【沖縄旧暦カレンダー2026】新暦2月(旧暦12月・1月)☆旧正月!御願解きや大晦日はいつ?

【沖縄旧暦カレンダー2026】新暦2月(旧暦12月・1月)☆旧正月!御願解きや大晦日はいつ?

2025.12.01

2026年2月17日(火)は、沖縄の旧暦1月1日(旧正月)!2026年2月は旧正月へ向けた年末の御願行事、旧暦12月24日の御願解き、大晦日も訪れます。本記事では2026年2月、旧暦12月・1月の沖縄の旧暦行事がカレンダーで分かります。

沖縄の旧暦1月1日・旧正月は2026年2月17日(火)、2026年度の2月は旧正月祝いのひと月です。旧正月明けには健康祈願や厄除け、旧正月じまいの節目が訪れますよね。

本記事を読むことで、2026年2月(旧暦1月)、ウグァンブトゥチ(御願解き)やヒヌカンのお見送り、トゥシヌユール(大晦日)など、沖縄で旧正月に向けた年末行事、旧暦カレンダーからひと目で分かります。

※このコラムは沖縄の旧暦12月・1月に行う旧暦行事を主にご紹介しています。
全国的な2026年2月の年中行事、おひな様を飾るタイミング、寒中見舞いを送る時期などは、下記コラムでご紹介しています。

西暦とずれる旧暦行事は毎年暦が異なりますが、2026年度は2月17日(火)が沖縄の旧正月
「ソーグァチ」になるため、2月を通して旧正月に向けた年末行事や、旧正月行事が続きます。

2026年2月20日(金)は沖縄では旧暦1月4日の「ヒヌカンウンケー(火の神御迎え)」、年末年始に里帰りをしていたヒヌカン(火の神)をい迎える日です。

下記は2026年2月、沖縄の旧暦12月14日~旧暦1月12日までの旧正月行事を、一覧でご紹介します。どうぞ参考にしてください。

<2026年2月:沖縄の旧暦1月カレンダー>
 [暦][旧暦行事]
●沖縄の旧暦行事
(1)・2026年2月2日(月)
・旧暦12月15日
【ヒヌカン】
・ジューグニチの拝み
(15日の拝み)
(2)・2026年2月11日(水)
・旧暦12月24日
・ヤシチヌウグァン
(屋敷の御願)
・ウグァンブトゥチ
(御願解き)
・ヒヌカンのお見送り
(3)・2026年2月16日(月)
・旧暦12月29日

【大晦日】
・トゥシヌユール(年の夜)

(4)・2026年2月17日(火)
・旧暦1月1日
【旧正月】
ソーグァッチ
(旧正月)
・チィタチの拝み
(1日の拝み)
(5)・2026年2月18日(木)~2026年3月1日 (日)
・旧暦1月2日~旧暦1月13日

・トゥシビー拝み

(6)・2026年2月20日(金)
・旧暦1月4日
・ヒヌカンウンケー
(火の神迎え)
(7)・2026年2月23日(月)
・旧暦1月7日
・ナンカヌシク
(七日節句)
(8)・2026年2月25日(水)
・旧暦1月9日(庚午の日)
・ウフトゥシビー拝み
●冬土用の間日※2026年1月17日(土)~2月3日(火)
(1)・2026年1月17日(土)・辛卯の間日
(2)・2026年1月19日(月)・癸巳の間日
(3)・2026年1月28日(水)・壬寅の間日
(4)・2026年1月29日(木)癸卯の間日
(5)・2026年1月31日(土)乙巳の間日
(7)2026年1月21日(水)寒の冬の土用
(冬のウナギを食べる日)
(8)2026年2月2日(月)寒の冬の土用
(冬のウナギを食べる日)
(9)・2026年2月3日(火)・冬土用明け
●休日
(1)・2026年2月11日(水)・建国記念日
(2)・2026年2月23日(月)・天皇誕生日
●全国の年中行事
(1)・2026年2月1日(日)・初午
(2)2026年2月3日(火)節分
(3)・2026年2月14日(月)・バレンタインデー
(4)・2026年2月19日(木)~・ひな飾り事始め
●節気
(1)・2026年1月20日(火)
~2026年2月3日(火)
・大寒(たいかん)
(2)・2026年2月4日(水)
~2026年2月18日(水)
・立春(りっしゅん)
(3)・2026年2月19日(木)
~2026年3月4日(水)
・雨水(うすい)

沖縄では旧正月を祝う地域が多くあるので、新正月から旧正月にかけてしめ飾り(沖縄では注連飾り)や鏡餅などを飾っておく家もあります。

沖縄では旧正月に向けた年末年始ですが、同時に全国的な新正月は締めくくりを迎えます。2026年度は新正月・旧正月が比較的近いので忙しい家が増えるかもしれません。

2023年8月16日:沖縄旧暦7月1日ヒヌカン

ヒヌカン(火の神)を祀る家庭では、毎年新月と満月の日にマース(お塩)などを交換して、日ごろの感謝や祈願事を行います。

ジューグニチの拝みは旧暦15日、満月の暦はウグァン(御願)が叶った感謝を捧げる日です。白ウブク(白ご飯)を3膳供えてヒヌカン(火の神)へ拝みましょう。

旧正月明けの2026年2月2日(月)は旧暦12月15日、毎月行うヒヌカン(火の神)へのジューグニチの拝み(十五日の拝み)です。

コンパクトなモダン仏壇 省スペースでもOK!
ヒヌカン(火の神)とは

全国の新正月では毎年12月13日を一年の煤・埃を払う「煤払い(すすはらい)」の日とし、この日を新正月の準備を始める「正月事始め(しょうがつことはじめ)」とします。

沖縄の旧正月に向け、この煤払いにあたる日が旧暦12月24日です。旧暦12月24日に沖縄では住まいの大掃除を行った後、家を守護する神々様へ感謝を捧げる「ヤシチヌウグァン(屋敷の御願)」を行います。

ヒヌカン(火の神)を祀る家では、この日に一年の祈願事を解く「ウグァンブトゥチ(御願解き)」、続いてウティン(御天)へと年末年始の里帰りをするヒヌカン(火の神)をお見送りする「上天の拝み」を行う日です。

旧暦12月24日に行うウグァン(御願)について、お供えものや拝み方など詳しくは下記コラムをご参照ください。

ソーキ汁

全国的な大晦日には年越しそばをいただきますよね。沖縄の大晦日トゥシヌユール(年の夜)では豚の骨付きアバラ肉を丁寧に煮込んだ「ソーキ」の汁物「ソーキ汁」が行事食です。

まとめ:沖縄の旧正月は1年の祈願を行います

翌日旧正月には、ヒヌカン(火の神)や仏壇に「ハレの膳」を供えてお祝いをします。ハレの膳では赤飯・中味汁などの椀物・おかず・副菜を御膳に整えて供える風習です。

旧正月の朝、一番に汲んだお水は「ワカミジ(若水)」、若返りの水・命が宿る水として扱われます。子ども達にはワカミジ(若水)を母親がおでこに浸ける「ミジナディ(水撫で)」を行うなど、旧正月を祝うでしょう。

沖縄の大晦日トゥシヌユール(年の夜)~旧正月までの祝い方・過ごし方、ヒヌカン(火の神)や仏壇へのお供えものやウグァン(御願)について詳しくは、下記コラムに詳しいです。

[沖縄の旧正月の進め方]
【図解】沖縄の旧正月はどう過ごす?お飾りや過ごし方、ヒヌカンやお仏壇へのお供えもの

ラフテー

沖縄で旧暦1月は旧正月祝いの1ヵ月、かつて沖縄では大晦日に豚を一頭さばいてご馳走をふんだんに作りました。現在でも沖縄の旧正月に豚肉料理は欠かせません

豚かたまり肉を煮付けるラフテー・ソーキ、豚足を軟骨がぷりぷりに柔らかくなるまで煮込むテビチなどの他、豚の耳ミミガーの和え物、豚モツを使用した中味汁もおめでたい日にふるまいます。

仏壇へのお供え物では豚肉料理に合う汁物、口をサッパリとさせる酢の物などの和え物を箸休めとして添えましょう。

沖縄で旧正月にふるまう料理は、下記コラムでさまざまなレシピをご紹介しています。どうぞ参考にして、今年は家族で手作り料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

沖縄旧正月の「マドゥトゥシビー」とは?

トゥシビーウグァン(年目御願)とは、旧正月が明けて初めて迎える家族の干支日に行うウグァン(御願)行事です。干支日にあたる本人ではなく、子どもであれば親など家族が御願を行います

ヒヌカン(火の神様)と仏壇へウサギムン(お供えもの)を供えて、干支日にあたる家族の一年の安全、良い一年になることを請い願うウグァン(御願)です。

沖縄の旧暦1月2日~13日、2026年1月18日(水)~3月1日(日)に行う「トゥシビー拝み」は、旧正月が明けて初めて訪れる家族の干支日に行うウグァン(御願)行事です。

<2026年のマドゥトゥシビー>
●2026年2月18日(水)・旧暦1月2日…亥
●2026年2月19日(木)・旧暦1月3日…子
●2026年2月20日(金)・旧暦1月4日…丑
●2026年2月21日(土)・旧暦1月5日…寅
●2026年2月22日(日)・旧暦1月6日…卯
●2026年2月23日(月)・旧暦1月7日…辰
●2026年2月24日(火)・旧暦1月8日…巳
●2026年2月25日(水)・旧暦1月9日…午(ウフトゥシビー)
●2026年2月26日(木)・旧暦1月10日…未
●2026年2月27日(金)・旧暦1月11日…申
●2026年2月28日(土)・旧暦1月12日…酉
●2026年3月1日(日)・旧暦1月13日…戌

暦には干支が付いていますので、家族の十二支に合わせて拝みます。マドゥトゥシビーはその年の干支にあたらない家族を対象としたウグァン(御願)行事です。

沖縄で「ウフトゥシビー」とは、その年の干支と同じ家族「年女・年男」の厄祓い行事です。2026年は午年の干支にあたりますね。

全国的な厄年とは違い、沖縄ではその干支に当たる年齢を「ウフトゥシビーの厄年」とし、厄祓いを行ってきました。数え年13歳・25歳・37歳・49歳が厄年にあたります。

ただし61歳以上のウフトゥシビーは長生きをしているので長寿祝いです。沖縄のウフトゥシビーは、13歳祝い・97歳のカジマヤー(風車祝)が有名ですね。

けれども沖縄では昔から、旧暦1月2日~13日の厄祓いのウグァン(御願)が重要です。

沖縄旧暦1月3日:ハチウクシー(初起こし)

「ハチウクシー(初起こし)」は、昔の沖縄で仕事始めの儀礼、主に旧正月が明けた旧暦1月2日・旧暦1月3日に行います。

畑仕事をしている家庭では「ハチバル(初畑)」、漁業を営む家庭では「フナウクシ(舟起こし)」があります。

集落単位で行う行事として今に残るハチウクシー(初起こし)は、漁村で行うフナウクシ(舟起こし)のみでしょう。

畑や集落を守る氏神様へ花米(お米)・ウサク(お酒)・マース(塩)を供え、お線香「ジュウゴフンウコー(十五本御香)」を供えます。

ジュウゴフンウコー(十五本御香)は日本線香15本分、沖縄線香ヒラウコー(平御香)は2枚と半分のタヒラ半ですね。

山火事リスクを避けるため、火を灯さないヒジュルウコー(冷たい線香)を供えても良いでしょう。

現在も漁村で盛んに行われる、仕事始めのウグァン(御願)行事がフナウクシ(船起こし)です。漁船に豊漁旗を飾って新年を祝います。特に糸満漁港のフナウクシ(船起こし)は有名ですね。

フナウクシ(船起こし)のお供えものは花米(お米)・ウサク(お酒)・若松の3点、家庭内や漁港の祠に供えて一年の安全祈願を行います。

フナウクシ(船起こし)のウグァン(御願)で供えるお線香の本数は「ジュウゴフンウコー(十五本御香)」ハチバル(初畑)と同じです。

またハチウクシー(初起こし)の日に「水の神」へ巡拝する風習も沖縄ではありました。神聖な水「ワカミジ(若水)」「ウブミジ(産水)」を汲む、産まれた土地・地元の井戸「ウフガー(産川)」へ拝み日々の感謝を捧げます。

[水の神]
・沖縄の水の神へ拝む健康祈願「カーウガミ(井泉拝み)」「カーメー(井泉参り)」とは?

お彼岸の食べ物(1)お赤飯

沖縄で旧暦1月4日、2026年2月11日(水)は、沖縄で旧暦12月24日「ウグァンブトゥチ(御願解き)」によりウティン(御天)へ里帰りされたヒヌカン(火の神)が、下天(この世)へ帰ってくる日です。

「ヒヌカンウンケー(火の神迎え)」は「ヒヌカン(火の神)下天の拝み」とも呼ばれ、下天へ帰って来るヒヌカン(火の神)を迎えます。

ヒヌカン(火の神)へ赤ウブク(赤飯)を3膳供えます。この他は日ごろのお供えものマース(お塩)・ウサク(お酒)・ミジティ(お水)・供え葉です。

日ごろと同じようにお世話をすれば良いですが、お塩が固まっていたら取り換えるなど、全て交換して清潔に整えましょう。

ヒヌカン(火の神)へ供えるお線香の本数はジュウゴフンウコー(十五本御香)です。日本線香は15本、沖縄線香ヒラウコー(平御香)は2枚と縦半分に割ったタヒラ半となります。

日本線香は簡略化して5本を供える家庭も増えました。ウコール(香炉)の大きさによって調整をしましょう。

地域によっては沖縄線香半ヒラ(半分・日本線香3本分)を5回、右から左へ順番に火を灯して、お線香の階段を作り、ヒヌカン(火の神)が下りてくる姿を迎える家庭もあります。

この他、ヒヌカンウンケー(火の神迎え)に向けて、お供えものの器やウコール(香炉)などを、潮水・塩水で洗い清める家庭もあるでしょう。

沖縄の七草粥:ナンカヌシクのお供えもの

沖縄で旧暦1月7日に行う「ナンカヌシク(七日節句)」は、全国的な七草粥と同じ役割の行事です。2026年度は2月23日(月)にあたります。

全国的には春の七草を加えた七草粥ですが、沖縄では沖縄ならではの7種の野菜と豚肉を加えた雑炊「ナージューシー(菜雑炊)」が行事食です。

また近年では7種の野菜を加えた沖縄風炊き込みご飯「ジューシー」を食べて健康祈願をする家も増えました。

ヒヌカン(火の神)には日ごろのお供えものと、盆に乗せたナージューシー(菜雑炊)を供えるのみです。朝一番でヒヌカン(火の神)を担う家族がお供えし、今日の日がナンカヌシク(七日節句)であることをご報告します。

 <ヒヌカン(火の神)へのお供えもの>
 ・ウサク(お酒)
 ・マース(盛り塩)
 ・ミジティー(お水)
 ・供え葉
 ・ナージューシー(菜雑炊)

神様であるヒヌカン(火の神)へ供えるナージューシー(菜雑炊)にお箸は必要ありません。おにナージューシー(菜雑炊)の碗のみ配膳して供えてください。

ヒヌカン(火の神)へ供えるお線香の本数(コーブン・香分)は「ジュウゴフンウコー(十五本御香)」です。日本線香15本分にあたりますね。沖縄線香ヒラウコー(平御香)ならば2枚と半分です。

 <ヒヌカン(火の神)へのお線香>
 ・日本線香…12本+3本
 ・沖縄線香…タヒラ半(2枚半)

近年はコンパクトな仏壇に合わせてウコール(香炉)も小さくなりました。ジュウゴフンウコー(十五本御香)では供えるスペースがなかったり、無理をして供えてウコール(香炉)が割れてしまうことも起きています。

特にヒラウコー(平御香)は煙と灰が多く出るので、無理をせずに日本線香5本に簡略化しても良いでしょう。

ご先祖様である仏壇にはナージューシー(菜雑炊)とともに箸休めになる酢の物・和え物などの副菜「ウサチ」を添えましょう。家族のご飯と同じようにお箸もお盆に添えて出します。

 <仏壇へのお供えもの>
 ・ウチャトゥ(お茶)×2杯
 ・ウサク(お酒)
 ・供え花×2つ
 ・ナージューシー(菜雑炊)
 ・ウサチ(酢の物・和え物)

先祖代々位牌トートーメーなど、複数のご先祖様を祀る家ではお箸も複数供える家が多いでしょう。大きな仏壇ではナージューシー(菜雑炊)のお盆も複数供える家もあります。

仏壇にご先祖様へ供えるお線香は日本線香12本分にあたる「ジュウニフンウコー(十二本御香)」です。お線香6本分を板状にくっ付けた沖縄線香ヒラウコー(平御香)であれば、2枚のタヒラですね。

 <仏壇へのお線香>
 ・日本線香…12本
 ・沖縄線香…タヒラ(2枚)

仏壇には世帯主である家長がお線香を供えて拝みます。家族でそれぞれにお線香を供える時には「サンブンウコー(三本御香)」を供えてください。

サンブンウコー(三本御香)は日本線香3本分、ヒラウコー(平御香)は縦半分に割った半ヒラですね。サンブンウコー(三本御香)も簡略化し日本線香1本のみ供えても良いです。

大寒から始まる2月の二十四節気は、節分前後に立春を迎えます。2026年の立春は2月4日(水)、節分の日の翌日ですね。

2026年2月19日(木)には雨水の節気に入ります。全国的に雨水の節気に入ると早々にひな飾りを飾り始めました。もともとお雛様は川に流して厄災を祓う紙雛だったので、水と相性が良いとされるためです。

<2026年2月:沖縄の旧暦1月の節気>
【二十四節気】大寒(たいかん)※1月20日(火)~2月3日(火)
●七十二候
(末候)・鶏始乳
(にわとりはじめてとやにつく)
・1月30日(金)~2月3日(火)
【二十四節気】立春(りっしゅん)※2月4日(水)~2月18日(水)
●七十二候
(初候)・東風解凍
(はるかぜこおりをとく)
・2月4日(水)~2月8日(日)
(次候)・黄鶯睍睆
(うぐいすなく)
・2月9日(月)~2月13日(金)
(末候)・魚上氷
(うおこおりをいずる)
・2月14日(土)~2月18日(水)
【二十四節気】雨水(うすい)※2月19日(木)~3月4日(水)
●七十二候
(初候)・土脉潤起
(つちのしょううるおいおこる)
・2月19日(木)~2月22日(日)
(次候)・霞始靆
(かすみはじめてたなびく)
・2月23日(月)~2月27日(金)
(末候)・草木萌動
(そうもくめばえいずる)
・2月28日(土)~3月4日(水)

寒中見舞いは春が訪れる立春までに済ませる御挨拶なので、立春が過ぎたら控えます。2026年の立春は2月4日(水)なので、できれば1月中にはご挨拶を済ませましょう。

2月の時候の御挨拶は「余寒の候」「晩冬の候」などです。言葉としては「余寒なお去り厳しき折ではございますが、皆さまお身体を大切にお過ごしください。」などです。

改葬・墓じまい・永代供養

2026年2月は沖縄の旧暦12月14日~1月12日、旧正月に向けたウグァン(御願)行事で忙しい1ヵ月です。沖縄では旧正月のお祝いが盛んな地域が多く、旧暦12月24日の煤払い「ヤシチヌウグァン(屋敷の御願)」や「ウグァンブトゥチ(御願解き)」を皮切りに、トゥシヌユール(大晦日)へと向かいます。

全国的な年中行事としては、立春にあたる2026年2月4日(水)の節分です。沖縄でも恵方巻や豆まきの風習が定着しました。

また公休日は2月11日(水)建国記念の他、2月23日(月)が天皇誕生日にあたります。3連休を楽しむことができるでしょう!

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