【沖縄の七夕】仏壇の購入や買い替えに良いタイミング、日にちとは?買い替えの供養は?

2023.06.29
【沖縄の七夕】仏壇の購入や買い替えに良いタイミング、日にちとは?買い替えの供養は?

今、沖縄では仏壇購入や、沖縄仏壇をコンパクトでおしゃれな仏壇に買い替える家も増え、仏壇事に良い旧暦7月7日の旧の七夕が重宝されています。本記事では、沖縄で仏壇の購入や処分、買い替えに良い日にちやタイミング、購入した後の迎え入れを解説します。

・沖縄で仏壇を購入するタイミングは?
・沖縄で仏壇購入に旧七夕がいいのはなぜ?
・沖縄で仏壇を購入したら、どうする?

旧暦7月7日の旧七夕は、沖縄で仏壇の購入や処分、買い替えなどの仏壇事に適した日にちと言われてきました。

今、沖縄では仏壇購入の他、大きな沖縄仏壇を、コンパクトでおしゃれな仏壇に買い替える家も増え、旧七夕の日にちが重宝されています。

本記事を読むことで、沖縄で仏壇の購入や処分、買い替えなどの仏壇事を行う良い日にちやタイミング、沖縄で購入した後の仏壇の迎え入れ方が分かります。
 

沖縄で仏壇を購入するタイミング

沖縄で仏壇を購入するタイミング
◇現代の沖縄では、仏壇の買い替えが増えています

全国的にも沖縄でも、仏壇を購入するタイミングと言えば、家族が亡くなった時に新しく仕立てる時が一般的でしたが、近年の沖縄では仏壇の買い替えが増えています。
 

<沖縄で仏壇を購入するタイミング>
●家族が亡くなった時 ・仏壇の新規購入
・トートーメーの継承
・トートーメーの処分や買い替え
●仏壇の買い替え ・引っ越し
・リフォーム
・トートーメーの処分や買い替え

 
沖縄仏壇は大きいサイズが多いです。
昔ながらの平屋の家では、居間の中心に配置しましたが、現代の間取りでは沖縄仏壇が入らない、合わないなどの悩み相談が増えています。

そこで引っ越しやリフォーム、トートーメーの継承などをきっかけに、沖縄では今までの大きな仏壇を処分し、購入し直す買い替えが増えました。
 

 

家族が亡くなり、沖縄で仏壇を購入する時

家族が亡くなり、沖縄で仏壇を購入する時
◇家族が亡くなり仏壇を仕立てる時は、シジュウクンチ(四十九日)のタイミングが目安です

家族が亡くなると、まず白木でできた仮位牌「シルイフェー(白位牌)」が仕立てられ、枕飾りなどで祀るでしょう。

このシルイフェー(白位牌)は、シジュウクンチ(四十九日)法要の後、故人の魂に本位牌(塗り位牌)へ移っていただく「イフェーノーシ(位牌移し)」を行います。
この時が家族が亡くなり沖縄で仏壇を購入する、適したタイミングです。
 

<家族が亡くなった時、適したタイミング>
・シジュウクンチ(四十九日)
・イヌイ(一年忌)

 
ただし故人が亡くなって四十九日は、まだ日も浅いため、仏壇や仏具の準備が間に合わないこともあるでしょう。

シジュウクンチ(四十九日)に間に合わなくても、沖縄では法要に合わせて仏壇購入するタイミングが多いです。
 

 

 

シジュウクンチ(四十九日)と併せる

◇開眼供養が伴うため、沖縄では僧侶のいるスーコー(焼香)に合わせた仏壇購入のタイミングが便利でしょう

沖縄で仏壇購入を四十九日やイヌイ(一年忌)などのスーコー(焼香)に合わせるのは、位牌を仏壇に祀る時には「開眼供養」と呼ばれる読経供養を僧侶に依頼するためです。

スーコー(焼香)と同日、法要の後に仏壇・位牌の開眼供養を行うことができます。
 

<沖縄で仏壇購入:法要同日に開眼供養>
●シジュウクンチ(四十九日法要)の流れ
(開眼供養を伴った仏前供養)
(1)お仏壇を整えておく
(2)僧侶を迎え入れる
(3)読経供養
・シジュウクンチ(四十九日)法要
・イフェーノーシ(位牌移し)
・開眼供養(開眼供養)
(4)お斎(おとき)

 
お斎(おとき)」とは、法要後に施主が振る舞う食事会のことです。
コロナ禍によりお斎の場をセッティングする施主も増えましたが、基本的にはお礼としてお斎の場を設け、僧侶へ参加の可否をお伺いします。
 

 

沖縄で仏壇購入が遅れたら?

◇仏壇が整うまで、本位牌のみを祀っても問題はありません

シジュウクンチ(四十九日)が終わると、本位牌へ魂を移した後のシルイフェー(白位牌)は処分します。
 

<シジュウクンチ(四十九日)に仏壇が遅れたら?>
●魂が移った本位牌が、今後の供養の対象です。
…お仏壇は位牌を祀るための箱なので、位牌のみを祀る供養の仕方もできます。

 
ただ、いずれにしてもシジュウクンチ(四十九日)にはイフェーノーシ(位牌移し)を行う流れが一般的なので、本位牌は準備することになるでしょう。
 

<シルイフェー(白位牌)はどうする?>
・装具とともに墓前で燃やす
・僧侶にお願いしてお焚き上げをしてもらう

 
墓前で燃やすのは昔ながらの沖縄の御願方法で、お供え物や御願の順序などもあるため、現代では開眼法要(開眼供養)を依頼した寺院へ相談する家が多いです。
 

 

 

スーコー(焼香)と別日の開眼供養

◇家族が亡くなり沖縄で仏壇購入をする時、開眼供養のみ別日に執り行う方法もあります

家族が亡くなり沖縄で仏壇を購入する際、間に合うならばシジュウクンチ(四十九日)の後で開眼供養を行いますが、沖縄では参列者が多いことも多いです。

参列者が多いシジュウクンチ(四十九日)では、家族のみで別日に開眼供養のみ済ませる判断もあるでしょう。
 

<開眼法要を別日に行う>
・イチナンカ(五七日)
・ムナンカ(六七日)

 
特に、ナンカスーコー(週忌法要)を目安に行う家が多いです。
偶数週のマドゥナンカであれば家族のみで開眼供養を執り行い、ウフナンカには家族以外の参列者もご案内することがあります。
 

 

沖縄で仏壇の買い替えによる購入

沖縄で仏壇の買い替えによる購入
◇沖縄で仏壇の購入をするなら、旧七夕やユンヂチが適しています

家族が亡くなったなど、特別な事情がなく沖縄で仏壇を購入する場合には、お仏壇やお墓事に適した日にちを選ぶと良いでしょう。

基本的には家族の干支日と厄年を避けますが、厄年になるとメーヤク(前厄)とクシヤク(後厄)も併せて3年間になってしまうので、下記の暦がおすすめです。
 

<沖縄で仏壇購入のタイミング>
●旧七夕(タナバタ)
・旧暦7月7日
・2023年8月22日(火)
●ユンヂチ(閏月)
旧暦1ヶ月が2巡する年
・2023年1月22日(日)~2024年2月9日(金) 閏月2月
・2025年1月29日(水)~2026年2月16日(月) 閏月6月
・2028年1月27日(木)~2029年2月12日(月) 閏月5月
・2031年1月23日(木)~2032年2月10日(火) 閏月3月
・2033年1月31日(月)~2034年2月18日(土) 閏月11月(仮)

 
ユンヂチ(閏月)」とは、旧暦の季節や新暦とのズレを修正するために33カ月に1度訪れる、旧暦の1ヶ月を2巡する月です。
 

●例えば、2023年は旧暦2月の次に、旧暦閏2月が巡りました。

 
それぞれ閏月は異なりますが、沖縄で仏壇購入に良しとされるユンヂチは、閏月(うるう月)のある旧暦の13カ月とされています。

本来であれば閏月(うるう月)の1ヶ月が良いのかもしれませんが、暮らしのなかで柔軟に対応すると良いでしょう。
 

 

 

仏壇の買い替えに開眼供養は必要?

◇位牌を家から出す場合、開眼供養・閉眼供養を行います

沖縄では仏壇購入に伴い、位牌を家から出し入れした時に開眼供養・閉眼供養を行います。

住まいの新築やリフォーム、トートーメーの継承や引っ越しなどをきっかけに、古く大きな沖縄仏壇から、新しい住まいに合わせた仏壇に買い替えるケースが増えました。

このような場合、仏壇を家から出す前に閉眼供養をして処分する家が多いです。
新居へ新しい仏壇を改めて迎え入れ、開眼供養を行います。
 

<閉眼供養・開眼供養の流れ>
[位牌の取り出し] ・閉眼供養
・仏壇から位牌の取り出し
・仏壇の処分
[位牌を祀る] ・仏壇の迎え入れ
・位牌を祀る
・開眼供養

 
ただ、閉眼供養・開眼供養の対象はあくまでも位牌です。
位牌を家から出す時に、位牌に対して閉眼供養、新しい家に位牌を迎え入れる時に開眼供養を行うと良いでしょう。

沖縄で仏壇とともに位牌まで購入する場合には、新旧2基の位牌を前に、開眼供養・閉眼供養を行う方法もあります。
 

 

沖縄では仏壇の配置に決まりはある?

◇現代の沖縄では、仏壇を購入した時の置き方に厳密な決まり事はありません

沖縄では西向きに手を合わせる配置「西方浄土説」が良しとも言われます。
ただ現代は「どの方向を向いても良い」とする「十方浄土説」も全国的に広がり、仏壇の向きに厳密な決まりはなくなったと言えます。
 

<沖縄で仏壇の配置>
[仏壇の向き] 西方浄土説…西向き
十方浄土説…全方向
[位牌] ・沖縄位牌
・カライフェー(単独の唐位牌)
・繰り出し位牌

 
現代では「トートーメータブーによる負担を子どもや孫に掛けたくない」として、代々継承の問題が残りやすい沖縄位牌ではなく、単独位牌となるカライフェー(唐位牌)や、本州式の繰り出し位牌の選択が増えました。
 

 

 

沖縄の仏壇購入で、開眼供養は必要

沖縄の仏壇購入で、開眼供養は必要
◇現代の沖縄では本州に倣い、開眼供養を執り行う家がほとんどです

檀家制度が根付いていない沖縄では、近隣の寺院に相談して読経供養を行うなど、特定の仏教宗派にはこだわらない家が多いでしょう。
ただ昔の沖縄でも、位牌に対して魂を入れる儀式は行われてきました。
 

・魂入れ
・イフェーノーシ(位牌移し)
・ヌジファー(抜魂)

 
多くは家付きのユタさんなど神女により行われてきましたが、現在の沖縄ではユタさんが付く家もほとんどなく、仏壇仏具店の紹介などにより、僧侶に読経供養を依頼します。

沖縄では独自の祖霊信仰がありますが、僧侶は仏道に精進しているため、依頼した僧侶の仏教や宗派について、敬意を持ち依頼をすると良いでしょう。
 

 

開眼供養の呼び名は変わる?

◇沖縄の御願文化だけではなく、仏教宗派によっても呼び名が変わります

全国的な開眼供養も、仏教の宗派によって捉え方・考え方が変わるのも事実です。
それに伴い「開眼供養」の呼び名も変わります。

特に人が亡くなると四十九日が経たずとも、阿弥陀如来様の本願力により、すぐに成仏する「往生即成仏」の概念がある浄土真宗では、そもそも開眼供養の考え方がありません。
 

<全国で違う開眼供養の呼び名>
[浄土真宗] ・入仏法要
・御移徙(おたまわし)
…など。
[その他の宗教] ・開眼法要
・入魂式
・お魂入れ
…など。

 
浄土真宗の「入仏法要」は、魂ではなく御本尊様を迎え入れる儀式を差します。
ここで家に仏壇を迎え入れる時、沖縄と全国の考え方の違いも理解しておくと、僧侶へ敬意を表すことができるでしょう。
 

<沖縄と全国の仏壇の違い>
[沖縄]祖霊信仰 ・仏壇の中心は位牌
・祖霊「カミ」を祀る
[仏教] ・仏壇の中心は御本尊
・家に小さな寺を新たに作る

 
また、法要を伴わないお仏壇の迎え入れは「お祝い事」と捉えます。
全国的には開眼供養に赤いロウソクを使用することもあるでしょう。
 

 

沖縄での仏壇購入:開眼供養のお布施は?

沖縄での仏壇購入:開眼供養のお布施は?
◇開眼供養を依頼したら、僧侶へお布施をお渡しします

沖縄で仏壇購入により開眼供養を依頼した場合、他のスーコー(焼香)と同じように、読経供養のお礼として、お布施を準備してください。

僧侶派遣業者などに依頼した場合には、料金形態も明瞭に提示してくれますが、そもそもお布施は徳行のひとつなので、一般的に明瞭な金額は提示されません
 

<お布施の金額相場>
[お布施の金額相場] 約3万円/1回の読経供養

(例)開眼供養1回
…約3万円~5万円

[スーコー(焼香)と併せた場合] 約1.5倍~2倍の金額

(例)四十九日+開眼供養
…約4.5万円~約6万円

 
僧侶へ包むお金は、弔事慶事関係なく徳行として包むため、白い封筒に包んでお渡しします。
 

 

沖縄での仏壇購入は、旧七夕やユンヂチが適しています

沖縄での仏壇購入は、旧七夕やユンヂチが適しています
一般的に沖縄で新しく仏壇を購入するのは、家族が亡くなって仕立てる時がタイミングですが、近年の沖縄では仏壇の買い替えによる購入も増えました。

沖縄の仏壇仏具店は、沖縄ならではの事情も理解しています。
僧侶の手配や古い位牌の処分方法など、相談すると対応してくれるでしょう。

また、位牌を家から出す時に閉眼供養・開眼供養を行いますが、このようなお仏壇事は旧暦7月7日の旧七夕(タナバタ)、ユンヂチが適しています。

家にヒヌカンがあるならば、閉眼供養や開眼供養の日は、朝一番にヒヌカンへ「無事に済ませることができますように」と手を合わせると良いでしょう。
 

 

 

まとめ

沖縄で仏壇購入のタイミング
[家族が亡くなった時]
●スーコー(焼香)と併せる
・シジュウクンチ(四十九日)
・イヌイ(一年忌)

●スーコー(焼香)とは別日
・イチナンカ(五七日)
・ムナンカ(六七日)

[買い替えなど]
・旧七夕(タナバタ)
・ユンヂチ

[閉眼供養・開眼供養のタイミング]
・位牌を家から出す時
・位牌を家へ迎え入れる時


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