では、屋敷の神々6柱10か所を巡拝します。

本記事では、屋敷の御願で4番目に巡拝する神様「ジョウヌカミ(門の神)」の拝み処やお供え物、拝み方を解説します。
 

沖縄のお彼岸で行う「屋敷の御願」とは?


◇沖縄でお彼岸に行う、屋敷の神々を巡拝する拝みが「屋敷の御願」です

沖縄で「御願(ウグァン)」は「拝み」を差します。
屋敷の神々は「ヤシチヌカミ(屋敷の神)」です。

敷地の中央に鎮座される「ナカジンヌカミ(中陣の神)」を中心にして、家の方々に位置し、それぞれの場所から悪しき者の侵入を防ぎます。

下記が沖縄のお彼岸で行う「屋敷の御願」で、巡拝する6柱10か所の拝み処です。
 

<屋敷の御願:6柱10か所の拝み処とは>
[神々様] [役割]
(1)ヒヌカン (火の神様)
(2)カミ (祖霊神)
(3)ユンシヌカミ (四隅の神)
(4)ジョウヌカミ (門の神)
(5)フールヌカミ (トイレの神)
(6)ナカジンヌカミ (中陣の神)
(7)ミジヌグーン (水の神)

 
門中や親族、大勢でお墓参りをする風習を持つ沖縄では、シーミー(清明祭)やジュールクニチー(十六日)をお墓参り行事とします。

そのため一般的に沖縄ではお彼岸にお墓参りをする家はあまりなく、仏壇でご先祖供養をする「仏壇拝み」が主流です。

一方で沖縄ではお彼岸を目安に屋敷の神々へ日ごろの感謝を伝える「屋敷の御願」を行う風習があります。
 

 

カミ(祖霊神)やミジヌグーン(水の神)とは?

ウチナーイフェー(沖縄位牌)
◇カミ(祖霊神)とは7代目を過ぎたご先祖様です

ただし沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願では、(2)カミ(祖霊神)と(7)ミジヌグーン(水の神)へ拝むことは、家や地域によって判断がさまざまに分かれます。

カミ(祖霊神)」がもともとご先祖様だったこと、また沖縄のお彼岸ではご先祖様供養の拝みも行うためです。
 

<屋敷の御願で判断が分かれる神様>
[神様] [役割] [拝む場所]
●カミ(祖霊神)
・7代以上前のご先祖様
家の守護神 仏壇
●ミジヌグーン(水の神) ・井戸の神
水の神
水道の蛇口
・井戸

 
カミ(祖霊神)」は、家の人が亡くなり先祖代々位牌「トートーメー」に祀られた後、7代を過ぎた霊魂を差します。
沖縄の祖霊信仰では、霊魂は7代を経て、家を守護する「カミ」となるためです。

また「ミジヌグーン(水の神)」は、本来井戸の神様でした。
現代は水道の蛇口に向かい拝みますが、現代の沖縄では井戸が無くなるとともに、ミジヌグーン(水の神)への拝みを省略する家が増えています。
 

 

屋敷の御願を行う時期は?

◇沖縄ではお彼岸に屋敷の御願を行う他、旧暦12月24日にも拝みます

沖縄ではお彼岸に屋敷の御願を行いますが、この他にも旧正月に向けた旧暦12月24日、年に3回が一般的です。

毎年2月に国立天文台が発表する春分の日・秋分の日を起点とするため、沖縄のお彼岸は全国的な日程と同じですが、旧暦12月24日は旧暦カレンダーで判断します。
 

<2023年屋敷の御願を行う3つの時期>
[春のお彼岸(二月彼岸)]
・2023年3月18日(土)~3月24日(金)
●春分の日…3月21日(火・祝)

[秋のお彼岸(八月彼岸)]
・2023年9月20日(水)~9月26日(火)
●秋分の日…9月23日(土)

[旧暦12月24日]
・2024年2月3日(土)

 
本州の人々は旧暦は馴染みがないかもしれませんが、毎年新暦での暦が変わるので注意をしてください。

旧暦12月24日は沖縄では、ヒヌカン(火の神様)が里帰りする日です。
屋敷内とヒヌカン(火の神様)を掃除して、ヒヌカンをお見送りします。
ヒヌカンのウコール(香炉)の灰には神様が宿っているので、掃除には注意をしてください。
 

 

 

沖縄のお彼岸:屋敷の御願「ジョウヌカミ」とは?

ヨーカビーやシバサシは悪霊祓い行事です
◇「ジョウヌカミ(門の神)」とは、人々が出入りする門を守護する神様です

沖縄のお彼岸に行う屋敷の御願では、門の左右に門番に当たる神様「ジョウヌカミ(門の神)」が鎮座します。

沖縄ではジョウヌカミ(門の神)である2柱の門番は、下記のような悪鬼・悪霊・悪疫を払いのけます
 

・ヤナカジ(悪霊)
・シタナガジ(穢れた霊)
・マジムン(魔人、妖怪)
・ナガムン(蛇などの長い者)

 
ただジョウヌカミ(門の神)は歓迎されない者を全て一刀両断に祓うのではなく、優しい側面も有名です。

旧盆にはご先祖様についてきた無縁仏へ、お供え物の切れ端である「ミンヌク(水の子)」を分け、あの世へ返します。
 

ジョウヌカミ(門の神)を拝む場所は?

◇人が出入りする門や玄関の中央で拝みます

ジョウヌカミ(門の神)は門番として、左右に2柱が鎮座するため、「それぞれに2回拝むの?」「どこに向かって拝めば良い?」との質問も多いです。

沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願では、ジョウヌカミ(門の神)の2柱の中央、門であれば左右の門の中央で拝みます。
 

<沖縄のお彼岸:屋敷の御願のジョウヌカミ>
・ウジョウヒジャイ(御門左) …門の左に鎮座する
・ウジョウニジリ(御門右) …門の右に鎮座する

 
また、沖縄のジョウヌカミ(門の神)は、重要な警護半で、沖縄のお祓い呪具を差してパワーアップする家や行事もあるでしょう。
 

ジョウヌカミをパワーアップする「呪具」とは?

シバサシのお祓いとは
◇沖縄では祓う呪具、サンやゲーンなどを門に縛りジョウヌカミ(門の神)の力をパワーアップします

セジ(霊力)が高く祓い効果がある葉などを輪結びして門に括りつける方法です。
サンはススキなどを使用しますが、セジ(霊力)の大きさによって、使用用途が変わったりします。

下記では呪具で違う素材や、主に使用される場所をご紹介します。
 

<ジョウヌカミ(門の神)をパワーアップする呪具>
[呪具の種類] [素材] [使う場所]
●サン ・わらしべ
・ススキ
・イトバショウの先端
・お供え物
・お弁当
●ゲーン ・ススキの葉3枚(奇数枚) ・屋敷のお祓い
・農作物
・門
・敷地の四隅
・畑の四隅
●シバ
・シバサシ(柴差し)
[小枝に差す]
・柴
・ススキ
・桑の小枝
・屋根
・門
・軒
●ヒジャイナー(左縄)
・シマクサラシ
[編み方]
・藁
・左に編む縄
[境界に張る]
・魔界と人間界
・神域
・結界
・彼岸と此岸
(あの世とこの世)

 
沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願では、ユンシヌカミ(四隅の神)に続いて4番目に拝まれる神様です。
沖縄のお彼岸では屋敷の御願の後に、サンやシバを門に括りつける人もいます。
 

 

沖縄のお彼岸:屋敷の御願ジョウヌカミのお供えは?

ビンシーとともに供えるもの
◇ユンシヌカミ(四隅の神)で拝んだままのお供え物で巡拝します

沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願は、ヒヌカン(火の神様)とカミ(祖霊神)への拝みを済ませた後は、屋敷の神々様を巡拝します。

そのため基本的にユンシヌカミ(四隅の神)へのお供え物(ウサギムン)と、供えるものは同じです。

ユンシヌカミ(四隅の神)で整えたお供え物を持ちながら、ジョウヌカミ(門の神)へと移動すると良いでしょう。
 

<ジョウヌカミ(門の神)へのお供え物>
[お供え物] [供え方]
●ウサク(お酒) ・徳利(とっくり)を左右に2個
・お猪口(おちょこ)を中央に1杯
●カラミハナ(乾き米) [カラミハナとは]
・お米をそのまま
[供え方]
・小皿に左右に2皿
●アライミハナ(洗い米) [アライミハナとは]
・お米を7回すすぐ
[供え方]
・カラミハナの中央に小皿で1皿
●ウチャヌク [ウチャヌクとは]
・白もちを3段に重ねる
(白もちはもち粉で作る)
[供え方]
・白紙を下に敷く
・白紙の上に2組供える
●果物の盛り合わせ [盛り合わせの一例]
・みかん(子宝)
・リンゴ(女性性)
・バナナ(男性性)
●シルカビ(白紙) [シルカビとは]
・習字の半紙を4つに千切る
・さらに2つ折りをする
[供え方]
・脇に1組添える

 
ウサク(お酒)は日本酒でも泡盛でも良いと言われますが、あまり安いものではなく、良いお酒を供えた方が良いとも言われます。
上記イラストを見ながら揃えると、分かりやすいです。

ユンシヌカミ(四隅の神)では、お供え物についてより詳しくお伝えしています。
 

 

ビンシー(瓶子)は用意する?

◇「ビンシー(瓶子)」とは、お供え物を供える木箱です

沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願で活躍する「ビンシー(瓶子)」とは、お供え物を置いて、そのまま神様へ供えることができる木箱を差します。

蓋を開けるとお供え物が整えられており、その下の引き出しには、沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願で必要な、シルカビ(白紙)やお線香が収納可能です。
 

<ビンシー(瓶子)とは>
[どういうもの?] ・お供え物が整う木箱
・そのまま供える
[用途] ・屋外の御願
・携帯しやすい
[言い伝え] ・神様への印鑑(実印)

 
沖縄のお彼岸で屋敷の御願を行う際、10か所を巡拝しなければならないため、確かにずっと定期的に行うならば、ビンシー(瓶子)を用意しておくと便利でしょう。

けれども、しばしば「神様への実印だから、家に必ず用意しなければならない」と言う人もいますが、そんなことはありません。

ビンシー(瓶子)がなければお盆にお供え物を揃えたり、タッパーで整える「仮ビンシー(瓶子)」でも良いです。
 

アライミハナ(洗い米)は供えない?

◇地域によってアライミハナ(洗い米)は供えない家もあるでしょう

沖縄のお彼岸で屋敷の御願を行う際、ジョウヌカミ(門の神)へのお供え物の基本は上記の通りですが、地域によってはアライミハナ(洗い米)は供えない地域もあります。

これはアライミハナ(洗い米)が、もともと生きていたご先祖様が7代目にして守護神となった、仏壇の「カミ(祖霊神)」にのみ供えるとすることがあるためです。
 

<アライミハナ(洗い米)は供える?>
[アライミハナ(洗い米)] ●お米を7回すすぐ理由
・あの世への冥土の道を表す
・あの世までの7つの関所
(四十九日までの7つのスーコー)
[代用のクバンチンとは] 十円玉3枚
・カラミハナ(乾き米)の中央に供える
[その他の供え方] ・アライミハナ(洗い米)の上にクバンチン

 
生きていたことのない「純粋な神様にはアライミハナ(洗い米)を供えない」とする地域では、アライミハナ(洗い米)の代わりに十円玉3枚の「クバンチン」を供える地域もあります。

またアライミハナ(洗い米)の上にクバンチンを置く風習を持つ地域もあるでしょう。
 

 

沖縄のお彼岸:屋敷の御願ジョウヌカミへの拝み方

沖縄のお彼岸:屋敷の御願ジョウヌカミへの拝み方
◇お線香を供えて拝んだ後、シルカビ(白紙)を焚きます

沖縄のお彼岸で屋敷の御願を行う際、ジョウヌカミ(門の神)は、家長を中心に家族が集まり、門の中央に向かってお線香を供えることから始まるでしょう。
家長が主に御願を行い、後ろに倣った家族は合掌をして拝みます。
 

<沖縄のお彼岸:屋敷の御願ジョウヌカミの拝み方>
(1)お線香を供える
(2)お供え物を供える
(3)拝みの言葉を唱える
(4)家族でウートゥートゥー
(5)シルカビ(白紙)を焚く
※カビバーチ(火鉢)を使用
(6)燃え尽きるまで待つ
(7)お米を掛ける
(8)お酒を掛ける

 
それぞれの手順については後ほど詳しく解説します。

「カビバーチ(火鉢)」とは、沖縄の御願でご先祖様へのあの世のお金「ウチカビ(打ち紙)」や、神様への税金「シルカビ(白紙)」を焚く時に用いる火鉢です。

一般的には、底に金網のついたアルミボウルや金属ボウルと火箸(ひばし)で、現代では沖縄のホームセンターで販売しています。

なければアルミボウルに水を張り、魔除けのネギの輪切りなどを散らしましょう。
底にススキや芭蕉を縦横に組んだ、アミ代わりを敷いても良いです。
 

沖縄のお彼岸:屋敷の御願ジョウヌカミへのお線香

沖縄のコーブン(お線香の本数)☆心を重視する自由な拝み
◇ジョウヌカミ(門の神)へ供えるお線香はジュウニフンウコー(十二本御香)です

沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願では、ユンシヌカミ(四隅の神)以降の屋敷の神々において、拝み方はユンシヌカミ(四隅の神)に倣います。

けれどもジョウヌカミ(門の神)は左右2神がおりますから、地域によっては左右に向かいそれぞれに拝むこともあるでしょう。
 

<ジョウヌカミ(門の神)へ供えるお線香>
[ジュウニフンウコー(十二本御香)]
・日本線香 …12本、もしくは4本
・ヒラウコー(平線香) …タヒラ(2枚)

 
「ヒラウコー(平線香)」とは、沖縄線香を差します。
沖縄線香は日本線香が縦に6本くっついた形状です。
ただヒラウコー(平線香)には香りがありません。
 

 

お線香は日本線香が良い?

◇特別な御願では、香り高い日本線香が好まれます

しばしば沖縄で「ヒラウコー(平線香)でなければならない」「ヒラウコー(平線香)が沖縄の御願には良い」と言う人もいます。

ただその昔、ヒラウコー(平御香)は香りがなく安いため、あまりお金を掛けられない民衆により使われてきました。
そのため特別な祈願事や御願にのみ、日本線香を使ってきたのです。
 

<特別な沖縄の御願では日本線香?>
[日本線香] カバシウコー(香り御香)
・香りがある
・煙が少ない
[沖縄線香] ヒラウコー(平御香)
・煙が多い
・安い(多く使える)

 
ヒラウコー(平御香)でも良いですが、現代は日本線香も数百円で入手でき、身近なものになりました。

沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願では、本数を省略して日本線香を供える方法もあるでしょう。
 

 

沖縄のお彼岸:屋敷の御願ジョウヌカミへの拝み言葉

門前でのグイス(拝み言葉)
◇沖縄のお彼岸で屋敷の御願を行う際、お供え物を伝えます

沖縄お彼岸で行う屋敷の御願で拝み言葉は、「グイス(祝詞)」です。
ただ、ウチナーグチ(沖縄言葉)で伝えていることが大半で、お経や御真言のようなものではありません。

そのためここでは「拝み言葉」として、現代の言葉でお伝えします。
気持ちが入っていれば、現代の言葉でも充分です。
 

<ジョウヌカミ(門の神)への拝み言葉>
「ウートゥートゥー、
ウジョウヒジャイ、ニジリヌ、ウカミガナシー、
(あな尊き 門の左と右の神様)

今日の善き日、○○(氏)の家から、アライミハナ(洗い米)・カラミハナ(花米)・ウサク(お酒)・ウチャヌク・シルカビをお供えし、屋敷の御願をしております。
どうぞお受け取りくださいますように…。

いつも○○(氏)の家を見守り、守護していただき、誠にありがとうございます。

この門から、ヤナカジ(悪霊)・シタナカジ(穢れた霊)・シジナランヌ(師事ならぬ者)、厄災は全て祓ってくださいますように。

善きものと悪しきものを分けていただき、この門からは福徳・果報を招き入れてください。

ウートゥートゥー
(あな、尊き)。」

 
…以上です。
左右両方のジョウヌカミ(門の神)へそれぞれ拝む場合には、お線香やシルカビなど、それぞれに供えて、同じように進めてください。

沖縄のお彼岸に行う屋敷の御願は、基本的に家族で行う行事です。
ユタさんやノロが主催するものでもなく、定期的に行う御願ですので、現代の言葉で心を込めて感謝を伝えます。
 

沖縄のお彼岸:屋敷の御願ジョウヌカミの拝みの後

沖縄の旧盆:ナカビにお中元が届いた
◇拝みを終えたら、シルカビ(白紙)を焚いてお供え物を送ります

沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願では、ジョウヌカミ(門の神)への拝みを終えた後、家長を中心にシルカビを焚き上げます。

さらにアライミハナ(洗い米)・カラミハナ(乾き米)、ウサク(お酒)を掛けるのが習わしです。
 

<ジョウヌカミ(門の神)へ拝んだ後>
(1)シルカビ(白紙) ・カビバーチ(火鉢)で焚き上げる
(2)お米 ●アライミハナ(洗い米)
・ひとつまみお供えからつまむ
・カビバーチ(火鉢)に掛ける
●カラミハナ(乾き米)
・ひとつまみお供えからつまむ
・カビバーチ(火鉢)に掛ける
(3)ウサク(お酒) 3滴ほど
・カビバーチ(火鉢)に掛ける

 
シルカビ(白紙)は「神様への税金」と呼ばれます。
カビバーチ(火鉢)でシルカビ(白紙)を焚き、その上からお米やお酒を掛けるのは、煙を通して天界のウティン(御天)へ届けるためです。
 

まとめ:沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願でジョウヌカミは4番目に拝みます

まとめ:沖縄のお彼岸で行う屋敷の御願でジョウヌカミは4番目に拝みます
沖縄のお彼岸に行う屋敷の御願では、台所のヒヌカン(火の神)・仏壇のカミ(祖霊神)・敷地の東西南北ユンシヌカミ(四隅の神)に続き4番目に巡拝する神様です。

沖縄では人々の出入りが頻繁な場所には神様が宿るとされます。
ただ一方で悪しき者も出入りがしやすいため、門番であるジョウヌカミ(門の神)は侵入を防ぐ神様として重要な役割と言えるでしょう。

沖縄のお彼岸では、屋敷の御願の後、サンやゲーンを門に結び、結界を強くしても良いかもしれません。
 

 

 

まとめ

屋敷の御願:ジョウヌカミ(門の神)への拝み方

[ジョウヌカミ(門の神)]
・門番
・左右に2柱鎮座する
・門の中央で拝む

[お供え物]
・ウサク(お酒)…徳利×2、お猪口1杯
・カラミハナ(乾き米)…2皿
・アライミハナ(洗い米)…1皿
・ウチャヌク…2組
・果物の盛り合わせ
・シルカビ…1組

[お線香]
・ジュウニフンウコー(12本御香)
・日本線香…12本、もしくは4本
・沖縄線香(平線香)…タヒラ(2枚)

[拝んだ後]
●カビバーチ(火鉢)を用意
(1)シルカビを焚く
(2)アライミハナ(洗い米)を掛ける
(3)供えたカラミハナ(花米)を掛ける
(4)お酒を3滴ほど掛ける


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